トレーナー向けキャンプの開催報告
少し日が経ちましたが、1月24日(金)〜26日(日)に千葉県木更津市にてトレーナー向けのTherapists&Trainers Camp(通称:Monkey Mind Camp)を開催しましたのでご報告です。
3日間、店舗のお休みをいただきご利用の皆さまにはご迷惑をおかけしました。
参加者が35名、講師6名の合計41名でのキャンプ。私は講師&運営として参加しまして、非常に充実した3日間を過ごすことができました。
なんのためのキャンプ?
Therapists & Trainers Camp。なんのためのキャンプ?と思うかもしれません。このキャンプはその名の通り、普段トレーナーや治療家として活動している人を集めてトレーニングをするキャンプです。
日本だとどうしても体のケアばかりに目がいきがちで、運動をすることで体を良くしていくと考える人はまだまだ少ないです。
ただ、やはり治療段階であっても適切なトレーニングを行なっていくことで回復は早くなりますし、回復したあとにケガを再発することも少なくなります。
指導する側もまずはそれを体感して、自分の感覚を研ぎ澄ましておきましょうね、というのが今回のキャンプの趣旨になります。
このキャンプのスタートは2021年。Re-Viveの真木さんが「なんかみんなで動く合宿みたいなものやりたいよね」といって集まったのがきっかけだそうです。
私自身は、2024年に始めて参加したのですが、本当に濃密な時間で多くの学びを得ることができました。
そんな時に、真木さんからお声かけいただき今回は講師&運営という立場で関わることになったという経緯があります。

どんなことをやるの?
2024年までは1泊2日でしたが、今回は2泊3日。その分、内容も盛りだくさんで頭も体もフル回転という感じです。簡単に行った内容を挙げてみます。
- プログラム構築に向けた取り組み
- 動きの巧みさを生み出す
- 方向転換に向けたスピードトレーニング
- 太極拳とリハビリ
- リハビリにおける対人ワーク
- コリジョンスポーツにおけるコンディショニング
- 阿波踊りとリハビリ
- コオーディネーション
- 認知面へのアプローチ
実際に体を動かすだけでなく座学としての学びの時間もあり、緊張感を持った3日間でもありました。

太極拳や阿波踊りといった古くから伝わる伝統的な動きも、しっかり分解していくとリハビリにつながっていくというのはとても面白いですし新たな発見があります。
スピードを生み出すためにはどんな重心移動が行われているのか、といった普段何気なく行なっている動きを掘り下げていくことでエラーを見つけやすかったり。
私はコオーディネーションという体の連動性をテーマにした講義を担当。脳トレと呼ばれることもあれば、運動神経を鍛えるトレーニングと言われることもあり、頭にも体にも刺激を与えるトレーニングです。
長いようであっという間の3日間。非常に充実した日々を過ごすことができました。
投稿者プロフィール
- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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初の著書|太鼓打ちのための身体の整え方 〜呼吸・体幹編〜
打ち込む力を引き出す!太鼓打ちのための身体の整え方
〜呼吸・体幹編〜
を電子書籍にて上梓しました。
”太鼓打ちのための”という表現になっていますが、野球やテニスといったオーバーヘッド種目、音楽をされている方など身体を使うすべての方に参考になる内容になっています。
これまで様々なチームで指導をしてきましたが、いいパフォーマンスを発揮するためには呼吸や体幹の動きを整えていくことが最優先なのではないか、という結論にたどり着きました。
いかに呼吸を整えることが大切か、体幹の動きを適切なものにするためにはどんなことが必要か、それらを一冊にまとめたものが本書籍になります。
ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。
その前提としての呼吸の最適化であったり、体幹の動きの最適化をしていくことで、トレーニングの効果もさらに高まってきます。
「腰を痛めることなく動き続けたい」
「呼吸が浅いのをなんとかしたい」
「もっといいパフォーマンスをしたい」
という方におすすめの一冊です。