アリゾナ筋膜解剖実習コースに参加して

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アメリカはアリゾナ州フェニックスで行われた5日間の筋膜解剖実習コースを終えて、先日無事に帰国致しました。言葉にすると、ただ一言「素晴らしい時間だった」ということしか言えません。

今回の旅程ではひたすらインプットに集中したかったので、あえてブログやフェイスブックなどでアウトプットをしませんでした。これから少しずつ整理をしながらお伝えしていこうと思います。

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アリゾナ筋膜解剖実習コースの概要

日本においては医師以外に解剖実習が認められていませんが、アメリカではOKなので各地で行われている解剖実習コースに多くの日本人が参加されています。

今回のコースが他のコースと違う点は以下の通り。

Anatomy Trainsの著者であるThomas Myersが講師

このところ筋膜という言葉が急激に広まってきましたが、その筋膜の流れをまとめたアナトミー・トレインの著者であるトーマス・マイヤースさんが講師を務めてくれました。

筋膜という連続的・複合的なシステムネットワークはとても難解で、全てを理解するにはとても時間がかかってしまいます。

実際に解剖をしながら筋肉や筋膜のつながりを指導していただき、さらに講義もしていただけるというのですから、このチャンスを逃すわけにはいきません。

さらにHolyさんとRauriさんという2名のアシスタントの方がサポートしてくださいます。

非常に難しい本ではありますが、筋肉や骨だけでは説明できないと思っている方にはオススメの本です。

冷凍された御献体

今回、使わせていただく施設は世界的な解剖学者のTodd Garciaさん主宰のAnatomical Enlightenmentというラボ。

こちらでご提供されている御献体はホルマリンで化学処理されていない冷凍保存をされた御献体ということです。これはとても珍しく、より生きている状態に近いということができます。

ユタ大学にてドナー登録をされた方々からご提供いただいているもので、御献体・ご家族の方々への感謝の気持ちしかありません。

日本語の通訳がつく

意外とこの点は見逃せません。英語でのセミナーを快適に受講するためには、通訳をされる方の質という点は非常に大切です。

特に今回のセミナーでは単純に英語を訳せばいいというわけではなく、専門用語をわかりやすい形で日本語に置き換えるというとても大変な作業になると思います。

通訳を担当してくださったのは、今回のツアーを主催してくださったキネティコスの谷さん、アメリカに在住しているMaikoさんとKanaさん、アメリカでのトレーナー資格(ATC)を取得し各地で講演活動している近藤さん。

4名の通訳の方がそれぞれの先生方について話しをしてくれるので、とても安心してプログラムを進めることができました。

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主催のキネティコス代表の谷さんとトラビス。本当にお世話になりました!


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左から主催のキネティコスメンバーで同じチームでも支えてくれた大室さん、アシスタントのRauriさん、通訳の近藤さん、アシスタントのHollyさん、通訳のKanaさんとMaikoさん。ありがとうございました!

今回の実習の流れ

今回は以下のような流れで実習を行っていきました。

トムのモーニングセミナー

毎朝、約60分のトムの講義からスタートします。

運動の大切さや筋膜の流れ、内臓の機能など体に関わることを少しずつ教えていただきます。

これに関しては、別でまとめていきたいと思います。

ラボでの実習

ここからラボに移動して、10時〜17時までみっちりと解剖を行っていきます。

参加者が50人に対して8体の御献体を提供していただいたので、1チーム6〜7人というチーム構成となりました。

私が一緒に解剖を行った仲間は、鍼灸師、パーソナルトレーナー、柔道整復師、歯科医、マッサージセラピスト、ロルファーの7人。

とても個性豊かでしかもそれぞれのスペシャリストが集まり、素晴らしい仲間に恵まれて5日間を終えることができました。

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実際の解剖についても、これからまとめていきます。

自習時間

17時に解剖が終わったらバスでホテルまで戻って、あとはフリーの時間なのですが午前の講義と実際の解剖をまとめるだけで夜は過ぎてしまいます。

とにかく情報量が圧倒的に多く、少しでも吸収するために日々解剖書とにらめっこでした。

講義に関しては録音がOKだったので、レコーダーを持っていってホテルで書き起こしを作る毎日です。(それでも量が多すぎて全てを作るのは無理でしたが、、)

ちなみにこちらのレコーダーはコンパクトなのにとても高性能で、かなり離れた距離でも鮮明に録音してくれました。

あとで書き起こしを作る際に、とても聞き取りやすかったです。

体は一つのシステムである

今回の一週間を通じて、体はバラバラに捉えるのではなく一つのシステムとして捉えることの重要性を改めて認識しました。

筋肉や骨、内臓や筋膜など解剖学的な部分だけでなく、実際にアメリカで生活してみて食事や運動なども大きく影響しています。

次回のブログで実際の解剖の様子やトムの講義、アメリカでの生活などについて詳しく書いていきたいと思います!




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    投稿者プロフィール

    倉持江弥
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