スネの痛みに効果的!シンスプリントのテーピングのやり方
こんにちは、めんてなの倉持です。
昨日の大阪国際女子マラソン、松田選手が見事優勝しましたね!日本陸連が設定した2時間22分22秒をきる2時間21分47秒という好タイム。
小原選手や福士選手他、参加された皆さん本当にお疲れ様でした!
この冬の時期、走る量が増えてくると悩まされるのがシンスプリント。走るたびにスネに衝撃が伝わり、痛みを我慢しながら走っている方も多いかもしれません。
大事なレースがある時は痛みがあっても何とか走らないといけない、ということもあると思いますのでそんな時のためのテーピングを紹介します。
シンスプリントのテーピングのやり方
用意するものは50mm幅のキネシオロジーテープ、これを準備しておきましょう。
テープを切っておく
まず、テープを適切な長さに切っておくと、肌に貼りやすくなります。
長さは、内くるぶしの少し上からアキレス腱を通って、カカトの外側から足裏をぐるっと回ってスネの内側をひざ下まで、の長さになります。
少し引っ張りながらテープを貼っていくいので、ひざ下から10cmくらいの長さで切っておくとちょうどいいです。
実際にテープを貼りましょう
20mcくらいのところでテープの下紙を割って、外くるぶしの下側のラインに沿ってテープを当てます。
そこから、内くるぶしの上を通って足首の前までテープを貼っていきます。あまり強く引っ張りすぎるとアキレス腱の圧迫感が出てしまうので、10%くらいの伸びで問題ありません。
逆側は、足裏を通ってスネの内側に沿って、ひざ下まで貼っていきましょう。こちらもあまり強く引っ張らなくて大丈夫です。
貼り終わったら、手で肌になじませるように摩っておくと剥がれにくくなります。
スネの毛は剃っておきましょう。
特に男性の場合はスネの毛を剃っておくと、テープの密着度合いが増してはがれにくくなります。せっかくテープを貼っても途中ではがれてしまってはもったいないですからね。
毛を剃るメリットはもう一つあって、テープを剥がす時の痛みもなくなるから。
テープの効果もそうですが、それ以上にテープを剥がす時の『毛が抜ける痛みがイヤ』という方も多いんです。
毛を剃っておくことで、それを防ぐこともできるので一石二鳥ですね。
シンスプリントには普段のケアも忘れずに
テーピングは正直、その場での対処法になってしまうのでテーピングに頼りすぎずに普段から足のケアをすることも忘れないようにしましょう。
●足裏を緩める
●足指を使えるようにしておく
●外荷重にならない
●靴やインソールは傷んでないか
●股関節を動かしておく
シンスプリントになるには様々な要素が絡んでくるので、これだけやっておけばOKというものはありません。
人それぞれに課題があるものですので、自分にとって何が原因になっているか、それを改善するにはどうすればいいかを考えながら日々のケアに取り組むようにしましょう。
もし、原因がわからない、何から取り組めばいいか迷う、という方は一度ご相談ください。
投稿者プロフィール
- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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打ち込む力を引き出す!太鼓打ちのための身体の整え方
〜呼吸・体幹編〜
を電子書籍にて上梓しました。
”太鼓打ちのための”という表現になっていますが、野球やテニスといったオーバーヘッド種目、音楽をされている方など身体を使うすべての方に参考になる内容になっています。
これまで様々なチームで指導をしてきましたが、いいパフォーマンスを発揮するためには呼吸や体幹の動きを整えていくことが最優先なのではないか、という結論にたどり着きました。
いかに呼吸を整えることが大切か、体幹の動きを適切なものにするためにはどんなことが必要か、それらを一冊にまとめたものが本書籍になります。
ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。
その前提としての呼吸の最適化であったり、体幹の動きの最適化をしていくことで、トレーニングの効果もさらに高まってきます。
「腰を痛めることなく動き続けたい」
「呼吸が浅いのをなんとかしたい」
「もっといいパフォーマンスをしたい」
という方におすすめの一冊です。