疲労が原因の筋・筋膜性腰痛

病院に行ってレントゲンやMRIなどの検査でも特に異常が見当たらず、
「ただの腰痛なので湿布を出しておきますね」
と言われるのが、こちらのタイプの腰痛です。

実際に腰痛を訴える方の70%以上が筋・筋膜性の腰痛と言われています。

腰が発している危険シグナルですので、
壊れる前に適切な対処をしておく必要があります。

どこに原因があるかと言うと、

■姿勢
■動き方(歩き方、走り方など)
■柔軟性や筋力

など体の機能面に原因があることがほとんどです。

では、安静にしていれば治るかと言えば、答えは「ノー」です。

現状で固まってしまい休めていないのですから、
安静にしていてもなかなか改善は見込めません。

むしろ少しずつ体へのストレスが増えていくのですから、
腰部にかかる負担を解消する必要があります。

全ての腰痛の始まりとも言えるので、
体に危険なシグナルが出た段階でしっかり対処することがいいです。

どんなときに痛いか?

筋・筋膜性(疲労性)腰痛と言われた場合には、
どんなときに痛みが強くなるかを思い出してください。

大きく分けて、

①同じ姿勢を保っていると痛みが強くなる安静型
②体を曲げる場合など特定の動作で痛みが強くなる運動型

に分けることができます。

立っている、座っている、寝ている姿勢が続くと痛みが強くなるのは、
安静型の腰痛と言えます。

これは腰部の筋肉が長時間緊張し続け、
筋内の血行が悪くなることで起こります。

なぜ緊張してしまうかというと、
反り腰、骨盤のねじれ、日常のクセなどが考えられます。

足の組み方やカバンの持ち方が大きく影響してきますね。

次に運動型ですが、体を伸ばした(反らせた)ときに腰が痛む伸展型と、
体を曲げるときに腰が痛む屈曲型に分けられます。

どちらも股関節周りの柔軟性が低下したり、
腹筋群が弱くなることで起こりやすいです。

適切なストレッチとエクササイズで、
正しいパターンを体に染み込ませる必要があります。

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