【症例報告】腰痛は反り腰の左右差が原因?!
腰痛の原因はいくつかあるのですが、腰が反りすぎて痛みが出てしまう「反り腰」は原因の一つとして考えることができます。
骨盤のねじれの左右差が話題に上がることはよくありますよね。
実はその延長で反り腰にも左右差が起こりやすいんです。今回はその原因について解説していきたいと思います。
腰の痛みのパターン
一言に腰痛と言っても、様々な症状があるため一概に一括りでまとめられないのが難しいところです。
痛いだけではなく、いろいろな表現で訴えることも腰痛の特徴ではないでしょうか。
- 抜けそうな感じ
- グキッといきそうな感じ
- 不安感
- しびれる感じ
- やけるような感じ
- 熱感
その表現は人によっても違いますし、同じような感覚でも違う表現もあるので考えてしまいます。
今回の方は、左の横のあたりがうずく感じで痛いという表現をされていました。
骨盤の傾きと反り腰の関係性
骨盤は、中央にある仙骨と左右にある寛骨の3つの骨で形成されています。
骨盤の歪みが気になると言われる時は、仙骨に対して寛骨の傾きが左右でずれていることが原因として挙げられることが多いです。
今回は左の寛骨が前傾(前に倒れている)しており、その分、左の腰の部分が反っているような状態でした。
顔を下に向けて、ご自分の肋骨部分をご覧になってください。
左右でどちらかの肋骨部分が盛り上がっているようですと、肋骨部分でも歪みが出ている状態と考えられますね。特に左側が前に出てしまうことが多いようです。
※腰痛と肋骨の関係性に関しては、「腰痛の原因は胸にあり!?胸椎伸展エクササイズでしなやかな背骨を」で解説しています。
反り腰の左右差を改善するには
骨盤のゆがみであったり、肋骨のゆがみが原因であると考えられる場合が多いので、その両方からアプローチしていくことが効果的です。
- 全体的なゆがみを整えるために、体の表面にあたる皮膚を柔らかくするスキンストレッチ
- 骨盤のゆがみには、骨盤調整用ベルトのリアラインコア
- 肋骨のゆがみには、正しい呼吸法と肩甲骨周りのエクササイズ
表面的なアプローチから深部へのアプローチをするために、最適な方法を選択しながらセッションを進めていきます。
無理な動きはせずに、あくまで自然にできる動きの中で徐々に変化を持たせていくのが体への負担も少ないですよね。
中腰でおそるおそる歩いていたのが、セッションの終わりにはスタスタと歩けるようになりました。痛みのレベルで言えば、10→3くらいまで減ったようです。
体のゆがみと言っても、色々なところからゆがみは出てくるので、その原因がどこからくるのかをしっかりと評価していくことが大切です。
腰痛の原因は胸にあり!?胸椎伸展エクササイズでしなやかな背骨を
この記事はプロモーションが含まれています先日のHEALTH PRESSでこんな記事が載っていました。 腰痛の原因は<硬くなった胸>! 「胸椎」を動かす簡単エクササイズで柔軟…
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- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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