寝ているときの背中の痛みに効果的なストレッチ
普段はなんともないのに、夜寝ていると背中が熱くなるように痛くなってどうにもならなくなることありませんか?
そんな症状を訴える方の来店が増えています。
背中の痛みは内臓が原因のこともあるため、最初は皆さんとても不安がっていました。
病院(内科も外科も)を受診しても特に異常なし。
生活している上では特に痛みを感じないので何が原因になっているか見当もつかず、気持ちも落ち込む一方です。
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この症状を訴える方に多い生活習慣は、
■デスクワーク中心や長時間の運転
■運動習慣があまりない
という二点。
腕を前に出して作業をするということは、背中が丸まり肩甲骨が開いている状態。
最初は背中や腰にコリや張りを感じていたかもしれません。
身体がこの状態になれてしまうと徐々にかたまりそれが普通になってしまうのです。
あお向けで寝ていると背中が圧迫され、過度の緊張状態になってしまうため痛みを感じてしまうのだと推測します。
こういった方には動きながらのストレッチをやることがオススメ。
ゆっくりと伸ばすストレッチから始めると、固まっているものを無理に伸ばすことになり、痛みが出る可能性が大。
背中を反らせる動きとひねる動きをゆっくり繰り返すことで、徐々に筋肉が緩み、血流が回復してきます。
背中を反らせるストレッチ
うつぶせになり両肘を立てます。肩の力を抜き、顔は正面を向いておきましょう。
ゆっくりと背中を丸めながら顔は下に向けていきます。これで首~背中にかけての伸びを感じればOK。
これらを10回繰り返します。
首や腕の力みを感じ始めたら、一度リセットして力を抜いてください。
決められた回数をやろうやろうとするあまりに力んでしまうと逆効果です。
『頑張りすぎずに頑張る』
という意識でやっていただけると、血液の流れを感じられるかと。
ひねりのストレッチ
前の姿勢と同じく、うつぶせ+肘立てです。
骨盤を固定したまま左右にゆっくりと身体をゆらしていきましょう。
無理に倒そうとせず背中がうねっている感じで動けているといい感じです。
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いわゆる椎間関節症も動きが悪くなり、固まってしまったことでなる症状です。
肩甲骨や背骨を動かす機会が少なければ、周りの筋肉は動き方を忘れてしまって固まってしまうのは当たり前ですよね。
『筋肉を筋肉として動かす』
当たり前のことのように思えますが、もう一度ご自身の身体を確認してみるいい機会かもしれません。
投稿者プロフィール
- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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初の著書|太鼓打ちのための身体の整え方 〜呼吸・体幹編〜
打ち込む力を引き出す!太鼓打ちのための身体の整え方
〜呼吸・体幹編〜
を電子書籍にて上梓しました。
”太鼓打ちのための”という表現になっていますが、野球やテニスといったオーバーヘッド種目、音楽をされている方など身体を使うすべての方に参考になる内容になっています。
これまで様々なチームで指導をしてきましたが、いいパフォーマンスを発揮するためには呼吸や体幹の動きを整えていくことが最優先なのではないか、という結論にたどり着きました。
いかに呼吸を整えることが大切か、体幹の動きを適切なものにするためにはどんなことが必要か、それらを一冊にまとめたものが本書籍になります。
ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。
その前提としての呼吸の最適化であったり、体幹の動きの最適化をしていくことで、トレーニングの効果もさらに高まってきます。
「腰を痛めることなく動き続けたい」
「呼吸が浅いのをなんとかしたい」
「もっといいパフォーマンスをしたい」
という方におすすめの一冊です。