冬こそお鍋!冬のお鍋料理が体にも心にも嬉しい理由
寒さが厳しくなる冬、食卓に欠かせないのがお鍋料理ではないでしょうか。
温かいお鍋を囲む時間は、体を温めるだけでなく、栄養バランスも良く、さらには心までほっこりさせてくれます。今回は、そんな冬のお鍋料理が持つ素晴らしい効果をご紹介します!
冬のお鍋の魅力
冬はついついお鍋を囲みたくなりますよね。
寒い冬を乗り越えるために、人間が自然と身につけた生きるための知恵と言えるかもしれません。
お鍋の魅力その1:体を芯から温める
お鍋の一番の魅力は、体を内側から温めてくれることです。
冬の寒さで冷えた体を温めるためには、部屋を暖かくしたり着るものを厚くするだけでは不十分。温かい食べ物を摂ることで、芯から体を温めてくれます。
特にスープや汁物が中心のお鍋料理は、熱を体に伝えやすいだけでなく、体温を長時間キープしてくれます。
また、具材を煮込むことでスープに栄養が溶け出し、消化吸収がスムーズになるため、冷えた胃腸にも優しいのです。
お鍋の魅力その2:栄養バランスが抜群
お鍋料理は、野菜、肉や魚、豆腐など、さまざまな具材を一度に食べられる点が魅力です。例えば、以下のような栄養素をバランス良く摂取できます。
- ビタミンやミネラル(野菜類)
白菜や水菜、人参、ねぎなど冬が旬の野菜をたっぷり使うことで、ビタミンやミネラルを補給できます。特にビタミンCは免疫力を高め、風邪の予防にも役立ちます。ビタミンCは水溶性と言われ、茹でたり炒めたりするとビタミンCが溶け出してしまいます。お鍋でしたらそのまま汁も飲めるので、ビタミンCを余すことなく摂取することができます。 - タンパク質(肉や魚、豆腐)
鶏肉、豚肉、魚介類はもちろん、豆腐や厚揚げからも良質なタンパク質が摂取可能です。これらは筋肉の維持や免疫力アップに欠かせません。 - 食物繊維(きのこ類、野菜類)
舞茸、しめじ、エノキといったきのこ類を加えれば、腸内環境を整える効果が期待できます。香りが豊かになるので食欲もそそりますね。 - カルシウム(豆腐、ちりめんじゃこ、乳製品)
豆腐や乳製品を取り入れると、カルシウムが補えます。カルシウムは筋肉の働きを助けるだけでなく、冬場に体が攣るのを防ぐ助けになります。
お鍋の魅力その3:水分補給もできる
冬は夏ほど汗をかかないため、つい水分補給を忘れがちです。しかし、暖房で乾燥した部屋に長時間いると、体内の水分は知らない間に失われています。
冷たい水やスポーツドリンクなどは、胃腸を冷やしてしまうため水分は摂取できるものの、体を冷やしてしまうので効果的とは言えません。
お鍋は具材と一緒にたっぷりのスープを飲むことで、自然に水分補給ができるため冬の乾燥対策にも最適です。
お鍋の魅力その4:部屋の保温・保湿効果
お鍋料理をするときに漂う湯気は、部屋の湿度を上げてくれる効果もあります。
冬場の乾燥は、肌荒れや喉の不調を引き起こしやすいですが、お鍋を囲むことで食事をしながら加湿ができ、一石二鳥です。
お鍋の魅力その5:みんなで楽しめる!心もポカポカ
お鍋料理は、家族や友人と一緒に囲むことで、コミュニケーションの場を作り出します。
寒い冬こそ、人との温かいつながりが恋しくなりますよね。お鍋をつつきながら話が弾むひとときは、心をほっこりと温めてくれます。
また、一人暮らしの方でも、お鍋は手軽に作れるため、自分好みの具材を入れて贅沢なお鍋タイムを楽しむのもおすすめです。
おすすめのお鍋メニュー
たくさんのお鍋料理がありますし、各地域ごとにおすすめのお鍋料理もたくさんあります。
