ハムストリングス(太ももの裏)のキネシオテーピングの方法を紹介します
2015年のプロ野球も開幕してもうすぐ一ヶ月となりますが、やはりケガの情報というものは目に入ってきますね。特に今年は肉離れのニュースが多いような気が、、、
巨人では3月11日に太田選手、4月2日に相川選手、17日に阿部選手。
オリックスでは4月8日にヘルマン選手、19日に中島選手。
スポーツ選手にとって肉離れは切っても切り離せないケガとはいえ、これだけ肉離れのニュースが多く出てくるのは気になります。
※追記 2020年10月20日
コロナ明けのスポーツ界では特に肉離れの記事を多数目にしました。
やはり練習強度が一気に上がると筋肉系のケガが増えることを再確認しているところです。
ハムストリングスの肉離れ
太ももの裏側にあるハムストリングスは、陸上の短距離選手や野球選手などダッシュを行うスポーツ選手に起こりやすいケガです。一度肉離れを起こすと再発しやすいため、思い切り走ることをためらってしまいます。
肉離れに関しては、こちらの記事をご覧ください。
めんてなにも月に3~4人はハムストリングスの痛みを訴えて来店される方がいますが、学生時代に肉離れをしてそれ以来慢性的に痛みを感じているという方が多いです。
なかなかストレッチだけでは改善することが難しく、めんてなでの施術やリハビリトレーニング以外にもテーピングの方法をお伝えしています。
ハムストリングスの肉離れ再発予防テープ
ハムストリングスは臀部(坐骨部)から膝裏まで伸びている長い筋肉です。キネシオテープを使用し、筋肉をサポートするように貼っていきます。
最初は一人で行うのが少し難しいかもしれませんが、慣れてくれば一人でもできるようになります。使用しているテープはキネシオテープの50mm幅のものです。
キネシオテープを貼るときは、筋肉を軽くストレッチしながら貼った方が効果が高いので軽く前屈してもらいます。ハムストリングスの走行に沿って、坐骨部分から膝裏の内側および外側に向かって一本ずつキネシオテープを貼っていきます。
ハムストリングスを浮かせるようにクロスのテープを二本貼って完成です。クロスのテープは少しきつめに貼って問題ありません。
もし、これでも不安が残るときは、完成した後にキネシオテープでぐるぐる巻きにしてください。テープが剥がれるのを防ぐだけでなく、筋肉の余計な揺れを防ぐことができハムストリングスにかかる負担を減らすことができます。
サポーターの役割
もしテーピングを毎回行うのが大変、肌が弱くて皮膚が負けてしまうからテーピングはしたくないという時にはこちらのサポーターも役に立ちます。
肉離れを起こさないようにするには、筋肉の余計な揺れを防いであげることが大切です。テープ代や皮膚の荒れのことも考えると、サポーターでも十分代用できると思います。
サポーターの場合は、ずれやすかったり蒸れてきたりするのが難点として挙げられます。また滑り止め部分で擦れてしまうことも考えられます。
テーピングの利点は強度を調節しやすいこと、厚みがないこと、ずれにくいことが挙げられます。
逆にテーピングの欠点は毎回テーピングをするのが手間になる、肌がかぶれやすい、継続的なコストがかかると行ったことでしょうか。
サポーターの利点は簡単、何回も使える、ある程度の強度調節が可能といった点。
逆にサポーターの欠点初期コストがかかる、使わなくなった時にジャマ、蒸れる、ずれやすい、厚みが気になる場合もあるといったことが考えられます。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、よく考えて使用を検討するようにしてください。
投稿者プロフィール
- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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