【症例】平泳ぎで膝が痛くなった時に考えられる原因と対処法

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こんにちは、東京都府中市のスポーツ整体院めんてなの倉持です。

当院には水泳をしているお子さんも多数来店されているのですが、膝の痛みで悩んでいる子がとても多いです。その中でも平泳ぎは、膝をまわす動きや反張膝の影響で膝に痛みが出やすい印象を受けます。


まずはこちらをご覧ください。アスリート解体新書といってスポーツを科学的に分析するチャンネルの水泳版です。平泳ぎの解説は17分45秒あたりから。

地上とは違い、水の中では大きな抵抗がかかります。その大きさは地上での数百倍に及ぶことも。その抵抗を味方につけることができれば、記録も伸びてくるというわけなのですが。。。

平泳ぎで膝に負担がかかるシチュエーション

平泳ぎで膝に負担がかかるシチュエーションは主に3つ考えられます。

一つ目は、足を引き付けてきた時
二つ目は、そこから蹴り出していく時
三つ目は、蹴り出して伸びる時

それぞれの場面に分けて見ていきましょう。

足を引き付けてくる動作

平泳ぎは他の3泳法とは違い、股関節と膝と足首を曲げて、引きつけてから足裏で水を押すことで推進力を得て進んでいきます。

引用:アスリート解体新書

引用:アスリート解体新書

以前はウエッジキックといって、股関節から膝を開いて挟み込むような感じの蹴り方が主流でした。股関節の可動域が必要な泳ぎ方ですね。が、時代は変わるもの。

現在の主流はウィップキック。膝とカカトをあまり離さないようにして引きつけて、足裏の土踏まずのあたりで水を押すようにして進んでいきます。


大切なポイントはこの引き付けの際に、足裏で水を押す準備をしておくこと。そのためには、足首をしっかりと曲げて、しかもつま先を外に向けておく必要があります。

この状態は、膝にねじれが起きている状態でもあるので、この際に膝裏の外側膝のお皿の内側あたりに負担がかかる可能性があります。これが一つ目のリスクと考えられますね。

蹴り出し

膝に対してスネもしくは足先を外に向けた状態で、膝を支点にして蹴り出すと膝の内側にかなりの牽引力がかかってしまいます。実際にはまっすぐ押し出す感覚だと思いますが、水の抵抗がある中で蹴り出すので膝下をムチのようにしならせて(回して)しまうケースが多いです。

靭帯組織がまだまだ成長段階であるジュニア世代の選手、特に男の子よりも女の子は骨の成長に筋肉や靭帯が追いつかないため、膝の内側に大きな負担がかかっている可能性は否定できません。


この時に痛める可能性があるのは膝の内側にある鵞足(がそく)という部分。階段を昇る時や歩行の蹴り出しで痛みがある時は鵞足炎(がそくえん)を疑ってください。

詳細ページ➡︎鵞足炎

以前にこちらのブログでも書いていますので、こちらも参考にしてみてください。

平泳ぎや走っている時に膝の内側に痛みが出た時のストレッチ方法

伸びの瞬間

蹴り出してからストリームラインを作るために体を伸ばしますよね。その際に、膝が伸びすぎてしまい逆関節に向いてしまうことがあります。これを反張膝と呼ばれるもので、水泳選手にはよく見かける膝の形状です。

反跳膝(上が正常の脚、下がスネの骨が入り込んでしまった脚)

キック力が強い選手はスネの骨が後方に入り込んでしまうことがあり、こうなると膝下や膝裏の外側に痛みを生じやすくなってしまいます。

立っている姿勢で膝下が凹んでいる感じがする
膝裏のふくらはぎの部分が盛り上がっている
足首の角度がフラミンゴのようになっている

横から見て、このような状態になっていたら要注意。早めに休むようにして、膝まわりや太もものケアをすることをオススメします。

膝に痛みが出た時の対処

このように平泳ぎで膝を痛めたと言っても、どのタイミングで膝のどこに痛みが出るかは異なります。それぞれの場面に応じたエクササイズを選択できるようにしたいですね。

膝の内側に痛みが出ている場合は、お尻や太ももの外側が硬くなっていることが多いです。ストレッチもそうですが、テニスボールなどを使って緩めていくと足を蹴りやすくなります。