その中で我が家でよく食べているお鍋料理をご紹介。
チーズカレー鍋
我が家の一番人気メニューがチーズカレー鍋。カレーは子供が大好きな食事トップ 3に入ると思いますが、カレーをベースにしたお鍋も非常に人気があります。
食欲が落ちやすい冬の寒い時期でも、カレーの香りが食欲をそそり、カレーの汁を吸ったキャベツや豚肉を頬張ると口中に幸せが溢れ出てきます。気づけばご飯をおかわりしてしまうほど。
お鍋にトマトってあんまり入れないと思うのですが、チーズカレー鍋はトマトを入れるとちょっとした酸味がクセになります。トマトおすすめです。
〆はご飯を入れて雑炊にしてもいいですし、うどんを入れてカレーうどんのようにして食べても美味しいです。水分がとんで少し味が濃くなってくるので、豆乳や牛乳をプラスするとまろやかになって食べやすくなります。
最近では、チーズカレー鍋のスープが売っているので簡単に作ることができるのが嬉しいです。こちらのCoCo壱が監修をしているチーズカレー鍋は辛すぎず、子供達もバクバクと食べてくれます。
本当に美味しいですし、作り方も難しくないので、ぜひ皆さんに食べてほしい一品です。
ごま豆乳鍋
こちらも我が家の定番鍋の一つ。ねりごまと豆乳がまろやかに味を包み込み、隠し味のお味噌がコクをプラスしてくれて、ご飯が何杯でもいけちゃうお鍋です。
普段の食生活ではなかなか「ごま」をたくさん食べる機会は少ないかもしれません。「ごま」はタンパク質を多く含んでいるだけでなく、ミネラル分もとても豊富に含んでいます。カルシウム、鉄分、亜鉛などどれも不足すると筋肉が攣りやすくなったり、疲れやすくなったり、免疫機能の低下にもつながりやすいと言われています。
アンチエイジングのために摂ると良いとされる豆乳と一緒にごまを摂ることで免疫系の向上にもつながり、体調を崩しやすい冬の季節でもばっちりと体調をキープしやすくなるでしょう。
もちろん〆はご飯を入れてリゾット風にしてもいいですし、ラーメンにしても美味しいです。ぜひまろやかな味わいを堪能してください。
ごま豆乳鍋用のスープはこちらがおすすめ。野菜を切って、お鍋にぶちこんでいけば簡単で美味しくできます。
我が家では豚肉とともに鶏団子を入れるのですが、それもしっかりスープを吸って美味しくいただけました。
ちゃんこ鍋
「ちゃんこ」とはそもそも相撲部屋のちゃんこ番の力士の方が作る全ての料理のことをさしていたそうですね。その鍋料理全般をさすのがちゃんこ鍋なんだとか。
だから一言にちゃんこ鍋と言ってもさまざまな味があるし、相撲部屋においてもそれぞれの部屋で特徴があるみたいですね。
子供たちに人気なのは塩ちゃんこ。鶏肉から出た出汁とあっさりとした味わいで、食材の味を楽しむことができるお鍋です。鶏団子だけでなく、鶏もも肉やタラのような白身魚を入れても美味しい!
いろんな具材と合うので、冷蔵庫の中にあるものでいろいろと試してみても新たな発見がありかもしれません。
〆はやっぱりラーメン。お腹いっぱいだと思っていても、するする食べられちゃうので困っちゃいますね笑
まとめ
冬は体調管理がどうしても難しくなります。体を温め、栄養バランスが良く、さらには水分補給や乾燥対策もできる万能料理。
これを機に、ぜひいろいろなお鍋に挑戦してみてはいかがでしょうか?心も体も温まるお鍋で、冬を元気に過ごしましょう!
投稿者プロフィール
- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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