太鼓の学校|身体操作からの大太鼓篇 第2回セッション
こんにちは、めんてなの倉持です。
佐渡を拠点にして伝統的な音楽芸能を世界に伝える太鼓芸能集団「鼓童」さんとのコラボワークショップ。
4月〜6月の全8回のセッションで、いい音を出すための技術や体の使い方を学ぶワークショップです。
今回は世界12ヵ国から受講生の方が参加されており、5回のリモートコースと3回の対面レッスンというハイブリッド形式での実施となっています。
私は体の面から、
◎太鼓を打つための体の使い方
◎その動きをするために必要なストレッチやエクササイズ
◎体に不調が出た時のケアの仕方
などを実践形式でお伝えしています。
レッスン1〜2ではまず曲のイメージの共有から。
太世界から人が集まっていると生活習慣や環境などの違いもあり、意外と共通認識を持ちにくいのも事実です。その中でイメージを共有することで、太鼓を打つときの音色であったり響きも変わってきます。
今回のテーマは『水』。
海、川、雨、涙。水が滴るイメージ、さざなみのイメージ、遠くから押し寄せるイメージなどなど。
さまざまな水の存在をイメージすることで、その時に響かせてほしい音色や音の深さも合ってくるように感じます。さすがプロの叩き手ですね。脱帽です。
その頭に思い描いた場面をイメージ通りに叩けるような体の柔らかさを出すために、私からは股関節まわりや肩まわりの動きにアプローチ。
ただ、背骨や肩甲骨を動かすだけではなく、全体をつなげるためにはどうすればいいのか。
動きを通して体に落とし込んでいきます。体のワークを行う前と行った後では、バチ捌きも変わってきますし動き方が軽くなるのがわかるので参加されているみなさんに喜んでいただきました。
次回はいよいよ対面でのセッション。
わざわざこのセッションのために海外から日本に来てくださる方もいらっしゃるので本当に感謝です。
投稿者プロフィール
- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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初の著書|太鼓打ちのための身体の整え方 〜呼吸・体幹編〜
打ち込む力を引き出す!太鼓打ちのための身体の整え方
〜呼吸・体幹編〜
を電子書籍にて上梓しました。
”太鼓打ちのための”という表現になっていますが、野球やテニスといったオーバーヘッド種目、音楽をされている方など身体を使うすべての方に参考になる内容になっています。
これまで様々なチームで指導をしてきましたが、いいパフォーマンスを発揮するためには呼吸や体幹の動きを整えていくことが最優先なのではないか、という結論にたどり着きました。
いかに呼吸を整えることが大切か、体幹の動きを適切なものにするためにはどんなことが必要か、それらを一冊にまとめたものが本書籍になります。
ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。
その前提としての呼吸の最適化であったり、体幹の動きの最適化をしていくことで、トレーニングの効果もさらに高まってきます。
「腰を痛めることなく動き続けたい」
「呼吸が浅いのをなんとかしたい」
「もっといいパフォーマンスをしたい」
という方におすすめの一冊です。