前十字靭帯の再建術から半年経過、筋力測定の結果【リハビリ中】

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前十字靭帯を断裂したのが昨年の4月25日で、再建手術を受けたのが8月16日。

リハビリも順調に進んでおり、現在では1時間ほどは走れるようになっています。走ったあとは張りが出たり、痛みが出ることもありますが概ね順調な回復具合ではないでしょうか。

そんなこんなで昨日、半年ぶりに鴨川の亀田総合病院にお邪魔して筋力測定をしてきました。

「日常生活に不安がなくなった」
「走れるようになった」

とは言ってもそれらは感覚的な面であり、実際に数値で測ることでどれくらいの回復具合かを客観的に知ることができますからね。

筋力測定の方法

一般的に筋力測定というと、

どれだけ重いものを持ち上げられるか

とか、

この重さで何回持ち上げられるか

といった指標を用いることがほとんどです。


ところが、それ以外にも筋力を測る指標というのはいくつかあるんですね。

今回行った等尺性の筋力測定と等速性の筋力測定は、主にリハビリ期の筋力回復度合いを測る指標として用いられています。

等尺性とは・・・関節の動きがない状態で最大の筋力を動かすこと
等速性とは・・・機器に動く速度を制御されてその中で最大の力を発揮すること

この二つの測定は特別な機器がないと測定できないため、大きな病院でないと測ることができません。

ですが、正しく力を使うことができているかを測定するにはとても効果的です。


私がトレーナーでついていたチームでも、強いチームはシーズンの最初に病院に行ってこの機器を使った測定を行っていました。

数値が悪いと、肉離れなど怪我のリスクが高まるということで、トレーニングの指標を作る元にもなるからです。

実際の測定結果は?

こちらが実際の測定結果になります。数字をみただけではわからないと思いますので、簡単に解説していきますね。

最大筋力

まず見ておくポイントは一番上の段。

0deg/secとあります。これがいわゆる等尺性筋力の測定で、狙った筋肉が持っている最大筋力を測定することができます。

伸展は膝90度から膝を伸ばす方向に力を入れた時の数値、屈曲が膝90度から膝を曲げる方向に力を入れたときの数値、WBIはそれぞれを体重で割った体重比です。


この中で見ておきたいのは、WBI値と左右差。

【WBI値の基準 伸展】
0.6以上で日常生活に支障なし
0.8以上で運動に支障なし
1.0以上で競技復帰に支障なし

【WBI値の基準 屈曲】
0.3〜0.5の範囲で運動に支障なし

ここから私の数値を見ていくと、屈曲は右0.58で、左0.99。伸展は右が0.26で左が0.41。

右の調子はよくなっているという実感はあるものの、まだまだ運動レベルではないんだな、というのが実感させられます。

そして、左右差も0.9以内におさまらないと、再発しやすいと言われているのでその基準に向けてレベルアップをはかっていく必要があります。

筋の立ち上がり

下の三つの数値は決められた速度に対してどれだけの力を発揮できるかというものです。

60deg/sec・・・思いっきり伸ばすと1秒に60度伸びるくらいの負荷がかかる
180deg/sec・・・思いっきり伸ばすと1秒に180度伸びるくらいの負荷がかかる
300deg/sec・・・思いっきり伸ばすと1秒に300度伸びるくらいの負荷がかかる

60deg/secはかなり重さを感じますが、300drg/secは軽いので瞬間的に力を入れて動かすイメージです。


ここでも右の伸展(膝を伸ばす)方向の力発揮が弱いのですが、それよりも気になるのが左の屈曲。

180と300mでどちらも右よりも左の方が弱いという事実。

これはおそらく過去に二回ほど左のハムストリングスの肉離れを経験していることが影響している可能性があります。

意外とこういった過去の怪我が影響して、大きな怪我に繋がってしまうことも多いので注意するようにしましょうね。

通常の筋力測定との違い

一般的に行われている筋力測定では、例えばベンチプレスでMAXが何kg上がったとか、100kgを何回あげることができた、というのが基準となってきます。

ですが、これらの測定にはそれなりのテクニックが求められますし、意外とごまかせてしまうパターンも存在します。

普段、重りを使わない方にとってはそれ自体が怪我のリスクになる可能性もあります。


それに比べて、このマシンを使った測定では自分が持っている力をどれくらい使えるかという測り方ですし、動きが制限されているので怪我の心配はありません。

自分の力がどれくらい出せるか、という所に焦点を絞ってありますし、数値として明確にあらわれるのでわかりやすいですね。

まとめ

病院で行われる筋力検査では、病院でしかわからない数値を測定することができます。

・手術をした脚はどれくらいの力を出せるのか
・左右で比較するとどれくらいの差があるのか
・スピードを意識した力発揮ができるようになっているのか

といったことを知ることができます。

重りを使った測定ですとわからない内面のことまでわかりますので、リハビリ期間中の方はこの数字を大切にしましょう。

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