オフィスのイスに座っていると腰が痛くなってしまう方が簡単にできる対処法

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1日中イスに座って作業を続けていると、いい姿勢を取ろうと意識しても徐々に崩れてしまいますよね。短い時間でしたらまだしも、長時間になってくれば自然と背中も丸くなってしまいます。

たまに歩いたりできればいいのですが、気づけば2時間や3時間があっという間にすぎていたという話しもよく聞きます。

今回はそんな時に無理に意識しなくても、自然といい姿勢を取りやすくする方法をご紹介します。

正しい姿勢を取るために

長時間の座り姿勢は背中を丸くしてしまい、腰痛や肩こりの原因となってしまいます。まずは正しく姿勢を取るためにできることを確認します。

適切な椅子の高さ

まず大切なことは椅子の高さが自分に合っているかということをもう一度確認しましょう。オフィスにある椅子は同じ規格なので、体のサイズによっては全く合っていないことがあります。

合っていない椅子に座っていると、それだけで姿勢が悪くなってしまいます。確認するポイントは、

足の裏をついた時に膝が90°になっているか

という点です。


座面の高さを調節できる椅子でしたら、すぐに椅子の高さを調節するようにしましょう。

もし調節できない椅子でしたら、足の下に台を入れる、もしくは椅子の上に座布団を乗せるといった対策で高さを調節してください。

正しい姿勢

椅子に座っている時のいい姿勢は、

足は少し開き気味(約60°ほど)
背もたれに寄りかからず、少し前に座る
机との距離は拳1〜1.5個分

小学校などでも習うと思いますが、もう一度確認してみましょう。もしかしたら、毎日お子さんに注意していることかもしれませんね。

下腹部を締めて顎をひく

骨盤を立てて、下腹部を締めることで背筋をピンと伸ばすことができます。

その上でアゴが前に突き出して猫背を助長しないように、アゴを引いておくようにします。

正しい姿勢は疲れる

とは言うものの、正しい姿勢を続けるのはやっぱり疲れます。ずっと筋肉だけで支えるわけにはいきません。

そこで、今回はタオルを使って楽に座れる方法を紹介します。


やり方は本当に簡単で、まずはフェイスタオルを折りたたみます。少し厚みがほしいので長方形にします。折りたたんだタオルを椅子の深い部分に置き、そこに浅めに座ります。


左側が何も入れずに猫背になった姿勢、右側がタオルを入れて骨盤が立った姿勢。タオルを尾てい骨の部分に当てることで自然と骨盤が立つようになります。


骨格でみるとこんな感じです。尾てい骨にタオルを当てることで、骨盤が立ちやすくなるのがわかるのではないでしょうか。骨盤を立てるために余計な力を入れる必要がなくなり、姿勢の保持が楽になりますよ。


とはいえ、座りっぱなしになったいたら腰痛や肩こりはどうしてもつきまとってしまいます。

トイレに行く隙に背伸びをしたり、前屈をしたり、股関節を動かすことで背中まわりを緩めるクセをつけていきましょう!

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ご自宅でできる簡単なストレッチやトレーニングの指導なども行いますので安心して取り組むことができます。

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    投稿者プロフィール

    倉持江弥
    東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。

    初の著書|太鼓打ちのための身体の整え方 〜呼吸・体幹編〜

    初めての著書

    打ち込む力を引き出す!太鼓打ちのための身体の整え方
    〜呼吸・体幹編〜

    を電子書籍にて上梓しました。

    ”太鼓打ちのための”という表現になっていますが、野球やテニスといったオーバーヘッド種目、音楽をされている方など身体を使うすべての方に参考になる内容になっています。

    これまで様々なチームで指導をしてきましたが、いいパフォーマンスを発揮するためには呼吸や体幹の動きを整えていくことが最優先なのではないか、という結論にたどり着きました。

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    ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。

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