スキンストレッチ公式サイトでインタビュー記事が掲載されました ー前十字靭帯再建術の前後における活用についてー
皮膚から体を変えるスキンストレッチ。公式ページにて、インタビュー記事が掲載されました!
私が前十字靭帯を断裂して、再建手術を受けることが決まった時からの出会いです。
手術前後にスキンストレッチが有効な理由
前十字靭帯を切って手術を受けてきた過程の中で、スキンストレッチの効果を感じる場面がいくつかありました。
通常のマッサージやストレッチでは感じにくかった効果だったからこそ、今でも愛用しているのだと思います。
腫れを抑える
一番の効果は患部の”腫れ”を抑えることができたこと。
ところが、後輩に皮膚のコントロールをしてもらったところ1.2倍くらいまで落ち着き、自然に自転車に乗れるくらいまで回復することができました。
靭帯が切れているはずなのに、意外と普通に生活できるようになったことからスキンストレッチの魅力にハマっていた理由ではないでしょうか。
可動域の回復
手術を受けると、曲げ伸ばしがほとんどできなくなります。これをリハビリで理学療法士さんと一緒になって、ストレッチを行っていくわけです。
これがとても痛いのですが、ベッドにスキンストレッチを置いてヒマがあればスリスリしていました。すると、意外と痛みがなく手術を受けて2日後には完全に膝を伸ばすことができるようになりました。
松葉杖も2日目で返却して、3日目は何もなしで歩いて帰宅。
東京駅の乗り換えが果てしなく遠く感じたのは、今となってはいい思い出ですね。
力が入れやすくなる
皮膚にも動きがあって、膝を伸ばす時にどっちに動かすと膝が伸ばしやすくなる、という方向があります。
ピタピタのコンプレッションウエアを着るととても動きづらいですよね。さらにウエアがよじれてしまうと、変な方向に引っ張られる感じがありませんか?まさにあんな感じが皮膚でも起こっているのです。
手術を受けると、その方向にうまく動いてくれなくなるので、スキンストレッチで皮膚を誘導してあげます。すると軽い力で膝の曲げ伸ばしができるようになるんですね。
ちなみに表側だけでなく、ももの裏側を緩めるようにスリスリすると、さらに動きやすくなるんです。表と裏の関係、面白いですね。
スキンストレッチを愛用するアスリート
スキンストレッチは施術のためのツールでもありますが、セルフケアのツールとしても活用されています。
少しずつではありますが、アスリートの間でも広まってきました。
陸上十種競技の右代啓佑選手
十種競技の日本記録保持者 右代啓佑選手もスキンストレッチの先生石井隆行トレーナーの施術に驚かれました。
「おー全然違う…!」
セルフでも出来ますが、さらにテクニックを学ぶと感動します。「単なる筋膜リリースや海外の方法論とは全く違う」https://t.co/0LnFGyb6mc pic.twitter.com/BUoRO8fymV— kakuro yokoyama (@o2QdG76W4WZUcjx) June 20, 2017
日本人史上最強の選手といっても過言ではないほどのスーパーアスリート。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは旗手に選出されました。
「試合中や練習の合間に出来るのがいい。」
「アップしてないのに、流しなど走り出せそうな感じですね」
「柔軟性のためだけでなく、いろいろ使えそうです。」
というコメントをいただいています。東京オリンピックでも活躍が期待されますね!
ラグビーの田村優選手
ラグビーワールドカップでも大活躍されたキャノン所属の田村優選手もスキンストレッチを愛用している選手の一人。
「主にセルフケアに使用してます。プレーの中でキックを多用するため、関節や筋肉の動きの細部に気をつけているので、スキンストレッチを使ってメンテナンスしています。持ち運びやすく扱い易いところも気に入っています。」
持ち運びが便利で、場所を問わずに気軽に使うことができるというのは魅力的ですね。
北京オリンピック4×100mリレー銀メダリストの塚原直貴選手
開発者の横山さんが陸上出身ということもあって、陸上選手にはかなり浸透しているようです。
「現役時代からIASTMに関してとても興味がありました。マッサージよりも細かなセルフケアが可能なうえ、なかなかケアしにくい「筋腱移行部」のケアが出来るので、筋肉の深部はほぐしたいが表面に近い部分には張りを残したい場合など、とても効果的なケアが可能だと思います。個人的に一番勧めたいのは、アキレス腱周りのケアですね!おススメです!」
アキレス腱の周りは私も効果を実感しています。走る競技の選手は、疲労がたまるとアキレス腱周りが固くなってくるので有効です。
スキンストレッチの使い方
スキンストレッチをセルフケアツールとして使うには、硬さを感じるところや動きが悪いところを20回ほどスリスリしてこすってあげましょう。
強い力は必要ありません。
肌をじかにこすると赤くなってしまうので、できれば衣服の上からこするようにします。
セルフケアツールとして使う場合には、こちらのセミナーを受けておくとより安全に使うことができるようになります。
レベル1セミナー東京(恵比寿)11/16(土)本部主催 講師:石井隆行トレーナー
より安全にセルフケアを行うことができれば、パフォーマンスアップ間違いなし!
投稿者プロフィール
- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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初の著書|太鼓打ちのための身体の整え方 〜呼吸・体幹編〜
打ち込む力を引き出す!太鼓打ちのための身体の整え方
〜呼吸・体幹編〜
を電子書籍にて上梓しました。
”太鼓打ちのための”という表現になっていますが、野球やテニスといったオーバーヘッド種目、音楽をされている方など身体を使うすべての方に参考になる内容になっています。
これまで様々なチームで指導をしてきましたが、いいパフォーマンスを発揮するためには呼吸や体幹の動きを整えていくことが最優先なのではないか、という結論にたどり着きました。
いかに呼吸を整えることが大切か、体幹の動きを適切なものにするためにはどんなことが必要か、それらを一冊にまとめたものが本書籍になります。
ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。
その前提としての呼吸の最適化であったり、体幹の動きの最適化をしていくことで、トレーニングの効果もさらに高まってきます。
「腰を痛めることなく動き続けたい」
「呼吸が浅いのをなんとかしたい」
「もっといいパフォーマンスをしたい」
という方におすすめの一冊です。