ストレートネックが原因の頭痛や肩こりを解消するには

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先日、ヤフーニュースでも取り上げられていたのでご存知の方も多いとは思いますが、ストレートネックに関する記事が掲載されていましたね。

あなたは大丈夫?体の不調の原因「ストレートネック」

当店にいらしゃるお客様でもストレートネックが原因と思われる頭痛や肩こりの症状を訴える方が非常に多いです。

特に冬のこの時期は顕著になりますので、原因や対策方法をおさらいしたいと思います。




ストレートネックとは?

もともと背骨には生理的な弯曲があり、この湾曲のおかげで重力によって体にかかるはずの衝撃を分散することができます。

横から見た背骨(引用:VISIBLE BODY)

横から見た背骨(引用:VISIBLE BODY)

頚椎(首):前弯
胸椎(胸):後弯
腰椎(腰):前弯

背骨の中でも頚椎は前弯⇨胸椎は後弯⇨腰椎は前弯、とそれぞれ弯曲の方向が異なっているのがわかりますね。

ストレートネックというのは、頚椎にあるはずのちょっとした前弯がなくなってまっすぐになってしまった状態のことを指しています。

他に腰の弯曲がなくなってしまうことをフラットバックと呼ぶこともあります。


橋で例えてみると、なんとなくわかりやすいかもしれません。

橋が石で作られていた頃から、橋はアーチ構造で作られていました。これはアーチにすることで圧縮力に耐えることができ、より強度を高めることができるからです。

ストレートにすると、その分だけ他の部材で補強しなければいけません。


人間の体も同じで弯曲があることで体にかかる負担を分散することができますし、逆にまっすぐになってしまうと衝撃がもろに脳天まで突き抜けてしまうことになります。

これが、ストレートネックと頭痛や肩こりの関係と言えます。


また、ストレートネックの場合、首がまっすぐになっている代償として胸椎の後弯が強くなったり腰椎の前弯が強くなったりすることが見受けられます。

これにより、肩こりがさらにひどくなったり腰痛を引き起こすことも考えられるのです。

ストレートネックの原因

ストレートネックの原因に関しては、骨格的にストレートネックになりやすいこともありますが、後天的になることも考えられます。

そのうちの一つが、スマホやパソコンなどの姿勢。文中から引用すると、

ストレートネックの原因は、パソコン作業やスマートフォン操作などでの前かがみ姿勢にあります。長時間、前かがみ姿勢を続けると、首や肩の筋肉がガチガチに緊張し、頸椎が引っ張れた状態に。その結果、頸椎のカーブが失われるのです。これは短期的なものではなく、日々の積み重ね、長い年月をかけて進行していきます。

要は、
①腕を前に出して作業をしている
②画面が目線より下にある

という二つのポイントがストレートネックと関係が深いと言えます。


最近はスマホやパソコン作業による影響を騒がれていますが、実は以前から同じような姿勢での作業は多かったですよね。

・新聞を読む
・裁縫をする
・書きものをする

などなど。

以前にも同じ症状で苦しんでいる方はいたとは思いますが、特に最近騒がれるようになっているのは圧倒的な運動量の低下があるかもしれません。

同じ姿勢で固まったら、その分だけ動かしていかないと血流が停滞して、筋肉はガチガチに固まってしまいます。

ストレートネックの対処方法

では、ストレートネックによる肩こりや頭痛がある場合に何をしていけばいいのでしょうか。もちろん記事の中にあるように肩甲骨を動かしていくのも大切な運動の一つです。

ストレートネックのように首がまっすぐに配列されると、代償としてその下にある胸椎もしくは腰椎の弯曲が強くなることが多いです。

胸椎の後弯が強くなると肩甲骨が開いてしまいます。これは腕を前に出して作業している姿勢と相まって、さらに強い傾向にあります。

そのため肩甲骨を動かす練習は胸椎の後弯を抑える効果があり、その上にあるストレートネックの症状緩和にもつながりやすいです。

首に対するアプローチ

その他にも、首自体を動かすこともアプローチとしては大切です。

まっすぐで固まってしまった首に、動くんだよという指令を送る練習です。首の関節に動きの再教育していくイメージです。

固まってしまったものはいくら自分で動かそうとしても、なかなかいうことを聞いてくれません。

サポートしながら動きを思い出させてあげることも大切です。

体幹に対するアプローチ

もう一つ、大切な要素は体幹部を鍛えてあげること。

橋の例えで申し訳ないのですが、アーチ構造を作る際に大事になるのは土台の強さです。土台が弱いと安定したアーチ構造を作り上げることはできません。

これは体にも言えることで、背骨に正しいアーチを持たせるには安定した体幹が必要になります。

骨盤周りや股関節周りの安定性であったり、腹腔の強さであったり。ただ強くするだけでなく、固まったものを緩めてあげる方法も必要です。

こういったことも間接的にはストレートネックに影響を及ぼすので、やっぱり最終的には全身を満遍なく動かしていきましょう、という結論に達してしまいますね。


ただし、頑張りすぎると逆に肩に力が入ってしまいます。

何ごとも適度に行って、継続していくことを心がけて取り組むようにしましょう!

寝具を変える

運動ではないですけど、枕や布団などの寝具を変えることで首にかかる負担を減らしていくことも考えておくべき要素の一つです。

枕は首をサポートできるように、首元が少し高めになっているものを選ぶのが理想的です。

ストレートネックの方は高めの枕を選んでいたり、横向きで寝ていることが多いようなので、いきなり枕を変えると抵抗があるかもしれません。

まずは仰向けで寝ることに慣れるように、少しずつ高さを調節していくのがいいかなと思います。




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    倉持江弥
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