前十字靭帯の断裂はスポーツ選手にとって選手生命を脅かしかねない大怪我です。手術の技術も進歩し、以前よりも競技復帰までの道のりは確かになってきましたが、それでも大怪我であることに変わりはありません。

手術前や手術後のリハビリの取り組み方によって、回復に差が出てしまいます。正しい知識を頭に入れて、根気よく取り組んでいきましょう。

靭帯の役割

不安定な構造をしている膝関節において、関節を安定させている4本の靭帯の役割はとても大きく一つでも欠かすことができません。

関節の中にある前十字靭帯後十字靭帯は膝のねじれを抑制し、膝の側方にある内側側副靭帯外側側副靭帯は横のぶれを抑えます。

膝の構造

その中でも前十字靭帯は特に重要!膝のねじれを抑制するだけでなく、すねの骨が前に投げ出されるのを防ぐ役割もしています。前十字靭帯をケガすると膝が抜けそうな感覚になるのはそのためです。

前十字靭帯損傷の原因

前十字靭帯をケガする原因は人とぶつかる接触型、自分でひねってしまう非接触型に分けることができます。

■接触型
ラグビーやアメフトなどコンタクトスポーツで起こりやすく、膝にタックルを受けるなど直接的な力によりケガをした場合です。これは不可抗力としかいいようがありません。

■非接触型
ストップやターンなど急激な速度変化のときに起こりやすく、サッカーやバスケットボールの急激な切り返しやバレーボールの着地時、スキーのターン失敗時に起こりやすい。

非接触型損傷の場合は膝が内側に入りやすい人ほどケガのリスクは高く、女性は男性の3~4倍ほどの発生率と言われています。


靭帯の損傷といってもいくつかのレベルに分けることができ、一般的に靭帯の損傷といったら靭帯の部分断裂(Ⅱ度)のことをさし、断裂といったら完全断裂(Ⅲ度)のことをさします。

前十字靭帯は筋肉や骨とは違い血液の流れがとても少ないため、一度損傷や断裂をしてしまうと自然治癒することはありません。

周りの筋肉でかためるか手術で再建する方法をとるのが一般的です。

靭帯損傷・再建手術後のトレーニングについて

Ⅱ度損傷(部分断裂)の場合にはギプス固定+リハビリで復帰までに6週間~3ヶ月ほど。Ⅲ度損傷(完全断裂)の場合、手術をするか安静(固定)+リハビリにするかは主治医の判断や本人の年齢や運動状況によって変わってきます。

【腫れ】【可動域】【筋力】を戻すこと。

これが復帰の条件ではありますが、病院でのリハビリは時間がかぎられているため思うように進まないこともあります。

術前や術後のギプス固定により関節が拘縮してしまう
膝下のねじれが出てしまい関節のはまりが悪くなる
ハムストリングスの一部を靭帯として代用する

といったことが原因で、

①腫れがなかなか引かない
②膝が伸びきらない・曲がりきらない
③足首が硬くなる
④ハムストリングスの肉離れが起きる

という症状が続くと、いいパフォーマンスが発揮できません。病院でのリハビリ期間が終わっても思うような動きまで回復していないときは一度ご相談ください。

喜びの声をいただいています

社会人のラグビーチームで試合中に膝の前十字靭帯を断裂して手術を受けました。病院でのリハビリを受けていましたが、膝が伸びきらず、筋力も戻っていなかったのでリハビリのためにめんてなに来院しました。ストレッチとトレーニングで怪我をする前とほぼ同じくらいまで戻り、さらに身体のくせを直すようなトレーニングのやり方を教えて頂き、とても感謝しています。(N.Kさま)


めんてなが選ばれる5つの理由

めんてなでは”体のゆがみを整えてケガをしない体作り”をテーマに、お客さまの声に耳を傾けて、お一人お一人に寄り添って、しっかりとお伝えすることをモットーにしています。


理由

 最短で改善するための「原因を検査で特定」できるから

少し話しを聞いてすぐに治療に入るのが一般的な治療院ですが、痛みの原因がどこにあるか見極めなければ逆に遠回りになってしまいます。

初回にカウンセリング+30項目にもおよぶ体の検査を行うことで、客観的にあなたのお悩みの原因を特定して、今後の「計画・施術・指導」の方針を立てることができます。


理由

 症状の改善に向けた「最適なサポート計画」が提案できるから

どれくらいの期間で体が変わっていくのかな?どんなことをしていくのかな?と不安になることも多いですよね。

めんてなでは、あなたの体の状態やこれまでのデータを元に、あなたに合った最適なサポートプランをご提案させていただきます。不安を取り除いて、一緒に体の問題解決に取り組んでいきましょう。


