寒くなってくると足がつりやすくなる人の対処法

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こんにちは、スポーツ整体めんてなの倉持です。11月に入ってすっかりと寒くなってきましたね。寒くなってくると増えてくるのが、足や腰を攣ってしまう人。

◆寝ているときに足を攣って目が覚めた
◆ちょっと体をひねったら腰を攣った
◆指先で踏ん張ったら足の指を攣った

筋肉の痙攣なので基本的には放っておけば和らいできますが、攣った筋肉がそのあと硬くなってしまうというのはよくあることです。

今回は足をつる原因や攣った時の対処法を紹介していきます。

足がつる原因とは

寝ている時や日常生活中につりやすい部位といえば、ふくらはぎや足の指ですね。ふくらはぎをつることを別名「こむらがえり」とも呼んでいます。

冬に足がつりやすく原因はいくつか考えられます。

運動不足

寒くなってくると外に出るのが億劫になるので歩く距離が極端に少なってきます。歩いているときに地面を蹴るという動きが、ふくらはぎや足の指には非常に重要なんです。

血液は心臓から体の隅々まで送られて、また心臓まで戻ります。行きは心臓の拍動のおかげで体の隅々まで届くことができますが、帰りは筋肉の動き(ポンプ作用)が必要になります。

どこの筋肉の動きが必要かというと、それがふくらはぎの筋肉です。

ふくらはぎをしっかりと動かすことにより、末端まで届いた血液やリンパ液を心臓まで戻すことができます。これが戻らないと血流が悪くなりむくみなどの原因となります。


また、筋肉は動かさなければ硬くなってしまいます。

この硬直感が緊張となり、足のつりにつながってしまうのです。

継続した緊張状態

寒くなってくると、体を縮こまらせて震えてしまいますよね。体が縮こまると、それがこわばりとなり常に緊張した状態が続いてしまいます。

体が震える=緊張状態=痙攣

という構図を思い浮かべていただくと、緊張が足つりを助長するということも納得がいくことです。


これは体の緊張状態だけではなく、精神的な緊張状態も含まれます。

気持ちが張り詰めていると、体も緊張してきますよね。心とからだは一致することが多く、心が緊張してくるとからだも緊張しやすいものなんです。

パソコン作成や資料を見ている時間が長くなった時に、まぶたの痙攣を経験したことがある方もいると思いますが、これも緊張状態からくるものだと言われています。

水分不足・ミネラル不足

寒い時は温かいものを飲みたくはなりますが、暑い時ほど水分の摂取量は増えません。

体を構成している成分の約60%が水分です。ではその水分はどこに貯水されているかというと、実に75%が筋肉に含まれています!その水分摂取量が減るということは筋肉の潤いがなくなり、結果筋肉が硬くなってしまって痙攣してしまうのです。


しかも温かい飲み物と言えばコーヒーや紅茶が思い浮かびますが、これらには利尿作用があるためせっかく摂った水分だけでなく一緒に大切なミネラルも排出してしまいます。

神経の伝達をよくするカルシウムやエネルギー代謝を促進するマグネシウムが不足すると、筋肉を正しく動かせなくなります。

これも筋肉を痙攣させてしまうスイッチの一つと言えます。

その他

他にも冷えが原因であったり、加齢が原因であったり、病気が原因であったりする場合も考えられます。

自分に当てはめてみて、どんな原因があるかを探してみてください。まずはそこがスタートです。


足をつった時の対処法

足をつった時は、とりあえずダラっと体の力を抜きます。ここで無理にストレッチをしようとすると、逆に痛みが生じてしまう可能性大です。

ある程度落ち着いてからゆっくりとストレッチをするようにしましょう。

ゆっくりとストレッチ

ふくらはぎや足の指をつった時は、その部分を伸ばすようにゆっくりとストレッチをしていきます。

ふくらはぎがつっている場合には、つっている方の足を一歩引いて踵を地面につけるようにして伸ばしていきましょう。足の指がつっている時は、手で伸ばしていきます。

ここで無理に伸ばそうとした結果、他の部位をつってしまっては元も子もありません。


他の部位はあまり緊張しないようにしながら、ゆっくりと伸ばしていくように心がけてください。もし他の部位もつってきてしまったら、一度手を離してダラっとするところから始めていきましょう。

素早く水分とミネラルを摂取

ポカリスエットなどのスポーツドリンがスムーズに補給できる飲み物です。市販のものは少し濃くなっているので、できれば水もしくはぬるま湯で2倍にして飲むことをお勧めします。

濃すぎると体への浸透が遅くなります。また冷たすぎるのも、吸収が遅くなってしまう原因です。

冷蔵庫に入っていないものを摂るようにしてください。


麦茶や爽健美茶などのノンカフェインのお茶もミネラルが入っているので、飲むようにしましょう。甘いものが苦手な人はこちらの方がいいかもしれません。

冬には起こりませんが、夏の緊急時には0S1のように経口補水液を準備しておくと安心ですね。

芍薬甘草湯

どうしてもの時には、漢方に頼るのも一つの手です。医者にかかると必ず勧められますし、スポーツ選手でもこれを愛用している方は多いです。

私も使ったことがありますが、反応は早いです。

それが芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)という漢方。飲んで10分もすればかなり落ち着きます。あまり頼りすぎるのもよくありませんが、万が一のためにも用意しておいて損はありません。

冬に足をつらないために

寒くなると足をつりやすくなる原因と対処法がわかったと思います。生活を思い返してみると、当てはまる節も幾つかあったのではないでしょうか。

・少しでもいいから歩くようにする
・いつもよりもこまめに水分を摂る
・コーヒーや紅茶よりも麦茶やそば茶
・寝る前にストレッチをして緊張をほぐす

など、できる対策はあります。

つってから対処するのではなく、毎日5分だけでいいので意識するようにしてみてください!それだけで生活も楽になってきますよ。

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    投稿者プロフィール

    倉持江弥
    東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。

    初の著書|太鼓打ちのための身体の整え方 〜呼吸・体幹編〜

    初めての著書

    打ち込む力を引き出す!太鼓打ちのための身体の整え方
    〜呼吸・体幹編〜

    を電子書籍にて上梓しました。

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