足首を伸ばすと、足首の前側が痛い!
バスケットボールやフットサルなど細かい切り返しが多いスポーツでは、捻挫をしたわけでもないのに足首に痛みが出るということは結構多いです。
痛みが出る部位は、外側、内側、アキレス腱のまわりなどさまざま。
今回はその中でも、足首を伸ばした時に足首の前側に痛みが出るときの原因とその対処法について解説をしていきます。
足首の前側の構造
脛骨と腓骨という骨があって、その隙間に内側から前脛骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋という3つの筋肉が足まで伸びています。
その筋肉をおさえるように伸筋支帯というバンド状のものがあります。
よくある痛みというのが、筋肉と支帯の滑走性が悪くなって(組織がへばりついて動きが悪い状態)痛みを生んでいることが多いです。
その原因としては、
- テーピングやサポーターなどで圧迫しすぎた
- 捻挫のあとに特に処置をしなかった
- 靴のヒモをきつく締めすぎた
- ストップ動作で足首の前側へのストレスが大きくなった
- 足首の骨に変形が出てきた
といったことが考えられます。
例えば、足首の捻挫をした後。
テーピングやサポーターをして練習に復帰すると思います。
足首にぐらつきが出ないように、かなりキツく締めていませんか?
決してこれが悪いと言っているわけではありません。
きつく締めないと、捻挫を再発するリスクがあるわけですから。
ギュッと締めた状態でストップ&ゴーや切り返しを行うと、
一番ストレスを感じやすいのが足首の前側です。
かなり圧迫されているわけですから、
その圧迫によって足首の前側にある筋肉や支帯がギュッとつぶされてしまいます。
ここで考えておきたいこと。
練習後にテーピングやサポーターを外したら、
歩いたりストレッチをして足首周りをほぐしましょう。
そのまま放置しているとギュッと潰されたまま。
それを繰り返すことで痛みとなってしまいます。
例えば、テニスボールを踏んで足裏をほぐしたり、足の甲(指と指の間など)をほぐしたり、アキレス腱まわりをほぐしてあげると、足全体が緩みやすくなります。
またスネの骨の内側の部分を軽く揉んであげるのもアリです(痛いですが)。
痛い部分をアイシングしたくなるのですが、もしかしたらアイシングをすることで逆に痛みが強くなる場合もあります。
痛いといっても捻挫とは違って炎症を起こしているわけではないので、こういった場合は逆に温めてあげる方が楽になる場合が多いです。
濡らしたタオルを絞って、レンジで少しチンすると簡易ホットパックができますので、練習後はこれを足首の前側にあてておきましょう。
足首の痛みに関するお問い合わせは
セルフケアをしていてもどうしても痛みが取れないこともあります。
そういった時は一度プロにお任せください。
- ここからちゃんと歩けるようになるのか不安がある
- とにかくこの痛みをなんとかしてほしい
- スポーツ復帰までどんなことをすればいいのか知りたい
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- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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