スポーツチームで取り組むべき熱中症対策 〜チームでできること〜

こんにちは、めんてなの倉持です。
オリンピックも中盤に差しかかり、この暑さでの選手の体調が本当に心配になります。

さて、前回の記事は読んでいただけたでしょうか?
スポーツチームで取り組むべき熱中症対策 〜個人でできること〜


コロナの影響もあり、日々の体温チェックはかなり日常的になってきた印象がありますが、
睡眠時間や体調のチェック、尿の色や体重のチェックは個人単位ですることができますね。

ここを疎かにすると、今回のお話しもムダになってしまうのでまずはここから。

その上でチーム単位で取り組めることを徹底していくことで
熱中症になるリスクをかなり減らすことができると思っています。

チームでの管理

チーム単位で取り組めることとしては、

  1. 練習するタイミング
  2. 練習時間の長さ
  3. 練習途中の休み

などが考えられます。



練習するタイミング

何はともあれ、一日の中で暑くないタイミングで練習をすること。
これが一番です。

8月ともなると夜中でも25℃を下回ることは少なくなり、日中は35℃を超えることもあります。
ということも考えると、できるだけ11時〜14時は避けておきたいところ。

学校の部活などですと学校に入れる時間などの制限もあると思いますが、
このあたりは選手の健康を第一に考えておく必要があるので
学校側と相談できるのなら少しでも話しておくといいですね。


練習の開始時間が早くなるとよくある問題が、

・朝ごはんを食べないで練習に来る
・睡眠時間が足りない

という二点。


これに関しては夜のテレビやゲームをしないで、早く寝るようにするしかありません。
朝ごはんを作るお母さんは大変ではありますが。。。

朝ごはんも睡眠時間もどちらも熱中症のリスクを高めると言われています。
これは個人単位でできることですので、いい練習をするためにも必須と言えます。

練習時間の長さ

やはり練習時間が長くなるほど、体内の温度は高くなって熱中症のリスクは高まります。
そのためにWBGTの値を基準にしている学校もあります。

暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。(引用:環境省)



WBGTが28以上になると厳重警戒、31以上になると運動は原則中止という指標があります。が、これをきっちり守ると日本ではほぼ運動できなくなる場合もあります。

WBGT値と気温、相対湿度との関係(引用:厚労省)

参考までにこちらの相対図をご覧ください。

こちらは厚労省の熱中症予防対策ハンドブックから抜粋しておりますので、よろしければ実際にこちらをご覧いただいた方が早いかもしれません。



そのため、WMGTが28以上になったら練習時間は2時間30分まで、とか31を超えたら30分に一回は休みを入れるとか基準を作っておくようにします。

人によって暑さに強い・弱いはあるかもしれませんが、チームとして基準を作っておくことで重篤な状況を回避することができます。

練習途中の休み

どうしても練習が長くなる時は、最低でも1時間に1回は5〜10分の休憩を取るようにしましょう。

この時に気をつけるのは、

・日陰に入ること
・体を締め付けているものを緩める
・靴と靴下を脱ぐ
・風に当たる(水をかける)
・エネルギー補給(バナナ、ゼリー、塩羊羹、塩分タブレットなど)

です。


体内からできるだけ熱を解放したいので、まずは日陰に入ること。
その上で靴や靴下を脱いで風が通るようにしましょう。

そして、汗で失われた塩分をしっかり補給です。

塩分タブレットや塩羊羹はこれまでチームに関わってきた中で、
選手からも好評だったので重宝していました。


ここまで徹底してやっても熱中症は出てしまうもの。
そのためにも必ず経口補水液OS-1は必ず準備しておきましょう。


それでもダメな時は

それでもダメな時は、すぐに救急車を呼びましょう。

・ガタガタ震えている
・最初は肌が赤くなっていたのに白くなってきた
・唇が紫っぽい
・頭痛や吐き気を訴える
・意識が朦朧としている

といったサインは本当に危険です。
こうなったら1分1秒でも早く対処しなければいけないのですぐに救急車です。

こうならないためにも、万全の対策をして夏の練習に臨みましょうね!

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