【セミナー報告】よさこいワークショップ第三弾「よさこい必要な体力作り」を開催しました

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今年からスタートしたスーパーよさこい主催のプロジェクト、
ミライのよさこいに向けたスペシャルワークショップも
第三弾、ついに最終回を迎えました。

これまでに、「姿勢」に関するワークショップと
「柔軟性」に関するワークショップを行ってきました。

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第三弾の今回はこれまでのことを踏まえた上で、
よさこいのパフォーマンスをあげるトレーニングを
実技中心に行ってきました。

ただがむしゃらにやるのではなく、そのトレーニングにはどんな効果があるのか。

そんなことを考えながら体を動かしていくと、
これまでとはまた違った景色が見えるのかなと思います。

足ゆびづかみ運動

簡単に股関節を動かしてウォーミングアップを終えたら、
まず足のゆびに刺激を入れて基底面を安定させます。

やっていくことは、
①足の甲のストレッチ
②足たぐり寄せ歩き

の二つ。


日常生活で革靴やハイヒールを履いている時間が長くなると、
どうしても指先が反り上がりやすくなってしまいます。

サンダルでの生活が長くても同じような傾向があります。

指先がそってくると地面を捉えられなくなり、
バランスが悪くなりやすいのです。


地面にタオルをおいて足のゆびで引き寄せるタールギャザーなども有効ですが、
先に足の甲のストレッチ(指先を丸める)をやっておかないと丸まりも半減してしまいます。

どうしても丸めづらい方はこちらのトレーニングも有効です。

足のゆびが使えるようになることで足裏の接地面積が広くなりますよね。

実際にこの運動をやる前とやった後では、
地面に立った時の感覚がかなり変わってきます。

ぜひトレーニングの前に試してみてください。

運動時の基本姿勢

野球にしてもサッカーにしてもスポーツをするときには、
どの競技でも基本姿勢というものがあります。

前後左右どの方向にもバランスよく動き出せる姿勢。

どんな状態であってもその姿勢に戻ることができれば、
体に無理なく動き出せる姿勢のことです。

それがパワーポジション。

パワーポジション

体が前に倒れすぎず直立にもなりすぎない中腰姿勢で、
背筋がピンと伸び、足の裏全体で重心を支えている姿勢のことです。

どこから押されてもバランスを崩しにくい、
そんな姿勢をまずは覚えていただきました。


女性の場合は膝が中に入るニーイントゥアウト姿勢になりやすく、
男性の場合はがに股で猫背になりやすかったりします。

もちろん腰痛があってうまく姿勢が取れないという場合は無理をする必要はありません。

自分できる範囲において、どれだけ体のバランスが取れている姿勢を意識できるか、
それが大切です。


例えば、片足立ちで膝を抱えてからパワーポジションに戻ったり、
両足のパワーポジションから片足のパワーポジションに以降したり。

いかに真ん中に入ることができるかを、体で覚えていきます。

ヒップヒンジ

パワーポジションは股関節も膝関節も足関節も意識して行いますが、
背面周りを中心に体を使っていきたい時は、股関節を中心に動いていく
ヒップヒンジという動きを覚えていきます。

いわゆるデッドリフトの姿勢ですね。

膝は軽く緩めた状態で股関節を中心に体をたたんでいって、
ハムストリングス(太ももの裏)で体を支えていきます。

両手を前に出して、手とお尻が反対方向に引っ張られるように意識をすると
伸びがさらに強調されます。


この動きの注意点は、ハム・腰・背中が固いとうまく上半身をたたみ込むことができません。

そんな時は周りと同じように上半身をたたみ込む必要はないので、
背中が伸びた姿勢でできるとことまで下ろしていけばOKです。

肩周りの可動域

動きの姿勢を正しく覚えることができたら、次は肩まわり。

肩甲骨周りの可動域は胸椎の動きと連動しているので、
これまでの二回のワークショップでやったことが生きてきますね。

左右の肩を大きく回したら、左右で互い違いの動きも練習してみます。
少し脳トレみたいな感じになりますね。


次は両手を広げて、右と左を逆方向にねじる「ぞうきん絞り」のストレッチを行っていきます。

腕の動きと肩甲骨の動きの連動性を体で感じることができると、
肩の力も抜けやすいのかなと思います。

ただ女性は慣れるまで、肩が疲れてしまうかもしれません。

体幹を中心としたひねりの運動

最後に全身を使ったひねりの運動をバランスよく行っていきます。

ツイストランジからの片足立ち

足を前後に開いた姿勢で両手を前に出したところから、
体をひねりながら腰を落としていきます。

この時に体の軸が横に倒れたり、前に倒れたりしないこと。

軸を真ん中に保ったまま腰を落として、体をひねるようにします。
前回行った胸椎から体をひねるストレッチが効果的ですね。


この姿勢が安定したら、ここから後ろに引いた足を一気に引きつけて
片足たちになります。

上半身はひねったところから、まっすぐに戻していきます。


足裏が安定していないとバランスを崩しやすいですし、
胸椎の回旋を体で覚えておかないとひねりが甘くなりますし、
股関節が固いと動きが小さくなってしまいます。

ここまでやったことが全て試されるトレーニングです。

ワールドグレイテストストレッチ

全身をトータルに使うことから、この名称がついています。

だから何?

と言われてしまうとそれまでなのですが、股関節から体幹から全ての筋肉を使う
ストレッチとしていろいろなカテゴリーで使われているストレッチでもあります。


やり方はいくつかあるのですが、今回行ったのは、

①足を前後に大きく開いて、両手を前足の内側に置く
②片手を地面から離し、体をひねりながら天井に伸ばしていく
③腕を戻して、足はそのまま逆の手を同じように天井に伸ばしていく
④両手を地面について、前に出している足を伸ばしてハムストリングスをストレッチ
⑤元の姿勢に戻る

という流れのストレッチです。


言葉で見ているとわかりづらいかもしれませんが、
やってみるとそんなに難しいストレッチではありません。

ただ、いろいろきついとは思います。


最後はクールダウンをして、全3回のワークショップが終了しました。

これまでスーパーよさこいの本番以外ではなかなか交流ができなかったので、
怪我をしないで続けていくための方法を少しでもお伝えできてよかったかなと思います。

ここからよさこいシーズンが本格的に始まりますので、
怪我なく無事に乗り切れることを期待しています。

そして、8月最終週に行われるスーパーよさこいで素晴らしい演舞が見れることを
楽しみにしています。

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    投稿者プロフィール

    倉持江弥
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