遠藤関の前十字靭帯損傷にみる膝のケガの危険性

大相撲春場所では5日目に左膝の前十字靭帯半月板の損傷という大ケガに見舞われ、
期待の遠藤関が休場することになってしまいました。

当初、全治2ヶ月と言われていたが完全断裂の可能性があるとのこと。

靭帯を損傷すると関節内に血液がたまって状況の把握がしづらくなるので、
正確な診断は関節内の血液が抜けてからになるでしょう。

こちらに受傷した際の動画を添付しますが、
ケガした瞬間がしっかりとうつっているので苦手な方は
見ないようにしてください。

相手力士をはたきこもうとした際に、遠藤関の左膝に全体重がかかってしまい
グニャッとねじれているのが見てとれます。

アメフトやラグビーなどのコンタクトスポーツではよくある受傷パターンであり、
内側側副靭帯が無傷だっただけでもよしとするべきか。

こちらのブログでも何度か前十字靭帯について取り上げてきました。

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実は遠藤関、日大3年の秋に右膝の前十字靭帯の断裂をしたことがあり、
そのときは手術せずに6ヶ月間のリハビリで克服。

4年時にアマ横綱と国体の二冠に輝いた経歴を持っています。

もし今回、完全断裂だったとしても前十字靭帯は手術せずに、
半月板の手術だけにとどめて、リハビリで膝周囲を強化して
土俵に戻る覚悟のようです。

半月板だけだったら、最小限の手術で済む予定なので。

本音を言えば前十字靭帯を手術をしてほしいところですが、
そうすると約8ヶ月~1年かかってしまいます。

場所にして6場所。。。

こればっかりはプロの世界に身を置いている以上、
いろんな天秤をかけて自分が納得できる選択をするしかありません。

まだまだ24歳。

厳しいリハビリを乗り越えて、
一回りも二回りも大きくなって帰ってきてほしいです!

フォローよろしくお願いします!

投稿者プロフィール

倉持江弥
東京都府中市のスポーツ整体「ストレッチ&コンディショニングめんてな」代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。

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