サポーターとテーピングはどちらの方が効果がありますか?

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こんにちは、LINE@をはじめてからというもの、意外と多くの質問をいただいております。

今日はその中から。

Q.足首が痛いのですが、テーピングとサポーターはどちらの方がいいですか?

捻挫などで足首を痛めてしまったけど、どうしても試合にでなければいけない時ってありますよね。そんな時にどちらの方がいいかというのは非常に大切な問題です。

テーピングをする時に考えること

テーピングは専用のテープを使用して、患部を固定することを目的とします。足首の捻挫を予防するためには、ホワイトテープで固定することがメインとなります。この時に頭に入れておくことは、

①トレーナーの技術
②皮膚のかぶれ
③テープ代金

ですね。

トレーナーの技術

やはりテーピングをするにはそれなりの経験や技術が必要になります。熟練者と初心者では固定力が全く違います。

体の形状は人それぞれ違うので、テープを貼る角度も異なります。変な角度で引っ張ってしまうと食い込んでしまって痛いですからね。

テープを巻いてもらった段階ではよくても、立った瞬間に食い込みが強くなることもあります。それくらい技術の差が出やすいのです。

皮膚のかぶれ

皮膚に直接貼るものですから、当然皮膚が弱い方はかぶれやすくなります。

ホワイトテープを巻く時には、その前にアンダーラップを巻きます。皮膚との密着をよくするために粘着スプレーをした方が効果が高いのですが、それを嫌がる選手も多いですね。

キネシオテープはその効果から2〜3日貼りっぱなしでも問題ないのですが、かゆみが出るので一日で剥がす方もいらっしゃいます。こればっかりは仕方ありません。

テープの費用

忘れてはいけないのがテープの費用です。テープは一回一回巻き直さなければいけません。一回一回は安いと思いがちでも、積もり積もればかなりの額になっていることも稀ではありません。

チーム単位でテープを扱うと箱で購入するので一本一本の額はそこまでいきませんが、薬局で売っているバラのテープはびっくりするほど高い時もありますからね。

サポーターをする時に考えること

ではサポーターはテーピングとどう違うのでしょうか。

それぞれの目的にあったサポーター

一言にサポーターと言っても、様々な種類のサポーターが存在します。

紐で止めるタイプ、テープで止めるタイプ、布一枚のタイプ。目的や求める強度によって変わってくるので、自分がどの動きを制限したいかを明確にしておく必要があります。

これはスポーツショップで定員さんに詳しく聞いた方がいいと思います。

サポーターの厚み

次に気にしておくことはサポーターの厚みです。特に足首のサポーターをつけて靴を履くと、靴が履きづらく脱げそうな感覚になります。

サポーターをしてから靴を履く時は、その上にさらに履く靴上のサポーターもあるのでそれも頭に入れておいた方がいいかもしれません。

靴が変形してしまうとサポーターが必要なくなった時に、靴を買い換えないといけなくなるので気をつけましょう。

費用の問題

最初はどうしても値段が張ってしまいますが、一度買えば半年は使えます。

テーピングと比較すると総合的にみたら安くなります。自分の足に会うサポーターがすぐに見つかればいいのですが。

実際の効果は?

これまでにテーピングとサポーターを比較した文献はいくつか出ています。

それらを見ていくと、テーピングよりはサポーターの方が効果はあるのではないか、というものもあればどちらもそこまで障害予防につながっていないのではないか、というものもあります。

実は固定力自体はそこまで強いものではなく、どちらかというと皮膚に接触させることで感覚を呼びもどさせる役割の方が強いようです。


どちらにも良し悪しがあるので一概には言えませんが、テーピングの場合はとにかく技術の問題が多分に影響しますからね。

しっかりとした目的がわかっているようであればサポーターの方がいいかもしれませんね。

もちろんサポーターでは抑えることができない障害などもありますので、その辺はしっかりと調べていただけるといいと思います。

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投稿者プロフィール

倉持江弥
東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。

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