気休めだけどサポーターをつけていると楽な気がするという本当の理由

膝が痛い時にサポーターをつけているとなんとなく楽に感じますよね。冷やしたくない、安心感など幾つかの理由があると思いますが、なんとなく「楽な感じ」がするからという理由の方が多いと思います。

ところがサポーターをすることで、実際に痛みを和らげている理由がちゃんとあるんです。

神経伝達速度の違い

人間の体には皮膚上に感覚を司る受容器があり、それによって痛い、触った、熱い、寒いなどを感じます。その感覚を伝える神経伝達速度はそれぞれの感覚によって異なります。

1.触覚・圧覚 30〜70m/s
2.鋭い痛み 12〜30m/s
3.鈍い痛み 0.5〜2m/s

が主な違いです。


例えば、お腹が痛い時に自然と手でお腹を押さえますよね。お腹に限らず、腕や頭でも痛みがある時に手で押さえるのは自然に行う行動の一つです。考えてやるわけではありません。

これは手で押さえることで痛みを和らげることができるということを知っているから。

では、なんで手で押さえると痛みが和らぐのかというと、上で説明した神経の伝達速度の差によるものです。痛みの感覚よりも手で押さえた触覚の方が伝達速度が速いため、脳は触覚の認知を先に行うのです。


サポーターにもこういった効果が期待できます。サポーターをしている安心感というのはまさに触覚の問題に他なりません。常に触覚を刺激していることで痛覚を紛らわしていると考えることができます。

また、何かが肌に触れているということで無意識ながらも、その部位に意識が通っている状態を作り出すことができます(ちょっと矛盾しているように感じますが)。

無理にきついサポーターをしなくても、ある程度保護できるサポーターさえあれば違うのかなと感じます。

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