腰痛の原因は胸にあり!?胸椎伸展エクササイズでしなやかな背骨を
先日のHEALTH PRESSでこんな記事が載っていました。
腰痛の原因は<硬くなった胸>! 「胸椎」を動かす簡単エクササイズで柔軟性をアップ
背骨はS字のカーブを描いているというのは知られていると思いますが、実際に何個の骨が連なって形成されているかなどは知られていませんよね。
構造的な問題が非常にわかりやい記事だったのでご紹介します。
背骨の形状を理解する
記事の中にもありますが、背骨は頚椎・胸椎・腰椎という3つのエリアに分けることができ、頚椎は7個・胸椎は12個・腰椎は5個の骨で形成されています。
それぞれの骨がまっすぐに配列されているのではなく、少しずつ弯曲しながら連なっているのが構造的に優れているところです。
- 頚椎は少し前弯
- 胸椎は少し後弯
- 腰椎は少し前弯
このような弯曲があることで、重力に対して安定感のある背骨を作ることができるのです。
橋を思い浮かべていただくと、わかりやすいかもしれません。横から見るとまっすぐではなく、アーチの形状をしていますよね。このアーチの構造のおかげで、力学的に安定した作りにすることができるのです。
例えば、ストレートネックのように首のアーチがなくなってしまったら頭痛や肩こりを誘発してしまいますし、フラットバックのように腰の骨の並びがまっすぐになってしまうと腰痛になりやすい傾向にあります。
逆に猫背であったり、反り腰と言った過度な弯曲であっても痛みを引き起こしてしまうことも考えられます。
それぞれの骨が連動して反る、丸める、ひねるといった動きができるようになります。どこかで背骨の配列がおかしくなってしまうと、その前後の動きにも支障をきたしてしまうのです。
猫背で背中が丸くなる=胸椎の後弯が強くなると、頚椎や腰椎の前弯が強くなる傾向があります。胸椎のひねり動作が硬くなってしまうと、代償して腰を動かしすぎてしまい腰痛を引き起こしやすくなってしまいます。
痛みの原因は別の部分にあることがほとんど
めんてなでもお客様に伝えていることですが、体のある部分に痛みが出た場合、その痛みの原因は別の部位にあることがほとんどと言えます。さらにその原因を作っている原因がどこにあるかを見極めるのが大切なポイントです。
記事の中では腰痛を例に出していますが、腰痛の場合には胸椎や股関節、膝の痛みですと股関節や足首の硬さが影響を及ぼします。
なので腰が痛いのであれば、腰だけでなく、股関節や胸椎周り、それを引き起こしている元までいけるといいですね。自分でも原因がわかっていれば、もし痛みが出てしまっても対処の方法がわかると思います。
今回の記事では、胸をひねるエクササイズが紹介されています。
動画で胸椎を動かすストレッチを紹介していますので、ぜひお試しください。
ちなみに、今回ヘルスプレスで記事を書かれた三木先生の書籍はとても読みやすいです。腰痛関連で言えば、こちらの本が面白いので、腰痛に困っている方の助けになるかなと思います。
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投稿者プロフィール
- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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