このところ、急に筋膜という言葉が使われるようになりましたね。

テレビの健康番組でも筋膜リリース筋膜ストレッチという呼び方を見かけるようになりました。

では、そもそも筋膜って何でしょうか?

私自身、この目で筋膜を確認しているわけではないので、本当に理解ができているのかと言われれば「頭では理解しているけど、、」という返し方しかできなかったように思います。

今回のコースに参加した理由の一つに筋膜をしっかりと理解したいという思いがあったかもしれません。




体を覆っている膜の存在

身体には骨、筋肉、内臓などがありますが、それぞれがバラバラにならないように大きな膜で覆われています。

皮膚(引用:系統別・治療手技の展開 P.85)

皮膚(引用:系統別・治療手技の展開 P.85)

これらは大きく分けて筋肉を覆う膜と、体全体を覆う膜の二種類に分けることができます。

筋肉を覆う膜
・一本一本の筋肉の線維を覆う筋内膜
・筋肉の線維が束になった筋束を覆う筋周膜
・筋束が集まってできた筋肉を覆う筋外膜

身体全体を覆う膜
・皮膚と皮下組織(脂肪)の間にある浅筋膜
・脂肪と筋肉の間にある深筋膜

一言に筋膜といっても、筋膜と言われるものはこれだけたくさんあります。

さらにはそれぞれの膜をゆるくつないでいる組織があり、それのことを結合組織と呼んでいます。


怪我などをすると筋膜自体が硬くなってしまうこともあれば、膜と膜をつなぐ結合組織の滑走性が悪化してしまうことがあります。

一般に言われる筋膜リリースは筋膜自体を緩める効果が期待されているものもあれば、滑走性の改善にアプローチしているということです。

実際の筋膜の状態

実際にメスを持って皮膚を開いていくと、皮膚のすぐ下に薄い膜が存在します。これが浅筋膜と言われるものですね。

そのすぐに下に脂肪組織があり、脂肪を丁寧に取り除いていくと網目状の膜が姿を表します。これが深筋膜でしょうか。

皮膚と皮下脂肪を取り除いて、深筋膜だけになった姿は、失礼な言い方かもしれませんが非常に神秘的でした。

人体のネットワークというだけあって、網状の組織が体全体に張り巡らされているのがわかります。素晴らしいですね。


触ってみると深筋膜は非常に強度があり、メスで切り開くにしても硬さが目立ちます。

特に骨盤の仙腸関節あたりは線維が二重三重となっており、線維方向が縦のライン・斜めのラインと折り重なっています。

胸腰筋膜(引用:人体の張力ネットワーク膜・筋膜 P.38)

胸腰筋膜(引用:人体の張力ネットワーク膜・筋膜 P.38)

目で見ても、この図と同じように縦・横に走っているラインがわかるくらい。手で仙腸関節を動かしてみてもビクともしません。相当、強固なつながりをしています。


これだけ強固なつながりの仙腸関節がゆがむというのは、どれだけ大きな力が加わっているのかなとも考えてしまいます。

実際には筋膜の性質を知っておく必要があり、瞬間的な力で筋膜が伸びたりねじれたりすることはないとのこと。

数ヶ月・数年単位で徐々に筋膜が伸ばされて、その位置で固定されていくようです。

要は日々の生活習慣においてねじれた姿勢や悪い姿勢のまま長時間いることで徐々に変化してしまい、最終的に痛みとなって出現しているんですね。

これを戻すというのはとても至難の技だなというのは改めて感じました。

筋膜リリースとは

最近よく出てくる筋膜リリースとは、この深筋膜自体をゆっくりと緩めることと、膜同士をつなげている結合組織の癒着を取り除く方法です。

筋膜リリースには様々な方法が紹介されています。

もちろんそれぞれに効果がありますが、先ほども説明したように筋膜を緩めていくにはかなりの時間がかかってしまいます。

最初は神経的な興奮を抑えることが目的であり、それを継続していくことで筋膜のコントロールに結びつけていくという話しが印象的でした。

日常のくせに身についた姿勢はなかなか戻せませんからね。

おわりに

まだまだ筋膜だけですが、筋膜の存在を目の当たりにするだけでも今後のセッションが変わっていきそうな予感がしました。
(実際に東京に帰ってきて、明らかに変わっていることに気づいていますが)

体の奥深さを改めて感じています。


今回、参考にした資料はこちらの三冊。難しい内容なので、特に体の勉強をされている方にオススメです。

筋膜に関する書籍はとても多く出版されています。もちろん海外の書籍はもっともっと多く出ております。

骨や筋肉だけでは説明ができない体の悩みを、膜という存在で説明することができそうですね。




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