野球選手のコンディショニング

今日は野球をしている30代のお客様がいらっしゃいました。

元々、肩の痛みがあったので肩周りを中心にストレッチを行っていたのですが、今日は少し突っ込んだ話しをしていました。すると、どうも最近スイングを繰り返していると、だんだん腕に力が入らなくなってくることが多いようです。

これを聞いて頭に浮かんだのは、スイングすることで徐々に胸の筋肉に神経が圧迫されてきて力が入らなくなるのではないだろうか、と。


いろいろな仮説をたてながら肩周りや首の動きを見ていくと、やっぱり肩の位置が逆側に比べて前に出ています。

その場で体幹の回旋動作をしてもらうと、明らかに片方だけ回旋動作に制限がかかっていました。こういった回旋動作の左右のアンバランスは生活のクセなどで意外と起こりやすいものです。

よくよく聞いていくと、最近は内角打ちも苦手になってきたとのこと。


この体の状況と話しから推測していくと、

①何らかの影響で体幹をねじれなくなってしまった
②体幹をねじれない分、腕の力でスイングを完結しようとする
③結果、胸の筋肉を圧迫する回数が増え神経を圧迫してしまっている

大事なポイントはなぜ体幹の回旋に左右差が出てきたかというところですね。


普段から横向きで寝るクセがあると、上になった肩が前に出やすくなる傾向があります。荷物を片手で持つクセがある人は、荷物が落ちないように肩を少し後ろに引いて歩いています。

こういったクセがある中で生活していると、一日のうちかなりの時間をストレスのある姿勢で生活していることになります。

今回の場合は、デスクワークで画面の位置が少し横にあり、姿勢も丸まりやすくなっていました。


そうと決まれば、まずは胸と首周りの緊張を抜いていきます。

その次に体幹をひねる練習。

イスに座ったままひねったり、マットに寝っ転がって体をひねったり。最初は正しくできないのでこちらから動きを誘導しています。

ひねる練習ができてから、実際の動きに近い形で慣らしていきます。

トレーニングをやる前と後では、股関節・骨盤周りがとても動きやすくなってる、と喜んでいました。

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