変形性膝関節症に効果的な大腿四頭筋(太もも前側)のキネシオテーピング
先日、医師や医療機関の方が運営するMEDLEYというサイトでこちらの記事が紹介されていました。
これまで変形性膝関節症を改善するためにストレッチや運動療法を組み合わせて行うことが効果的であるという研究データがありました。
今回はキネシオテーピングによってどんな変化が出るかという内容です。
キネシオテーピングの効果
そもそもキネシオテーピングにはどんな効果があるかといいますと、
キネシオテックスを貼ることで、体内に隙間ができてリンパ液や血液の流れが良くなります。そのことにより、新陳代謝の促進・自然治癒力の向上・筋肉の痛みや凝りの改善・疲労の回復に効果的です。(引用:キネシオテーピング協会)
私たちトレーナーもスポーツの現場ではキネシオテーピングを愛用していまして、筋肉の動きを補助したり関節の動きを軽く制限するのにとても適しています。
伸縮性を持っており、肌に直に貼ることができるためとても使いやすいです。
今回の研究ではキネシオテープを大腿四頭筋(太ももの前側)に伸長させて貼ったグループは歩行中の痛みや圧痛閾値が大幅に改善された、と報告されています。
大腿四頭筋は膝蓋骨(膝のお皿)の動きに大きく関与しており、大腿四頭筋の動きが悪くなる(硬くなる)と膝蓋骨の動きが制限されてしまい膝の痛みが強くなる傾向にあります。キネシオテープを貼ることで、大腿四頭筋の動きをよくし膝のお皿が動きやすくなったことが痛みの軽減につながりました。
痛みが強くてストレッチや運動がうまくできない方の場合、キネシオテーピングを活用することで次のステップに進みやすくなるのではないでしょうか。
大腿四頭筋のキネシオテーピング
大腿四頭筋のキネシオテーピングのやり方はいくつかありますが、こちらの動画が参考になると思います。一人でも簡単にできるのでお試しください。
変形性膝関節症に関してもっと詳しく知りたい方は、こちらに記事をまとめてありますのでご参照ください。
[st-card id=272 ]キネシオテープはこちらで購入することが可能です。今回のテーピングに関しては、75mm幅のキネシオテープがオススメですが太ももが細い方は50mmでも問題ありません。
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ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。
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