理由

 体のゆがみを整える「施術と専用のマシン」を組み合わせられるから

ゆがみの原因となっている部分の固さをゆるめることで膝を伸ばしやすくするだけでなく、そこから筋力の回復や正しい動き方を覚えていくことが大切です。

自分では意識しづらくても専用のマシンに誘導してもらうことで、自然に正しい動き方を体で覚えることができます。


理由

 充実したアフターフォローで「根本改善」ができるから

体に染みついたクセを書き換えるのはとても時間がかかります。その時間を短縮してくれるのが、ご自宅でのストレッチや生活習慣の改善。

その都度、あなたにあった最適なストレッチなどをお伝えしますので、ぜひお試しください。


理由

 「病院や医師と連携し」推薦されているから

病院や医師の方とも連携をしているので、対処できない病気や症状の場合は適切な医療機関をご紹介しますので、ご安心ください。

またクリニックや提携してくださっている医師、海外の先生方から、最先端の医学知識や有益な情報を定期的に提供していただくようにして、つねに最高の施術を提供できるように心がけています。


実際の流れ

①カウンセリング
体の状態やこれまでの状況などをお教えいただくことで原因のヒントを探ります

②体の検査
体のゆがみや可動域をチェックして、本当の原因を見極めます

③施術
表面的な固さから深部の固さまで、丁寧な施術で関節にかかる緊張を取り除きます

④ゆがみ調整トレーニング
専用のマシンを使ったトレーニングで、ゆがみの取れた正しい運動を体で覚えていきます

⑤生活の中でのアドバイス
体がいい状態をキープできるように、気をつける点やストレッチなどをお伝えしています

⑥サポート計画の確認
今後の流れや方針を共有して、同じ方向を向いて取り組んでいきましょう

アクセス

■店名
スポーツ整体院めんてな

■住所
〒183-0027 東京都府中市本町2-24-27
JR南武線・武蔵野線「府中本町駅」徒歩5分
京王線「分倍河原駅」徒歩10分

■電話番号
042-306-6147
<予約制> 初めての方は1日2名まで

■受付時間
平日 9時30分〜20時(土曜日 8:00〜19:30)
※木曜日・日曜日・祝日は定休

追伸

【前十字靭帯のケガ】でお悩みのあなたへ

ここまで読み進めてくださったあなたは、本気で前十字靭帯のケガを治したいと思っているはずです。

私がトレーナーとして15年以上、皆さまのお悩みと真剣に向き合ってきましたがあなたと同じように前十字靭帯のケガや手術後の不調でなかなか症状が変わらなかった方も、症状や動き方が改善して元気になられた方もいらっしゃいます。

実は私自身も、そのうちの一人。前十字靭帯を断裂した時は本当に絶望しました。

「手術をして、この先走れるようになるのだろうか」
「膝の後遺症に悩まされるのだろうか」

そんな不安もありましたが、手術前に先生がとても丁寧に説明してくださったり、手術後にはトレーナーさんが懸命のリハビリだけでなくココロの面でもサポートしてくれたおかげで今ではフルマラソンを完走できて、全力でダッシュできるまでになりました。

一人では不安で押しつぶされそうになるかもしれません。そんなあなたにそっと手を差し伸べる存在になりたいと願っています。

私がこれまでに学んできた知識、習ってきた技術、実際にケガから復帰した経験などが、困っているあなたのお役に立てるなら本当に嬉しいですし、全力であなたのことをサポートすることを約束します。

痛みや症状と向き合うのはもちろんのこと、あなたのカラダの声に耳を傾けて、ココロに寄り添っていきます。

【あなたの理想の未来を守る整体院】をモットーに、あなたがいつまでも健康でやりたい事が出来る人生を送れるように、全力でサポートする事がトレーナーとしての私の使命だと思っています。

あなたも膝のお悩みから解放されて、理想の未来を手に入れてみませんか!?

実際にお話をお伺いして施術を受けていただければ、きっと気持ちやカラダが軽くなり楽になったと実感され、笑顔でお帰りいただけるはずです。

少しでも話してみようかな?と思われたり興味をお持ちになられたら、1人で悩まずにお話を聞かせください。

スタッフ一同、あなたからのご連絡を心よりお待ちしております。

スポーツ整体院めんてな 代表・倉持江弥

お気軽にお問い合わせください050-5897-9371受付時間 9:00-20:00 [ 木・日・祝日除く ]

メールでお問い合わせ 24時間受付中

初の著書|太鼓打ちのための身体の整え方 〜呼吸・体幹編〜

初めての著書

打ち込む力を引き出す!太鼓打ちのための身体の整え方
〜呼吸・体幹編〜

を電子書籍にて上梓しました。

”太鼓打ちのための”という表現になっていますが、野球やテニスといったオーバーヘッド種目、音楽をされている方など身体を使うすべての方に参考になる内容になっています。

これまで様々なチームで指導をしてきましたが、いいパフォーマンスを発揮するためには呼吸や体幹の動きを整えていくことが最優先なのではないか、という結論にたどり着きました。

いかに呼吸を整えることが大切か、体幹の動きを適切なものにするためにはどんなことが必要か、それらを一冊にまとめたものが本書籍になります。

ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。

その前提としての呼吸の最適化であったり、体幹の動きの最適化をしていくことで、トレーニングの効果もさらに高まってきます。

「腰を痛めることなく動き続けたい」
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という方におすすめの一冊です。