足の裏の痛みで悩んでいる方は、あなたが思っている以上に多いかもしれません。
生まれつき扁平足や外反母趾の人もいれば、合わない靴やヒールの履きすぎで足の形が崩れてしまった人、膝や股関節の痛みをかばっているうちに足の着き方がおかしくなってしまった人など。。
地面と直接触れ合う場所であり、重力や体重の影響をもろに受けてしまうのです。
ここでは足の裏によく出る症状を紹介していきたいと思います。
足の裏の痛みの原因
足の裏に痛みが出たとき、その痛みが出た場所によって原因が異なります。ここでは主に2カ所に分けて説明していきます。
足の付け根の痛み(モートン病・中足骨骨頭痛)

引用:VISIBLE BODY
男性でこの症状が出る方は以下のような特徴があるかもしれません。
■足の甲が高い
■足首が硬い
これらは足の指を反らせる力が働いてしまうため、この特徴がある方は指先の運動や足首の運動をしていくと改善が見込まれます。
また、球技(特にサッカー)をしていると、
■靴のサイズが小さい
■硬いスパイクを履いている
場合が見受けられますが、これらも足を締め付けてしまう要素を持っています。
女性の場合、一番の問題はハイヒールです。強制的に足の指が反らされてしまうため、足の付け根部分にかかる負担は否定できません。最近は小さいお子さんもハイヒールを履いているため心配になってしまいます。
また、骨盤の大きさが男性に比べると大きく内股になりやすいのも忘れてはいけません。
内股で歩くとうまく地面を蹴ることができず、すり足のような歩き方になってしまいます。地面を蹴ることができないと、足の指や足の裏をうまく使うことができずに足の裏に痛みが出ることがあります。
そういった時はこちらのトレーニングをしてみるといいと思います。指先を使うことができるようになり、痛みの改善につながります。
足底筋膜炎
足の土踏まずの部分やかかとに近い部分に痛みが出ている時は、足底筋膜炎の疑いがあります。スポーツ選手や長時間の立ち仕事を行う方に多く見られます。
主な原因は扁平足などの内側縦アーチが崩れたことによるもの。過度なスポーツ活動で足を酷使してしまうと、足裏にかなりの負荷がかかってしまいます。この疲労が抜けないままに、練習を繰り返すことで回復できずに痛みを生じます。
また、意外と見落としがちなのが、指先を反る癖がある人。スリッパやサンダルを日常的に履いていると、脱げないようにずっと足の指先を反らせていなければいけません。
指先を反らせることで足底腱膜に異常なテンションがかかり、最終的に足底筋膜炎へと繋がってしまうのです。
靴選び、過度な運動、急激な体重増加はリスクとなりますので注意してください。
アライメントの調整で足の裏にかかる負荷を分散
どの症状においても足の構造(アライメント)の崩れが原因であることが多く、足周辺の筋バランスを整えて正しい荷重方法を身につけることが大切。
甲高の人の場合は足の指先が反りやすい傾向にあるため、指先を丸める練習から始めるといいです。
偏平足や足首が硬い方は足裏のエクササイズから始めていくと荷重が変わるのがわかると思います。
最初はちょっとやっただけで足がつりそうになりますが、足裏のマッサージと運動を交互に行うことで足の機能が正常化してきます。
めんてなでは、どうしても意識をしづらい足の裏の機能を高めるために筋膜リリース(皮膚のストレッチ)や関節モビライぜーション(関節の動きをよくする)で、足部を意識しやすくしていきます。
そのあとに正しい荷重方法を身につけるエクササイズをいくつか行って、立ち方や歩き方などをチェックして局所にかかるストレスを減らします。
なかなかよくならない足の裏の痛みでお悩みの方へ
「足の裏が痛くて地面に足がつけない」
「足を地面につけなかったら、腰や股関節が痛くなってきた」
足の裏が痛いと日常生活を送るにもストレスがたまって、外に出歩きたくなくなりますよね。さらに足の裏の痛みをかばうことで膝や股関節に違和感が出始めるとさらに気分も滅入ってしまいます。
もし少しでも不安を感じるようでしたら、お気軽にお問い合わせください。
正しいアライメント(骨格)を取り戻していつもの生活に戻れるようにお手伝いができれば嬉しいです。
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