【下半身トレ】スクワットとランジの違いはどこ?
キングオブエクササイズとも言われるスクワットの効果は、
こちらの記事でも何度か書いてきました。
また、スクワットと並んで下半身のトレーニングとして行われる
ランジもとても大事なトレーニングです。
では、下半身のトレーニングとしてどっちが大事なの?
という点をまとめます。
結論はどちらも大事です!
スクワットとランジの大きな違い
基本的なランジは一歩踏み出して戻る、という動きになりますが
今回はわかりやすいようにその場で脚を前後に広げて上下する
その場ランジで比較してみます。
スクワットは脚を横に広げて上下動する動き、その場ランジは脚を前後に広げて上下動する動きです。
どちらも下半身(お尻、太ももの裏側、太ももの前側)のトレーニングとして行われるトレーニングです。
違いは、脚を横に広げるか前後に広げるか、です。
スクワットは安定する
やってみるとわかる通り、スクワットの方が圧倒的にバランスが取りやすいです。
足を横に広げているので基底面が大きくなるので、
物理的に体が安定しやすくなります。
物理における安定の三条件として、
●重心が低い
●基底面が広い
●重い
が挙げられる。
また、両足が同じ動きをしているので筋肉の制御としても安定しやすいのが
もう一つの理由です。
ランジはバランス力を高める
ランジは前の足と後ろの足で使う筋肉が違うので、
体のバランスをとるトレーニングとして最適です。
基本的には前に出している足の太ももの裏側とお尻、後ろにある足の太ももの前の筋肉を使うようになっている。
筋肉の前後のバランスと、体を安定させるためのバランス能力の向上に役立つ。
左右の足で違う筋肉を使うのは筋トレとしては難しいかもしれませんが、
歩く、走るといった日常生活では当たり前の動きなので、
生活の質の向上という意味ではランジ動作は効果的とも言えます。
なんのための筋トレか
ここで忘れてはいけないのがなんのために筋トレを行うのか?
というところです。
ただ筋トレをしていればいい
という感じになりがちですが、せっかく筋トレをやるなら
少し意識を変えるだけでも効果は異なってきます。
とにかく筋肉を使いたければスクワット
スクワットは全身を使う筋トレとして一番有効です。
とにかくキングオブエクササイズと言われるほどですから。
●運動不足でトレーニングをすることに不安がある
●とにかく下半身を鍛えたい
●お尻を大きくしたい
といった時にはスクワットをまずやってみましょう!
安定しているので重いバーベルを使うことができますし、
筋肉の意識もしやすいです。
フォームに気をつければ、
どこでも誰でもトレーニング可能。
ご高齢の方でも、筋力に自信がない女性でも、運動不足な方でも、
スクワットは安全に体を鍛える第一歩としてオススメです。
さらに、
もっと下半身を大きくしたい、大きな負荷をかけたいといったトレーニング上級者でも
スクワットはデザインしやすい種目です。
歩きや走りといった日常生活に役立てたければランジ
もちろん筋肉をつけることは大切で、それが日常生活に役立つことは間違いありません。
さらに、
歩くとか走るといった動きを安定させたい時にはランジがいいと思います。
バランスが取りづらい=バランスを鍛えることができる
ので、
歩いている時にフラフラする、とか走ると膝に不安があるという時に
ランジをするように勧めています。
もちろん最初はバランスを崩しやすいので、
壁際で行うと安全です。
無理なトレーニングでケガをしてしまうことほど、
勿体無いことはないんです。
まずは安全にトレーニングできる環境で行なって
そこから徐々にレベルをあげるようにしていきましょう。
結論はどちらもできるところから
下半身のトレーニングにはスクワットもランジもどちらも大切です。
●筋力的に不安があるときはスクワットから
●少し筋力がついてきたと感じたらランジも追加
といった感じが一番スムーズにいくと思います。
投稿者プロフィール
- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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いかに呼吸を整えることが大切か、体幹の動きを適切なものにするためにはどんなことが必要か、それらを一冊にまとめたものが本書籍になります。
ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。
その前提としての呼吸の最適化であったり、体幹の動きの最適化をしていくことで、トレーニングの効果もさらに高まってきます。
「腰を痛めることなく動き続けたい」
「呼吸が浅いのをなんとかしたい」
「もっといいパフォーマンスをしたい」
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