前十字靭帯を断裂してしまいました
2015年に右足のアキレス腱を断裂してから、3年が経過。
順調にきていたと思ったら、今度は右膝の前十字靭帯を断裂してしまいました。。。
前十字靭帯断裂
実は、実際に怪我をしたのは今年の4月25日。
走っていてカーブを曲がろうとした瞬間に、「ガコッ」と膝がはずれた感じで崩れ落ちてしまいました。本当に突然です。。
これまでほぼ全身くまなく怪我をしてきましたし、これまでも何人もの選手を見てきましたから、
崩れ落ちた瞬間に、「あ〜、やっちゃったな」という感じでした。
痛みと腫れを落ち着かせてから病院を受診したところ、予想通り前十字靭帯断裂というよく見る診断を受けました。
実は遡ること10数年前、社会人のアメフトチームでバリバリ頑張っていた時に、膝にタックルを受けて前十字靭帯がほぼ断裂(2.5度損傷)しかかっていたのです。
ドクターには「いつか完全に切れるよ」と言われていたので、ついにきたかという感じだったのです。
本当は早く手術を受けるべきだったのですが、仕事や家族の状況もあったので、家族がお盆で帰るこの時期の手術になりました。
できない動き
やると膝がはずれそうになる動きとしては、
●ひねる
●段差でつまずく
●すべる
といった動きです。
前十字靭帯の働きとして、
●ひざ下が前方に出ないように抑える
●ひざ下がねじれないように抑える
という二つの役割があるのですが、特にひざ下がねじれる動きに非常に弱いです。
逆にいえば、自転車に乗る、まっすぐ歩く、といった動きはこれまで通りできます。
なので、意外と怪我をしていることに気づかれず話すとびっくりされました。
電車の不意な揺れはかなり危険で崩れ落ちそうになるので、
電車では座るかしっかりと吊り革を握りしめます。
どうしても子供がサッカーをやりたいという時は、きつくサポーターを巻いてまっすぐトゥキックしてごまかすしかできません。
3歳の娘が突っ込んでくるのだけはどうしても耐えられないので手で捌きます。
といった具合に、不自由はあったもののそこそこ普通に生活はできていました。
受傷後のトレーニング
靭帯を断裂してからここまでの3ヶ月半ほどは、手術後に筋力が落ちないようにしっかりとトレーニングをしてきました。
受傷後、皮膚まわりのリリースをしたおかげで痛みや腫れは約3日ほどで落ち着き、日常生活を送ることはほぼ問題がなかったのです。
やったこととしては、
●スクワット
●レッグエクステンションとカール
●ヒップリフト
●自転車乗り
●皮膚のリリース
などです。
何をしてきたかというよりは、何ができるかを探りながら、やれることをやったという方が正解かもしれません。
やりすぎると翌日に痛みが出てしまったり、膝が抜けそうになるので自分の体と向き合いながらコントロールしてきました。
この辺はトレーナーをしてきてよかったなと思う点ですね。
とにかくハムストリングスの筋力を落とさないようにすることと、膝の曲げ伸ばしがしっかりできるようにしておくこと。
これだけは徹底していました。
手術について
ということで8月15日に入院をして、16日に手術を受けてきます。場所はいつもお世話になっている鴨川にある亀田総合病院。
信頼しているドクターにお願いできるので安心して手術を受けることができます。
今のところ、半月板や軟骨は大丈夫そうとのことでしたが、実際に開けてみないとどうなっているかわからない面もあるようです。
半月板は無事でいてほしいな、、、
と切に願います。
入院期間は一週間とのことでしたが、早めに帰れそうだったら5日ほどでも大丈夫かな。
とのことだったので、一応予定として20日までを予定しています。
ということで、8月15日(水)〜20日(月)まで倉持はお休みをいただきます。
ご迷惑をおかけ致しますが、その分たくさんの経験をして皆さまに還元できればと思います。
尾野と山田はおりますので、通常通り営業しております!
今後ともよろしくお願い申し上げます。
投稿者プロフィール
- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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初の著書|太鼓打ちのための身体の整え方 〜呼吸・体幹編〜
打ち込む力を引き出す!太鼓打ちのための身体の整え方
〜呼吸・体幹編〜
を電子書籍にて上梓しました。
”太鼓打ちのための”という表現になっていますが、野球やテニスといったオーバーヘッド種目、音楽をされている方など身体を使うすべての方に参考になる内容になっています。
これまで様々なチームで指導をしてきましたが、いいパフォーマンスを発揮するためには呼吸や体幹の動きを整えていくことが最優先なのではないか、という結論にたどり着きました。
いかに呼吸を整えることが大切か、体幹の動きを適切なものにするためにはどんなことが必要か、それらを一冊にまとめたものが本書籍になります。
ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。
その前提としての呼吸の最適化であったり、体幹の動きの最適化をしていくことで、トレーニングの効果もさらに高まってきます。
「腰を痛めることなく動き続けたい」
「呼吸が浅いのをなんとかしたい」
「もっといいパフォーマンスをしたい」
という方におすすめの一冊です。