術後のMRI検査【術後6〜8週目】

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早いもので、気づけば膝の手術を受けてから8週間(約2ヶ月)が経過していました。

このところは回復ぶりも緩やかというか、基本的なことはほぼできるようになっているので大きな変化もなく過ごせています。

こうなると、ブログに書くことも少なくなり、更新が遅れるという事態になりますよね。

術後のMRI

手術後

術後6週間をすぎて、再建した靭帯の状態を確認するためにMRIを撮ってきました。切れた前十字靭帯の代わりとなる膝蓋靭帯がはっきりとうつっているのがわかりますね(白い点線で囲まれた部分)。

膝のチェックでは動揺性もなく安定していると言われ、ひとまずは安心です。

これだけ太いのが入っているから大丈夫でしょう、と思われがですが手術をしてからまだ2ヶ月。実はこの時期が一番危ない時期でもあります。

移植した靭帯が実際の体に馴染むまでに3ヶ月ほど必要としているからです。


今回の手術は膝のお皿の下にある膝蓋靭帯の中央部を採取して、膝の中に埋め込む手術でした。

膝蓋靭帯は強度としては強い靭帯になるのですが、移植してから2ヶ月ほどで元の強度の30%ほどまで低下すると言われています。

そこから徐々に強度が増してきて、術後3ヶ月ほどで元の強度まで回復するのです。

また、靭帯の端の部分は骨につけているため、その骨の部分がしっかりとつくのもある程度の時間がかかります。


一般的には、

●手術直後の再断裂はドクターの責任
●術後2〜6ヶ月の再断裂はクライアントの責任

と言われています。


特に2ヶ月頃からは可動域も回復してきて、筋力も戻ってくるのでなんでもできると思いがちですね。今の私がまさにそんな感じ。

そういった時こそ要注意なわけです。

まだまだ怪我人だということを心に刻んで、日々のリハビリに取り組まないといけませんね。

子供と簡単なボールの蹴り合い

とは言うものの、子供は普通に生活している親父をみたら容赦してくれません。手術前に使っていたサポーターを膝に巻いて、

「走らない程度の球蹴りならいいかな」

という気持ちで遊んでいます。


あくまで自己責任ですよ。決して人にはすすめません。

自分の中では、

●走らない
●インステップでは蹴らない
●競り合わない

といったルールを作って、できる範囲で子供達との遊びを再開したところです。これだけでも子供達のストレス解消にはなりますからね。

トレーニングはほぼ何でもできます

これまでは膝を曲げていくと太ももの裏が窮屈になって自分の力だけでは膝を最後まで曲げられなかったのですが、それもなくなり今では手の助けがなくても膝を曲げられるようになっています。

ということで、トレーニングは片足で行う種目以外ほぼすべての種目が可能となりました。


スプリットスクワット(足を前後に開いた姿勢でのスクワット)は膝の角度によっては難しくなるので、その日の調子によって角度を調整しています。

スクワットは重心がどちらかに偏らないように感覚を確かめながら。

あまり鏡をみてしまうと細かいところまで気になってしまうので、鏡をみずにあくまで自分の感覚の中で。


毎日の自転車通勤もトレーニングの一環として行っていますが、登り坂でもかなり力が入るようになりました。当然、階段の昇りも。

日常生活が何不自由なく送れるということに感謝するしかありません。

術後2ヶ月のまとめ

まだまだ走らないように、とのことなのでそこまでは地道に筋トレをして筋力と可動域の回復に努めます。

あとは傷口が早く完全に塞がってくれないかなー、という点だけですね。

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投稿者プロフィール

倉持江弥
東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。

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