何もないところで足をくじいてしまう時に必要なトレーニング方法

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先日ヤフーで見つけたある記事がとても共感を呼んでいて、自分自身も思わず「あるある」とうなずいてしまいました。

それがなんでもないところで足をくじいてしまう漫画です。

記事の中で共感を集めている通り、意外とこういった症状に悩んでいる方が多いですし、よくお問い合わせをいただく内容でもありました。

何が原因として考えられるのか、その対処方法などを紹介したいと思います。

足をくじいてしまう原因

原因はいくつか考えられるので、一概には言えませんが可能性としては以下のことが考えられます。

  • 内股気味で歩くクセがある
  • 小さい頃に転んで捻挫をしてしまった
  • 足の指を丸められない・足裏の感覚が鈍い

こういう時って筋力が原因に考えられがちですが、実はそれ以外のことが影響していることがほとんどだったりします。

内股気味で歩くクセがある

女性に多いのが、内股で歩くクセですね。両足とも内股気味のこともあれば、片足だけ内股傾向が強い方もいらっしゃいます。

基本的な歩く動作のサイクルは以下の通りです。

カカトから地面について→足の裏を通り→つま先で地面を蹴って→つま先を引き上げて→カカトを地面につける

ところが内股で歩くとカカトからつくのではなく、足裏全体をフラットでつく傾向があります。

フラットについたときに母趾球よりも小指側に体重が乗りやすくなるため、母趾球で地面を蹴りづらくなって足をひねりやすくなります。

また、足を回すようにして次のステップへと進むのでつま先を引き上げる動作がおろそかになってしまうことも考えられます。

つま先を引き上げるクセがついていないので、何もないところで足をくじいてしまうのではないか。というのが一つ目のパターン。

小さい頃に転んで捻挫をしてしまった

男の子に多いのは、小さい頃に走り回っていて凸凹の地面に足をとられて足をくじいてしまったり、サッカーや体操の着地で足をくじいてしまった経験がある場合です。

小さい頃はまだ足首の靭帯は発達しきっていないので、この頃に捻挫をしてしまうと足首が緩いまま成長してしまうことになります。

意外と子供の頃の捻挫はちゃんとした対処をしている方が少なく、そのまま放置してしまうパターンが多いです。しかも捻挫をした記憶も曖昧になって気づかぬうちに足首にねじれが起きているとなると足首の不安定性を助長してしまいます。

自分ではつま先を引き上げているつもりでも、足首が不安定なので足をくじいてしまう、というのが二つ目に考えられること。

こういった時には足首のサポーターを使うというのも一つの選択肢として考えられます。

ただし、サポーターに頼りすぎると周りの筋肉っが弱くなってしまうので、日常生活ではサポーターを使いつつできればこれから紹介するストレッチやトレーニングを続けて足首周りを強化していくのがいいでしょう。

足裏の感覚が鈍い

三つ目は足裏の感覚が鈍くなってしまい、地面に接地する時のセンサーが働かない状態です。

特に指先が丸められない、拇指球を意識できずに外側荷重になってしまうという場合には、その可能性が高いです。

日常的にハイヒールを履いている方、きつめの靴を履いている方、ふくらはぎがいつも張っている方はこの傾向が強いように感じます。

これまでの生活パターンや遺伝的な要素も入ってくるのでなんとも言えませんが、これが三つ目に考えられることです。

足をくじかないための対処法

では、何をしていけばいいのでしょうか。

実は歩き方に気をつけるというのはとても難しい解決方法なんです。その理由は意識するところが多すぎるから。基本をとばして、いきなり応用をしているようなものです。

いきなり歩き方にいく前に、まずは以下のことを行ってから歩き方にいくのがいいと思います。

スネのマッサージと足首の曲げ伸ばし運動

まず最初に取り組んでほしいのはスネの周りを柔らかくしておくこと。足をくじきやすい方のスネ周りはとても硬くなっていることが多いのです。

お風呂などでゆっくりと流してあげると緩みやすくなります。リンパマッサージとかではないので、上からでも下からでもやりやすい方向で構いません。

その後にお風呂の中で足首の曲げ伸ばし運動をゆっくりと行ってみてください。

チューブなどがあれば部屋で行うこともできますが、何も道具がない時はお湯の抵抗を利用するだけでもまずはOKかなと思います。

足指を使ったつま先立ちできてますか?【体の安定性を高める】

母趾球の面に乗れるようにつま先立ちを練習すると徐々に足指で蹴る感覚がつかみやすくなります。

足首の外返し運動

次に足を内側に向けた状態から、外に向かって曲げていく運動です。

チューブがあれば両方の足先に引っ掛けて行うことができますが、チューブがなくてもタオルで代用が可能です。

こんな感じでタオルでぐるっと巻いて、外に返すように力を入れて5秒間キープをします。これを5セット繰り返すようにしましょう。

スネの外側にある筋肉(腓骨筋)を使っている感じがあればOKです。

足裏の感覚を鍛える

タオルを床において足の指先でたぐり寄せてくるタオルギャザーが有名ですが、最初は意外と手こずるかもしれません。

まずは自分の手の指先で足の指に負荷を加えて、足の指を丸める練習から行っていくといいと思います。

これでしたら強度のコントロールもやりやすいので、使っている感覚を得やすいです。

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    投稿者プロフィール

    倉持江弥
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