身体が硬いのに足も速いしケガをしないという矛盾
「ケガをしないために、もっと身体を柔らかくしたい」 「身体は柔らかければ柔らかいほどいい」 ストレッチの指導をしていたり、店舗に足を運んでくださる方とお話しをしているとこういう会話になることが多々有ります。 もちろんケガをしないためにストレッチをすすめていますし、柔軟性があった方がケガをしにくいのも事実です。 が、 やればやるほどいいのかと言うと実際にはそういうわけでもありません。 実際にプロのトップアスリートでも身体が硬い選手はたくさんいます。意外と身体が硬い人の方が足も速く、ケガをしないことも多いです ...
新たな始まり、急な運動にはご注意を
あけましておめでとうございます! 2016年もよろしくお願い致します。 年末年始はいかがお過ごしでしたか? 年末の格闘技、年明けの箱根駅伝やアメフトなどスポーツ観戦で熱くなった方も多いと思います。 熱くなった気持ちそのままに、「今年の目標はフルマラソンに出場だ!」と急に動き始めたくなるのはわかりますが、ちょっと足元を見つめ直してください。。 今までのイメージで身体を動かし始めようとしても、身体は準備ができていませんよね。硬くなってしまった筋肉、ギシギシ鳴る関節、いきなり動かしてしまってはケガの元になってし ...
競技の練習ばかりすることの弊害
社会人になると、途端に運動をする機会が少なくなりますよね。サッカーやフットサルなどの団体で行う競技から、テニスやマラソンなど個人~数人でできる運動へとシフトしていきます。 ■運動不足解消のため ■好きだから ■新しいことにチャレンジしたい そのため、時間を見つけてはテニスの練習や走ってばかりということもよくある話しです。 ただ、一つの競技の練習ばかりをしていると、身体(特に関節)にかかる負担が大きくなっていきます。同じような動きの繰り返しになるため、肩や膝など局所的にストレスがかかりやすくなってしまうので ...
膝裏の外側に引っかかりがあるときの対処法
自分がアキレス腱を切ってみて改めて思うことは、身体のバランスはいとも簡単に崩れるんだということ。 歩行用装具をつけて歩いていても、うまく地面を蹴ることができず足のむくみもひどくなってきます。家の中で装具を外して歩く練習をしてみても、足首が曲がらないのでガニ股で引きずるようにして歩いてしまいます。 その結果、足首まわりにねじれ(下腿外旋)が出てくるのを実感しています。 この足首のねじれが後々の膝の痛みや股関節の痛みにつながってしまう可能性があるので、歩幅が狭くてもできる限りバランスのよい生活を心がけるように ...
アキレス腱断裂の手術後、足のむくみを解消する
アキレス腱断裂の手術から二週間、ギプスが取れて歩行用装具での生活に切り替わりました。 今、悩まされているのが足のむくみ。 アキレス腱に限らず、前十字靭帯断裂後の再建術や股関節の手術など下半身の手術をしたあとはむくみが出やすくなります。 術後の足のむくみは痛みや足首の圧迫感があるだけでなく、リハビリの進行を妨げるとても厄介なもの。 できるだけむくみを起こさないように気をつけることを書いていきます。 ギプス固定中にむくみが起きる原因 アキレス腱を断裂すると下肢の深部静脈血栓症を起こしやすいというデータがありま ...
アキレス腱断裂の手術後、ギプス固定中のリハビリ
アキレス腱の縫合手術を終え、膝下はギプスで固定されています。ギプスが外れるまでは何もできないと思われがちですが、その日からできることはあります。 もちろん患部の痛みや気持ち悪さがなければという条件はありますが、動き始めは早いに越したことはありません。ギプスをしていて松葉杖での移動ですから、身体のバランスが崩れるのは当たり前。 少しでもいい状態でいられるように、自分でできるリハビリを始めていきましょう。 下半身のストレッチとトレーニング 手術をした側(患側)もそうですが、元気な足(健側)もケアしておく方が望 ...
テニスボールとゴルフボールの違い
セルフコンディショニングをすすめる際に、テニスボールを使う方法を教えることが増えています。 例えば足の裏でコロコロしたり、肩甲骨の間に2個入れて背中をほぐしたり。 テニスボールの大きさと硬さが肌のカーブに合ってちょうといいんです。 以前はゴルフボールを使うことが多かったように思います。 ゴルフボールも同じ球体ではありますが、小さくて硬いので皮膚の面にとっては少し刺激が強すぎます。 強い刺激は逆に皮膚を硬直させてしまうことになりかねません。 テニスボールもできれば新品ではなく、使い古したものがちょうどいい。 ...