スポーツ愛好家にオススメの本:基礎から学ぶスポーツセルフコンディショニング
高校や大学野球部の強豪校でアスレティックトレーナーとして活動されている西村典子さんの本がついに出版されました!
その名も「基礎から学ぶスポーツセルフコンディショニング」
表紙を飾っているのは、今年沢村賞を受賞した巨人軍の菅野選手なので、パッと目につくのではないでしょうか。
今さらながらセルフコンディショニングって?
やはりスポーツをしている人にとって、どれだけトレーニングを積んでいても怪我をしてしまう可能性は否定できません。もちろん怪我をしないに越したことはないのですが。
では、どうすれば怪我を最小限に抑えることができるのか。そのためには、
日々の体の状態をチェックしておく
ことが大切です。
私自身、このようにコンディショニングのお店を開いておりますが、マッサージやペアストレッチに頼り過ぎてしまうと、自分の体の変化に鈍感になってしまう可能性もあるんですね。
そのためにも、
●セルフストレッチの際にどこが伸びづらいのか
●走る際にどこが動きづらいのか
●この痛みは一過性のものなのか
など、自分の体に起きている変化を感じるだけでもコンディションは整えやすいと言われています。
それらの方法をひっくるめてセルフコンディショニングと呼んでいます。
と言っても特に難しいことはなく、自分の体といかに向き合うのか、というのが最大のテーマと言えるでしょう。
わかりやすいセルフコンディショニングの方法
こちらの本では三章立てでセルフコンディショニングの方法を紹介しています。
1章:ケガ予防
2章:コンディショニング
3章:生活習慣を見直す
0章として菅野選手が実践しているコンディショニング方法も紹介されているので、イメージしやすいかと思います。
内容としては、かゆい所に手が届くというか、お客様からいただくことが多い質問についてしっかりとした回答がのっています。例えば、
●この怪我は冷やした方がいいの?温めた方がいいの?
●どのタイミングで病院を受診した方がいいの?
●ウォーミングアップは何をすればいい?
などなど。こんな疑問を持たれていたかたも多いのではないでしょうか。
詳しく書くことはできませんので、あとは本をご購入いただけるとわかりやすく解説してくださっています。
成長期に関すること、姿勢とパフォーマンスの関係性、食事に関する内容ものっていますので、年代問わずスポーツを楽しんでいる方にはぜひとも読んでいただきたい内容となっています。
コンディショニングの重要性について
実は西村さん、高校野球ドットコムというサイトでセルフコンディショニングのススメというコラムを書き続けているんですね。
今回の書籍はこのコラムの総集編という感じです。こちらのコラムを確認して、もっと知りたいなと思ったら本を購入するのもアリではないでしょうか。
ここでも書かれている通り、セルフコンディショニングは本当に重要なんですが、なかなか浸透しづらいことでもあります。その理由としては、
●自分の体との向き合い方がわからない
●痛みがなくなるとそれが当たり前だと思ってしまう
●自分は大丈夫という思い込み
●面倒くさい
●人任せの方が楽
などですね。
やっぱり痛みというか、不調がないとそれが当たり前になってしまって、忘れてしまうんですよね。自分の体のことを。
だからこそ、月に一回でもトレーナーの目で見てもらって体をチェックすることが重要なのかな、と思います。
どうしても一人ではできないこと、わからないこともありますから。そこは体の専門家であるトレーナーを頼っていただいて、全く問題ありませんよ!
投稿者プロフィール
- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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初の著書|太鼓打ちのための身体の整え方 〜呼吸・体幹編〜
打ち込む力を引き出す!太鼓打ちのための身体の整え方
〜呼吸・体幹編〜
を電子書籍にて上梓しました。
”太鼓打ちのための”という表現になっていますが、野球やテニスといったオーバーヘッド種目、音楽をされている方など身体を使うすべての方に参考になる内容になっています。
これまで様々なチームで指導をしてきましたが、いいパフォーマンスを発揮するためには呼吸や体幹の動きを整えていくことが最優先なのではないか、という結論にたどり着きました。
いかに呼吸を整えることが大切か、体幹の動きを適切なものにするためにはどんなことが必要か、それらを一冊にまとめたものが本書籍になります。
ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。
その前提としての呼吸の最適化であったり、体幹の動きの最適化をしていくことで、トレーニングの効果もさらに高まってきます。
「腰を痛めることなく動き続けたい」
「呼吸が浅いのをなんとかしたい」
「もっといいパフォーマンスをしたい」
という方におすすめの一冊です。