口の中の不快感を解消!冬のドライマウスの原因と対策

この記事はプロモーションが含まれています

冬になると、空気が乾燥してきて喉のイガイガやお肌のカサカサが気になってきますね。新潟から出張で東京に来たというお客さまが東京はすごい乾燥して、髪がカピカピになるとびっくりしていました。

この不快な症状は、単なる季節の変化以上の意味を持つことがあります。本記事では、冬季に起こる口腔内の不快感の原因と、効果的な対策について詳しくご説明します。

ドライマウスとは?

ドライマウス(口腔乾燥症)は、唾液の分泌が減少することで起こる口腔内の不快な状態を指します。単に口が乾燥しているだけでなく、ネバネバした粘り気や違和感を伴うこともあります。

冬季にこの症状が悪化する理由はいくつか考えられます。

暖房による室内の乾燥

冬季は暖房器具を使用する機会が増え、室内の湿度が大幅に低下します。ただでさえ外気が乾燥しているのに、さらに室内の空気が乾燥してしまうと、口腔内の水分を奪い唾液の分泌を抑制します。

特に、エアコンやファンヒーターなどの暖房器具は、空気をさらに乾燥させる傾向があります。

水分摂取量の減少

寒い季節は汗をかきにくく、のどの渇きを感じにくいため、無意識のうちに水分摂取量が減少します。寒いからと温かいコーヒーやお茶を飲む機会が多くなると思いますが、カフェインには利尿作用があるので逆に体内の水分が出ていく可能性も否定できません。

また、カフェインには粘膜を刺激して喉を渇きやすくしたり、唾液の分泌をおさえる作用もあるため、寒いからといってコーヒーやお茶を飲み過ぎるのは注意しましょう。

適切な水分補給は唾液の分泌に不可欠であり、摂取量が減ることでドライマウスのリスクが高まります。

呼吸パターンの変化

喉を乾燥から守ったり、インフルエンザにならないように、冬はマスクをして生活する方も増えるのではないでしょうか?

マスクをしていると息苦しくなるため、自然と口呼吸になってしまうことが多く、結果として口腔内の乾燥に繋がりやすくなってしまいます。

口呼吸は口腔内の水分を急速に蒸発させ、ネバネバ感や乾燥感を引き起こす可能性があるため鼻呼吸をするように心がけましょう。

風邪薬や花粉症治療薬の影響

冬季から春先にかけて、風邪薬や花粉症治療薬を服用する機会が増えます。

これらの薬の多くは、唾液の分泌を抑制する副作用があり、口腔内の乾燥を悪化させることがあります。

ドライマウスによる健康への影響

単なる不快感以上に、ドライマウスは次のような健康リスクをもたらす可能性があります。

  • 虫歯のリスク増加
  • 歯周病の発症
  • 口臭の悪化
  • 嚥下困難
  • 味覚の変化
  • 口内炎のリスク上昇
Warning

ただし、口腔内のネバネバは必ずしもドライマウスと直結しているわけではありません。「3週間以上口腔内の不快感が続く」「痛みを伴う乾燥感がある」「口内炎が頻繁に発生する」といった症状がある場合には、歯科や内科といった専門の医院を受診することをおすすめします。

ドライマウス対策として

1. 水分補給の徹底

  • 1日に最低でも1.5〜2リットルの水を飲むよう心がけましょう
  • お茶やコーヒーなどのカフェイン飲料は、利尿作用があるため控えめにします
  • 温かい飲み物は、冬季の水分補給に適しています

2. 室内湿度の管理

  • 加湿器を使用し、室内の湿度を50〜60%に保ちます
  • 就寝時は加湿器を使用すると効果的です
  • 観葉植物を置くことも、自然な加湿方法の一つです

乾燥しない暖房器具としておすすめながデロンギのオイルヒーター。部屋をしっかり暖めてくれるだけでなく、風を出さないので部屋が乾燥しづらいのが特徴です。オイルの蓄熱性もあるため電源OFFにしても30分は暖かさが持続するので、部屋全体を快適な温度に保って生活することが可能です。

3. 生活習慣の改善

  • 鼻呼吸を心がけ、口呼吸を避けます
  • バランスの取れた食事と十分な睡眠を心がけます
  • ストレス管理も唾液分泌に影響します

※マスクと口呼吸のことに関して、こちらの記事で詳しく解説しています。

マスクをずっとつけているから顔がこわばってくる。そんな時はこれ!

この記事はプロモーションが含まれていますこんにちは、めんてなの倉持です。 一昨年からのコロナの影響で、マスクをつけて生活することが当たり前になってきました。 た…

4. オーラルケア

  • フッ素入り歯磨き粉を使用する
  • 専用のマウスウォッシュを利用する
  • 定期的な歯科検診を受ける

ドライマウス対策としておすすめなのがOCH-TUNEのマウスウォッシュ。口の中にスーッと広がって、スッキリとしたひんやり感が残ります。歯磨きの後やお出かけ前にスキッとしたい方におすすめ。

5. 保湿グッズの活用

  • 保湿スプレー
  • 人工唾液
  • リップクリーム

まとめ

冬季のドライマウスは、適切な対策と生活習慣の改善により、大幅に改善することができます。

自分に合った対策を見つけ、快適な口腔内環境を維持しましょう。些細な変化から始めることで、口腔内の不快感を軽減できます。

投稿者プロフィール

倉持江弥
東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。

フォローよろしくお願いします!

初の著書|太鼓打ちのための身体の整え方 〜呼吸・体幹編〜

初めての著書

打ち込む力を引き出す!太鼓打ちのための身体の整え方
〜呼吸・体幹編〜

を電子書籍にて上梓しました。

”太鼓打ちのための”という表現になっていますが、野球やテニスといったオーバーヘッド種目、音楽をされている方など身体を使うすべての方に参考になる内容になっています。

これまで様々なチームで指導をしてきましたが、いいパフォーマンスを発揮するためには呼吸や体幹の動きを整えていくことが最優先なのではないか、という結論にたどり着きました。

いかに呼吸を整えることが大切か、体幹の動きを適切なものにするためにはどんなことが必要か、それらを一冊にまとめたものが本書籍になります。

ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。

その前提としての呼吸の最適化であったり、体幹の動きの最適化をしていくことで、トレーニングの効果もさらに高まってきます。

「腰を痛めることなく動き続けたい」
「呼吸が浅いのをなんとかしたい」
「もっといいパフォーマンスをしたい」

という方におすすめの一冊です。