アイシングは不要?ケガをした時の対応を再考してみる

こんにちは、めんてなの倉持です。

yahoo ニュースなどでも取り上げられていたので、
こちらの記事を目にした方も多いのではないでしょうか。

神戸大、肉離れなどの重い筋損傷後のアイシングは筋再生を遅らせる事を確認


ケガをしたらひとまずアイシング


というのが定説となっていたので、もしかしたらびっくりされた方も多いかもしれません。

が、

10年ほど前からこういった議論はよく行われていました。


例えば、こちらの記事ではアイシングをすることで回復が遅れるということが示唆されています。

Why Ice Delays Recovery

この記事では、
・炎症反応は体に必要なものだからそれを制限すると治癒が遅れる
・アイシングをすることで筋力やスピードが低下してしまう(一時的にではあるものの)
・アイシングは即時的に痛みを抑えるのは効果的
・ケガをしてすぐに10分以内にするのならいいのでは

こんなことが書かれていました。





では、本当にアイシングはしない方がいいのかというと、
私自身は時と場合によると考えています。

なんでもかんでも冷やせばOKというのはやはり問題です。

「冷やす=知覚を鈍らせる」


確かに冷やせば痛みは感じにくくなりますが、
その分血流も遮られるので回復自体は遅くなります。

なので、どうしても痛みを我慢できないという場合にはアイシングを勧めています。

逆に温めることで血流を促して回復を早めることができることもあるので
痛みが出ることも理解していただいた方には温めることを勧めています。

このあたりに関しては痛みへの意識の問題かもしれません。


最近はRICE処置からPOLICE処置へと変化しています。

P:Protection(シーネなどでケガした部位を保護)
OL:Optimal Loading(早期に適切な負荷をかけることで最適な組織修復を促す)

あまりにも守りすぎると組織の回復が遅れてしまうので、
早め早めに負荷をかけて組織の修復を促すことです。

詳しくはこちらをご覧ください↓
怪我後の早期管理について 〜RICEからPOLICEへ〜


もちろんここでいう負荷は『適切な』ものであることが必要で、
かけすぎてしまえばもちろん組織は修復どころか傷んでしまいます。

この塩梅が一人では難しいので、だからこそトレーナーがいるわけで。


こう言った記事がメディアに取り上げられるのはとても嬉しいことですが
これまでと違ったことが出てくると不安になりますよね。

運動前のストレッチは当たり前に行っていたのに、実は効果がなかった?
なんて記事も出てきたり。

結局、どんなことにも「いい」「悪い」があるので一つの情報に惑わされず、

・何のために行って
・どんな効果を得たいのか

という根本を忘れないようにしたいですね。

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