足首の捻挫をした後に起きる腫れや内出血にはリンパファンテープ
こんにちは、めんてなの倉持です。
足首の捻挫をした後に、かなりの腫れや内出血が起きることがありますよね。
この腫れがあることで可動域が制限されてしまって、さらに治りが悪くなるといった悪循環になりがちです。
私たちトレーナーにとってはいかに腫れをコントロールするか。
これが治癒のスピードに関わってくると考えています。
そのための一つの方法が今回紹介するリンパファンテープです。
捻挫の後に限らず、肉離れや打撲のあとにも使うことが多いテーピングの手法の一つです。
リンパファンテープって?
リンパファンテープとは、キネシオロジーテープを網目状に細かく張り巡らせることで皮膚を浮かせてリンパや血液の流れをよくするために行われます。
テーピングはさまざまなやり方があり、
◉関節の固定(ケガの予防、再発防止)
◉正しい関節運動への誘導
◉筋肉の動きのサポート
などが主な目的となります。
使われるテープの種類も、
◉ホワイトテープ
◉アンダーラップ
◉伸縮テープ
◉キネシオロジーテープ
などさまざまな種類のものがありますよね。
今回はキネシオロジーテープの50mm幅のタイプを使います。
足首のリンパファンテープのやり方
腫れている部分を覆えるくらいの長さに切って(今回は15cmくらい)、2~3cmくらいを残して切っていきます。
角は丸めておくと剥がれにくくなります。これを2本作っておきましょう。
基本的にキネシオロジーテープを貼るときは軽く引っ張ることが多いのですが、今回のテープは引っ張りません。
その長さのままペタペタと貼っていくことで肌を持ち上げる効果が出やすくなります。上から順々に編み込むようにして貼っていきましょう。
※つい引っ張りがちですが、引っ張らないように常に注意して貼るようにしてください。
腫れや内出血がある部分をしっかりと覆うように貼れたら完成です。
一般的なテープと違い、引っ張られる感じとは一切ないので、選手はどんな効果があるんだろう?と不思議に感じるテープかもしれません。
このように皮膚を持ち上げることで、リンパや血液の流れを促して循環を良くしていきます。
ケガをしたあとの腫れや内出血はなかなか治らずに、そのせいで動きを制限してしまうことがよくあります。しっかりと循環させることで皮下の出血を流して、早期の回復へとつなげます。
今回使ったテープはこちら↓
キネシオロジーテープスポーツタイプ 50mmX5M(6巻入り) 伸縮 テーピングテープ 肩 膝 足首 手首 ふくらはぎ...
非常に使いやすく、お値段もお手頃なのでオススメです。
このテープは足首の捻挫だけでなく、肉離れや打撲など、腫れや内出血が起きるようなケガをしたときは使っています。
ただし、ケガをした後は、骨折や靭帯の損傷がないか、まずは病院を受診するようにしましょう。
骨折があるのに、腫れをコントロールするだけでは逆に治りが遅くなるだけでなく、関節の変形なども起きかねません。自己判断だけはやめるようにしてください。
投稿者プロフィール
- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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〜呼吸・体幹編〜
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ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。
その前提としての呼吸の最適化であったり、体幹の動きの最適化をしていくことで、トレーニングの効果もさらに高まってきます。
「腰を痛めることなく動き続けたい」
「呼吸が浅いのをなんとかしたい」
「もっといいパフォーマンスをしたい」
という方におすすめの一冊です。