走るための土台作りは正しいウォーキングから
東京マラソンや名古屋ウィメンズマラソンなど大きなマラソン大会の抽選も終わり、いよいよマラソンシーズンが始まったなという感じですね。
めんてなでも徐々に参加される方から問い合わせが出始めました。
■何年も応募し続けてようやく念願かなって当選した
■今まで運動をしてなかったけど、せっかく当選したから走りきりたい
様々な思いを持って大きな舞台に臨むことになると思いますが、
張り切りすぎて無理をしてしまうと本番前に身体が悲鳴をあげてしまって
走ることが苦痛になってしまうなんてことも、、、
脚を痛めずに42.195kmを走りきるためにはまず何をしていけばいいでしょうか。
脚作りのためにウォーキング
走ると決めたら、まず歩くことから始めていきましょう。
「いや~、今から走り始めないと間に合わないでしょ」
「普段歩いているからわざわざ歩かなくても」
と思いますが、これには深いワケがあります。
まず、運動のメカニズム的な違いから話しを進めていくと、ウォーキングは脚の入れ替えの時に必ず両足が地面についている時間がありますが、ランニングでは必ず両足が地面から離れて片足で着地します。
その分ランニングでは膝にかかる衝撃は大きくなり、ウォーキングに比べて2~3倍の衝撃が膝にかかると言われています。これは体重が重ければ重いほど負担が増えるということを忘れないでください。
1kmを6分ほどで走ることを目標にすると42.195kmで約4時間。4時間もの間、この衝撃が膝にかかり続けるわけですからそれに耐えるだけのベースを作っておかなければなりません。
そこでまずはウォーキングで膝周りの筋肉を鍛えていくのです。
■背筋をまっすぐ伸ばす
■腕を大きく振る
■足の裏をまっすぐ通ってつま先で蹴る
■目線はまっすぐ前
■膝のつっぱりすぎない
といったように正しいフォームを意識することで、膝周りや足裏の筋肉がうまく機能するようになり脚が作られていきます。
脚作りだけでなく心肺機能の向上も期待できるので、まずは30分~1時間のウォーキングを楽にこなせるようにすることを目標に取り組んでいけるといいですね。
投稿者プロフィール
- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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初の著書|太鼓打ちのための身体の整え方 〜呼吸・体幹編〜
打ち込む力を引き出す!太鼓打ちのための身体の整え方
〜呼吸・体幹編〜
を電子書籍にて上梓しました。
”太鼓打ちのための”という表現になっていますが、野球やテニスといったオーバーヘッド種目、音楽をされている方など身体を使うすべての方に参考になる内容になっています。
これまで様々なチームで指導をしてきましたが、いいパフォーマンスを発揮するためには呼吸や体幹の動きを整えていくことが最優先なのではないか、という結論にたどり着きました。
いかに呼吸を整えることが大切か、体幹の動きを適切なものにするためにはどんなことが必要か、それらを一冊にまとめたものが本書籍になります。
ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。
その前提としての呼吸の最適化であったり、体幹の動きの最適化をしていくことで、トレーニングの効果もさらに高まってきます。
「腰を痛めることなく動き続けたい」
「呼吸が浅いのをなんとかしたい」
「もっといいパフォーマンスをしたい」
という方におすすめの一冊です。