ただし、テニスボールを長い時間あてすぎると逆に固くなってしまうので、一箇所につき20〜30秒程度にとどめておいてください。気持ちいいからと何分もやるのは逆効果です。

膝下や膝裏の外側に痛みが出ている場合はスネの入り込みが起きている可能性が高いので、膝裏を緩めること、膝上を緩めること、スネを前方に引き出すようなトレーニングをしていくといいと思います。

座った状態で膝下にセラバンドなどを巻いて45度の位置で止めるようにすると、スネを前方に引っ張るような力が働きます。足首の部分に負荷をかけると、テコの原理でスネが入り込むような力になってしまうので要注意です。


とは、言うものの平泳ぎ自体がどうしても膝に負担がかかりやすいのも事実だと言うことを忘れないでください。

不安がある時は、一度専門家に見てもらった方が安心だと思います。痛みを我慢して泳いでも記録はなかなか伸びませんし、休んでいても「いつ治るのかな、、、」という不安に押しつぶされてしまうかもしれません。

あなたの体をしっかりと検査して、どんなことをしていけばいいのか、何をしたらダメなのか、などをお伝えさせていただきます。お気軽にご相談ください。

めんてなが選ばれる5つの理由

めんてなでは”体のゆがみを整えてケガをしない体作り”をテーマに、お客さまの声に耳を傾けて、お一人お一人に寄り添って、しっかりとお伝えすることをモットーにしています。


理由

 最短で改善するための「原因を検査で特定」できるから

少し話しを聞いてすぐに治療に入るのが一般的な治療院ですが、痛みの原因がどこにあるか見極めなければ逆に遠回りになってしまいます。

初回にカウンセリング+30項目にもおよぶ体の検査を行うことで、客観的にあなたのお悩みの原因を特定して、今後の「計画・施術・指導」の方針を立てることができます。


理由

 症状の改善に向けた「最適なサポート計画」が提案できるから

どれくらいの期間で体が変わっていくのかな?どんなことをしていくのかな?と不安になることも多いですよね。

めんてなでは、あなたの体の状態やこれまでのデータを元に、あなたに合った最適なサポートプランをご提案させていただきます。不安を取り除いて、一緒に体の問題解決に取り組んでいきましょう。


理由

 体のゆがみを整える「施術と専用のマシン」を組み合わせられるから

ゆがみの原因となっている部分の固さをゆるめることで膝を伸ばしやすくするだけでなく、そこから筋力の回復や正しい動き方を覚えていくことが大切です。

自分では意識しづらくても専用のマシンに誘導してもらうことで、自然に正しい動き方を体で覚えることができます。


理由

 充実したアフターフォローで「根本改善」ができるから

体に染みついたクセを書き換えるのはとても時間がかかります。その時間を短縮してくれるのが、ご自宅でのストレッチや生活習慣の改善。

その都度、あなたにあった最適なストレッチなどをお伝えしますので、ぜひお試しください。


理由

 「病院や医師と連携し」推薦されているから

病院や医師の方とも連携をしているので、対処できない病気や症状の場合は適切な医療機関をご紹介しますので、ご安心ください。

またクリニックや提携してくださっている医師、海外の先生方から、最先端の医学知識や有益な情報を定期的に提供していただくようにして、つねに最高の施術を提供できるように心がけています。


実際の流れ

①カウンセリング
体の状態やこれまでの状況などをお教えいただくことで原因のヒントを探ります

②体の検査
体のゆがみや可動域をチェックして、本当の原因を見極めます

③施術
表面的な固さから深部の固さまで、丁寧な施術で関節にかかる緊張を取り除きます

④ゆがみ調整トレーニング
専用のマシンを使ったトレーニングで、ゆがみの取れた正しい運動を体で覚えていきます

⑤生活の中でのアドバイス
体がいい状態をキープできるように、気をつける点やストレッチなどをお伝えしています

⑥サポート計画の確認
今後の流れや方針を共有して、同じ方向を向いて取り組んでいきましょう

アクセス

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スポーツ整体院めんてな

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<予約制> 初めての方は1日2名まで

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    投稿者プロフィール

    倉持江弥
    東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。

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