ウォーキングシューズを選ぶならハイカット?ローカット?選び方のポイントを解説

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先日、母親の靴にインソールを合わせるために、足の形状や靴、歩き方などをチェックしてきました。

普段どんな靴を履いているのか確認してみると、最近はハイカットの靴を履くことがとても多いのだとか。実は数年前に足首を剥離骨折してから、不安があってずっとハイカットの靴なんだそうです。

そのためか、ローカットの靴で歩いてもらうと、「足首が疲れる」「アキレス腱がすごい伸ばされる」と驚いていました。

もちろんハイカットの靴を履くことで余計なケガを防ぐことができるのも事実です。が、逆に大切な足の機能が落ちてしまう可能性も否定できません。

実際に「ハイカットとローカット、どっちを履くのがいいの?」と悩んでいる方もいると思いますので、体への影響なども考えながら違いを比べていきたいと思います。

ローカットとハイカットの違い

ローカットシューズとハイカットシューズの決定的な違いは、足首より上を覆っているか覆っていないかです。

皆さんの中でも、捻挫予防のためにハイカットシューズを履いているという方は多いのではないでしょうか。足首までしっかり固定することができれば、不意な凸凹などがあってもシューズが守ってくれますから。

では実際にローカットシューズとハイカットシューズの違いを見ていきましょう。

ローカットシューズの特徴

メリット

一番大切なポイントは足首の可動域が上がること。地面を蹴り出す時は、しっかりと足首を曲げることで、アキレス腱が伸ばされることが大事です。

次に足裏の感度がよくなること。地面のちょっとした凸凹にも対応できるようになるので、ちょっとした段差で足をひねりそうになってもグッとこらえることができるようになります。

もう一つは、つま先を引き上げる力。

地面を蹴ってから前に足を振り上げる時に、しっかりとつま先を引き上げないとつまづいてしまいます。これを引き上げることができないと、足をひきづるような歩き方やガニ股歩きになってしまうのです。

デメリット

足首の自由度が高い分、捻挫はしやすくなってしまいます。登山道など凸凹が多いところでは、かなり慎重に歩かないと足首をひねってしまいそうな不安感があるかもしれません。

また、靴のサイズ選びは厳密になってきます。

人によって、合うメーカー合わないメーカーがありますよね。しっかりとメーカーとサイズを選ばないと、カカトがスポスポ抜けてしまったり、靴の中で足が遊んでしまってケガをするリスクが高くなってしまいます。

ハイカットシューズの特徴

メリット

足首をしっかりとホールドしてくれるので、安定感や安心感があります。特に捻挫の経験者にとっては、足首のホールド感ほしいですよね。

足首の部分で固定することができるので、ローカットシューズほど厳密にサイズを探さなくても、意外となんとかなるものです。

あとは、足首まで覆っているので、石や砂利が靴の中に入りにくかったり、雨が降っても靴の中で濡れにくいです。

汗で足裏がふやけて足裏がむけてしまった、という経験ありませんか?石や雨から足を守るだけでも、余計な痛みを感じなくて済みそうです。

デメリット

ハイカットシューズは重いです。そのため、ハイカットシューズで歩いていると、股関節や腰を痛めてしまう方が多い印象を受けます。

また、靴で守っているので足回りの機能は低下しやすいです。

つま先を引き上げる能力、足裏の感度、アキレス腱の伸び具合などなど、道具に頼ってしまうことの弊害も知っておくようにしましょう。

体から見たシューズ選び

足の機能から考えていくと、ローカットシューズを履くことをおすすめしています。

ただし、これは捻挫をして3週間以内や、骨折をしてギプスが外れて3週間以内の話しではありませんので、ご注意ください。

足首の柔軟性が上がる

ローカットシューズを履くことで足首がよく動くようになります。特にアキレス腱の動きがよくなってくると、歩幅が大きくなって歩くペースが軽快になってきます。

また、足首がよく動くようになることで、血流が上がるというメリットもあります。

心臓から足まで送られた血液は、足首の動きによるポンプ作用で心臓に戻ります。足首が動くようになると心臓への戻りも早くなり、むくみにくくなります。

つま先を引き上げて転倒予防

ハイカットシューズでは足首が固定されているので、意識しなくてもつま先は上を向いてくれます。

そのクセが残ってしまうと、裸足で歩いているときにつま先が引き上がってこないのでつまずきやすくなります。

ローカットシューズを履いて、自然と自分の力でつま先を引き上げるようにすることが大切です。私の母も、ローカットシューズを履いて歩いているうちに、スネが疲れてつま先が引きあがらなくなっていたので、これは気をつけたいところですね。

足裏の感覚がよくなる

足首のサポートがない分、自分の足で感覚を確かめなければいけません。そのために、足裏のセンサーが敏感になってきます。

ただし、きつすぎる靴を履いていると足が締め付けられすぎて足裏で感じにくくなるので、脱いだ時にほぐしてあげるなど足のケアもしてあげましょう。

※足裏の機能をよくするトレーニングはこちらの記事で解説しています↓

何もないところで足をくじいてしまう時に必要なトレーニング方法
何もないところで足をくじいてしまう時に必要なトレーニング方法
この記事はプロモーションが含まれています先日ヤフーで見つけたある記事がとても共感を呼んでいて、自分自身も思わず「あるある」とうなずいてしまいました。 それがなん.....

足の状態に気をつけながら靴選びを

足の機能を考えると、日常でのウォーキングではローカットシューズの方がオススメです。平坦な道路では大きな凸凹もないので、安全な場所ではできるだけ足の機能を高める練習をしてほしいな、という願いがあります。

もちろん、足首の捻挫をして日が経っていない方や、ギプスが外れて日が経っていない方はもちろん不安があると思うので、ハイカットシューズもしくはサポーターなどで足首を固定しておく方がいいでしょう。

ただし、いつまでもハイカットやサポーターに頼るのではなく、どこかのタイミングで徐々にローカットに移行するようにすることです。

トレッキングや登山にいくときなどは、また話しが別です。

長い距離を歩いたり、凸凹が大きかったりするときは、しっかりとハイカットの靴で足首を固定しておくのもありです。足の機能も大切ですが、もっと大切なことは登山やトレッキングを楽しむことですから。

うまく使い分けて、歩くことを楽しみましょう!

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    倉持江弥
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