体が緊張しやすいと腰痛になりやすい!?

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先日、腰痛に関するシンポジウムの通訳付き勉強会に参加してきました。

これは2015年にシンガポールで行われた国際理学療法学会の中でも人気のあった腰痛に関するシンポジウムを通訳して、勉強していきましょうということで開催されたものです。


講師を担当してくださったのは、理学療法士の須賀康平さんと北住直樹さん。

須賀さんは解剖学&理学療法学の日本語版の翻訳を担当されている方で、実際に2015年に行われたシンポジウムに参加されたそうです。

内容がとても素晴らしく、日本でもシェアできれば日本の医療の発展に貢献できるのではないか、との思いで今回の通訳勉強会を開催してくださいました。

腰痛の分類

実際にどんなことが行われていたかは、HPに動画が掲載されているのでこちらをご覧ください。

2年に一回行われている国際理学療法学会の中でも人気のシンポジウムです。


今回、話しがあった内容を大きくまとめると以下の4つです。

①予後推定に基づいた分類法
②治療反応性に基づいた分類法
③発症機構に基づいた分類法
④分類についての総括

全てが万能ではなく、それぞれに利点や限界があるということも触れられていて、非常に興味深い内容となりました。

腰痛は社会心理的な影響が強いという意味

最近、よく言われるようになったのが
「腰痛は心理的な影響が強い」
というものです。


病は気からというわけではないですが、

「腰痛になるんじゃないか?」
という恐怖心や、

「以前にこの動きで腰を痛めたから気をつけないと」
という不安感から

腰痛を再発している可能性が高いのです。


どうしても心理的な側面があるというと、否定したくなりますよね。

もし、私が腰痛になって医者からそう言われたら私も否定すると思います笑

読み進めていくと、心理的な側面というのは体の緊張と言い換えることができるのかなと思います。

体の緊張と痛みの発生

過去に腰痛を経験している(腰痛に限らず、膝や肩の痛みでも)と、これ以上やったらヤバイな、、、

という瞬間ってありますよね。

そういう時って、どうしても体を緊張させてそれ以上動かないように固めてしまいます。


もっとひどくなってくると、力を抜く瞬間がないくらい常に緊張したまま動いているような状態になることもあります。

「自分、緊張してるな〜」

と感じられるといいのですが(本当は良くないですが)、大半の人は自分が緊張状態にあることに気づいておりません。


緊張していると前と後ろの筋肉、横の筋肉、などなどいろいろな筋肉が引っ張り合ってしまいます。

その状態で動こうとするとゴムの引っ張り合いになって、さらなる痛みを引き起こしてしまうのです。

この、無意識のうちに緊張状態になってしまっていることを、心理的な側面が影響していると考えるといいかなと思います。

緊張を抜くには

これが一番難しい問題でもあります。実は力を入れることは簡単、力を抜くことは非常に難しいのです。

筋肉は力を入れるために存在しますからね。

では、どうすれば良いか。


簡単な方法は、

①あえて力を入れてみる
②反対側を使ってみる
③末端をゆるめる

抜くことができないのですから、あえて力を入れてみてください。そうすると自分の体に力が入っているということが認識できるので、そのあとに力を抜きやすくなります。

これを数回やったあとにダラっとすると、フッと軽くなる感じを掴むことができます。


また、お腹を丸めて腰をゆるめる、足の指(甲)や手のひらや手首のストレッチをすることで、中心が楽になってくることもあります。

直接、腰をストレッチしようとするのはこわさもあると思いますので、遠くから徐々にアプローチしていくのがキーになります。


今回、理学療法士の方の集まりに参加してきましたが、やはりいろいろな業種の方と意見交換をしていくと今までと違った目線で体を見ることができます。

これからは業種の垣根を越えた総合的な取り組みが広がっていくと、より日本が元気になっていくような気がしますね!

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    投稿者プロフィール

    倉持江弥
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