ランニングのバイオメカニクスセミナーを開催しました!

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先日、ランニングのバイオメカニクスというタイトルでセミナーを講師を担当してきました!場所は板橋区の志村三丁目にあるウインゲートトレーニングセンター。

ウインゲートトレーニングセンター

二年前にも同じタイトルでセミナーを行ったのですが、そこから二年経って論文や書籍も多数出ています。

これまでの情報に新しい情報を加えて、よりバージョンアップした内容でお届けできたかなと思います。

ランニングとは

今年で12回目となった東京マラソン。今年は参加者36,000人ということで、ビッグイベントになっていますね。もはやブームというよりも、健康作りの一つとして定着してきたように思います。

今更ランニングを定義づける必要もないと思いますが、「走る」と「歩く」の違いは、

両足が地面から同時に離れることがあるかないかにより分けられる。走る動作の場合、両足が同時に地面から離れるので、短いジャンプを連続的に繰り返していることになる。(wikipedia)



当然、着地時に体にかかる衝撃はランニングの方が大きく、体重の3〜5倍ほどの衝撃がかかります。

その結果、膝や股関節を痛めて走ることを断念してしまう、という状況に陥ってしまうのです。


なので、我々トレーナーはランニングをする方が怪我をしないで快適にランニングを続けられるように、

・トレーニングの指導
・適切なフォームの指導
・ランニング前後の体のケア
・食事と休養

などをお伝えしています。


今回のランニングのバイオメカニクスのセミナーでは、その中でも、

適切なフォームとは何か
そのためのトレーニングはどんなことをしていけばいいか

ということに焦点を絞り、科学的なデータと照らし合わせながら情報を紹介していきました。

※ここで、科学的というと聞こえはいいですがあまりデータにとらわれすぎると、大切な部分を見失ってしまうことが多いです。数字の見方、画像の見方ということが非常に大切になってきます。

ランニングの本

2年前にセミナーを行ってから、出版されたランニング関係の書籍の一部です。私が手元に持っているだけでも6冊ありました。

それ以外にもたくさんの書籍が出版されているので、情報としてはたくさんの情報を手に入れることができますね。それはそれで読者のみなさんにとっては悩ましいことだとは思いますが。


これまでは、筋肉的なことや最大酸素摂取量などのエネルギー的なこと、トレーニングの組み立て方などがメインだったのではないでしょうか。

最近は、

骨格
骨盤

など、骨に意識を持っていく内容の書籍が増えてきたように思います。


10人いれば10人違う体をしているので、運動の感じ方も違うと思います。ある本ではこんなことが書いてあって、別の本ではまた別の内容が書いてあります。

骨の動かし方

の説明でわかる人もいれば、

筋肉の使い方

の説明でわかる人もいます。

感じ方は人それぞれですので、これは合っている、こっちは間違っているというのではなく、それぞれをうまく取り入れながら自分に合った方法を見つけられるといいです。


基本的に、書籍で出版されているものにそこまで間違った方法が出ていることはありません。その方に合っていない方法はあるかもしれませんが。

なので、一概に否定するわけではなく大きい考え方で捉えてみてはいかがでしょうか。

ランニングのバイオメカニクスについて

引用:走のバイオメカニクス

引用:走のバイオメカニクス

バイオメカニクスという学問は大きく分けて二つの領域に分けることができます。

運動力学
運動学

力に関する学問と動きに関する学問ですね。


力学では、物体を動かすための力のかけ方や、物体が動いた時の力のかかり方を分析していきます。専門的に見ていくと、

・それぞれの筋肉がどのタイミングでどれくらいの力を発揮したか
・地面に対してどれくらいの力を伝えたか(床半力)
・それぞれの関節ではどれくらいの力を発揮しているか

といったデータを取ることができます。


運動学では、体の位置の移動、速度などを分析しています。

・重心の上下動はどのように移動するか
・各関節ごとの速度はどのように変化しているか

などです。


ここで気をつけるべき点は、運動学は力学の上に成り立っているという点。地球上においては力があって初めて動きが成り立ちます。

そこには当然タイムラグが出てきますね。

なので今、目の前で起きている動作というのは、その直前に力を発揮した結果起きているもの、と言い換えることができます。その連続で一連の動きが行われているわけです。


今ではスマホなどで簡単に動画解析ができるようになってきました。だからこそ間違いやすいのが、見たままを直そうとしてしまうこと。

直すべきは今の動きではなく、その前にどんな力を出しているか、その前の動きに間違いがないか、ということを見極めるということになります。

いろんな情報が見えてきてしまうからこそ、情報の取捨選択がとても大切になってきますね。

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  • 頑張っているのに成果が出ない
  • 膝が痛くて走れない
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ご自宅でできる簡単なストレッチやトレーニングの指導なども行いますので安心して取り組むことができます。

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    投稿者プロフィール

    倉持江弥
    東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。

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