長谷部誠選手の半月板損傷からみるスポーツ選手と膝との関係

ドイツ1部リーグのニュルンベルクでプレーする日本代表の長谷部誠選手が、15日の練習試合で右膝の外側半月板損傷で4~6週間離脱というニュースが出ました。試合中に右膝をひねってしまったようです。

一昔前まではスポーツ選手にとって半月板損傷は選手生命に大きく関わる重傷と言われていました。それでも最近は医療の発達などで、半月板をケガしても復帰できるようになっています。

サッカーではインテルの長友選手やミランの本田選手、野球では元ヤンキースの松井さんや清原さんや金本さん、ほかにもマラソンの高橋尚子さんなどが半月板損傷をおっています。

スポーツ選手は膝を軽く曲げた状態で前後左右に動き回るため、膝に大きなストレスがかかりやすくなります。特に方向転換の際には、関節のなかでねじれが生じてしまうため痛めやすいと言えます。

半月板とは?

右膝の半月板 引用:VISIBLE BODY

右膝の半月板 引用:VISIBLE BODY

そもそも半月板とは大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間に存在するクッション材のことで、地面からの衝撃を和らげる・膝の動きを安定させるという役割があります。

それぞれの骨の先には関節軟骨があり、それと混同しがちですが別物ですのでご注意ください。


半月板・関節軟骨・膝の関節の中にたまっている潤滑油で膝のクッション性を保っています。

膝は人体最大の荷重関節と呼ばれていて、大きな荷重を分散させて受け止めることで骨にかかる圧力を軽減しているのです。ちなみに膝は全荷重の50~70%伝達すると言われています。

半月板損傷・手術後の不調
半月板損傷・手術後の不調
半月板の損傷はスポーツをやっている人に限らず、どなたでも起こりうる怪我と言えます。大腿骨と脛骨の間にある半月板はクッション材の役割をしていますが、その衝撃が偏っ.....

急性期(突発的なケガをしたとき)の半月板損傷では激痛とはずれる感じ、ロッキング現象が起きやすく、慢性的に痛みを生じるようになると引っ掛かり感やクリック音がすることがあります。

手術?保存?

半月板をケガすると、手術するか保存するかという選択になります。手術の場合には、損傷している部分を切除する切除術や切れている部分を縫合する縫合術が行われます。

保存療法をするときには、関節のなじれをとることと大腿四頭筋などの筋力をトレーニングして鍛えることが一般的です。

インテルの長友選手は半月板損傷から手術をせずに、保存療法を選択し一ヶ月で復帰していましたね。

一言に半月板の損傷といっても半月板のどの部分がどのように損傷しているかによっても判断が変わってきますので、最終的には専門家の判断を仰ぐ必要があります。

復帰までの目安は?

半月板の切除術を受けた場合、スポーツ復帰までの期間は2〜3ヶ月が目安となります。ただし、もともとある組織を切除するので高齢になった時に軟骨損傷や膝関節変形症になるリスクは高まると言われています。


半月板の縫合術を受けた場合、スポーツ復帰までの期間は4〜6ヶ月が目安です。亀裂が入った部分を縫合するため、荷重をかけない期間が長くなるため復帰までに時間がかかります。


保存的療法の場合には、腫れのコントロール、痛みの軽減、アライメントの調整などで人によりかなりの差がありますが、大体の目安で2〜3ヶ月ほどです。


ただし、半月板の損傷度合いによって異なってきますので、必ずお医者さんの指示に従うようにしましょう。

プロの選手ですと、そこまで気長に手術から復帰までの期間をとることが難しい場合もあるため、縫合術を選択することは少ないかもしれません。

半月板損傷からの復帰

半月板を損傷したことがわかったら、手術をするにせよ、保存療法を選択するにせよ、その後のリハビリが非常に大事になってきます。

●ただ使いすぎただけで半月板を痛めてしまったのか
●半月板に負担がかかりやすい体の状況だったのか

使いすぎにより磨耗してしまうことが原因と言われていますが、O脚やガニ股のように半月板に負担がかかりやすい身体状況の中で使いすぎてしまったからと言い換えることができます。


そのため、痛みを軽減し筋力を回復させることも大事ですが、半月板にストレスがかからないように体のバランスを調整することも大切な要素の一つです。

自分の体を見直すいい機会ですね。


※追記
2014年1月17日に半月板の手術を受けて、約1ヶ月ほどのリハビリで復帰するも再負傷をして2月28日に再手術を受けることになってしまいました。


※追々記
2017年3月11日に膝を痛め、24日に膝の半月板切除と軟骨平滑化の手術(いわゆる膝のクリーニング)を受けました。

膝の痛みに関するお問い合わせは

このような方はお気軽にご相談ください

  • 慢性的な膝の痛みで走る練習ができない
  • 以前に半月板の手術を受けたが膝が伸びきらない
  • 膝がこわばって動きが悪い

専門のトレーナーがマンツーマンで指導しますので、上記のようなお悩みがある方はお気軽にご相談ください。ご自宅でできる簡単なストレッチやトレーニングの指導なども行いますので安心して取り組むことができます。

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    投稿者プロフィール

    倉持江弥
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