五郎丸選手の右肩脱臼手術のニュースを見て

スーパーラグビーのレッズ(オーストラリア)で活躍する五郎丸選手が右肩を脱臼して手術をするという記事が載っていました。肩の脱臼で手術というからよっぽどクセになっていたのだな、と思っていたら肩鎖関節の脱臼だったようです。

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肩鎖関節はあまり聞きなれないとは思いますが、普通に起こる肩の脱臼とは全くの別物。今日は肩関節の脱臼と肩鎖関節の脱臼の違いについて書いてみま
す。

肩の構造について

まずはこちらの骨格図をご覧ください。左側が正面から見た図、右側が上から見た図です。分かりやすくするために、骨と靭帯だけになっています。

引用:VISIBLE BODY

引用:VISIBLE BODY

引用:VISIBLE BODY

引用:VISIBLE BODY

今回、五郎丸選手が脱臼をしてしまった肩鎖靭帯というのは鎖骨と肩甲骨を結んでいる靭帯のことです。上から見た図をご覧いただければわかりやすいと思います。肩甲骨は意外と複雑な形状をしているんです。

通常の脱臼は上腕骨が肩のソケットから抜けてしまうことなので、明らかに違うということがわかりますね。


ラグビーやアメリカンフットボールのように直接的に肩でコンタクトをするスポーツでは、よく起きる怪我の一つではあります。それ以外にも転倒した際に肩を強打して痛めることもあります。

肩鎖関節を脱臼してしまうと鎖骨を抑える靭帯が切れてしまっている可能性が高く、鎖骨が浮いてしまうのです。こうなってしまうとテーピングで抑えるか、手術をするかという選択になってしまいます。

全治12週間と言われていますが、実際にコンタクトができるようになるまではさらに時間がかかってしまいます。

来季はフランスのチームと契約が決まっているという吾郎丸選手。リハビリも順調に進むといいですね。

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