快適な日常生活を送るためにいい靴を選ぶためのポイントは?

この記事はプロモーションが含まれています

本日11月9日はいい靴の日なんだそうです。

歩く、走るなど日常生活を送る上で「いい靴」を履くのはとても大切なこと。ただ、靴選びってとても難しくないですか?

試し履きしてみたらいい感じだったけど、実際に外で歩いてみるとすぐに疲れてくる

靴の中で足が滑ってしまって歩きづらい

こういった相談を受けることがとても多いです。

実は私自身も足が幅広で、なかなか足に合う靴が見つけられなかったんです

この記事ではいい靴を選ぶときに気をつけることについてまとめています。

靴選びの重要性

足は体を支える土台であり、体の中で唯一地面と接している部分(立っているときに)でもあります。歩く、走るなど日常生活やスポーツをする上で適切な力を地面に伝えてくれます。

その足を包み込んで、支えてくれる靴を選ぶためのポイントはたくさんあります。


靴が合わないと、歩行や姿勢が崩れるだけでなく、膝や腰、肩など他の部位にまで負担がかかり体全体の不調や痛みの原因となりかねません。

逆に靴が足にフィットしていると、足の筋肉や関節が自然に働くようになります。日々の生活が楽になるだけでなく、自分のパフォーマンスを思う存分発揮できるようになるでしょう。

靴選びで注目すべきポイント

靴を選ぶ際には以下のポイントをおさえておくといいでしょう。

  • サイズ
  • 足の形状
  • クッション性
  • 安定性
  • 素材

メーカーごとに靴の形状の特徴もあるので、自分の好みのメーカーが見つかると靴選びも楽になりますね。

サイズとフィット感

まず気をつけることは正しいサイズの靴を選べているか。これが意外と難しかったりします。

「つま先が当たらない」
「幅がきつくない」

といった感じで靴を選んでしまいがちですが、足は一人ひとり形が異なり、長さだけでなく、幅や甲の高さも個人差があります。特に注目するべきなのが「足長」「足囲(足の幅と周囲)」の2点です。

足長:靴に足を入れた時、つま先に5mm〜10mm程度の余裕があるのが理想的。歩く際、指が自由に動けるスペースがあることで、自然な歩行が可能になります。

足囲:幅が合わない靴は足の圧迫や靴擦れの原因となります。足囲に応じて、E〜4Eなどのウィズサイズを確認し、自分の足に合った幅の靴を選びましょう。



国内メーカーの靴は日本人の足に合わせて足幅が広く設計されている傾向があり、海外メーカーの靴はどちらかというと足幅は狭くなっている傾向があります。

※国内メーカーでいえばアシックスやミズノ、海外メーカーでいえばアディダスやナイキが有名ですね。

靴屋さんに行けば足長と足幅を測る器具が置いてあるので、自分で測ってみるといいでしょう。

足の形状

足の形状も人それぞれで、靴の形は足のアーチや指の並び方に適応するものであることが重要です。

例えば、親指が最も長い「エジプト型」、人差し指が長い「ギリシャ型」、すべての指がほぼ同じ長さの「スクエア型」など、足指の形に合わせた形状の靴を選ぶと、指が圧迫されにくく快適に履くことができます。

クッション性と衝撃吸収

長時間歩く方やスポーツをされる方にとっては、靴底のクッション性も大切なポイントになってきます。

靴底が適度なクッション性を持っていると、歩行時や運動時の衝撃が緩和され、足裏から膝、腰への負担を軽減することができます。

ただし、クッションが厚すぎると逆に足裏の感覚が鈍り、姿勢が不安定になるため、足の動きを妨げない程度の硬さを選ぶのが良いでしょう。


※ここに注意!

何年も同じ靴を履いているとクッション性が低下して、徐々に足にかかる負担が増えて疲れやすくなりがちです。靴底のクッション性がなくなってきたり、すり減ってきたら靴の替え時だと思ってください。

安定性とサポート力

靴には足首やかかと部分のサポート力が求められます。

特にヒールカウンター(かかとの内側の補強部分)がしっかりした靴は、かかとの安定感が増し、バランスがとりやすくなります。これにより足首がブレにくくなり、ひねりやぐらつきを防ぐことができます。

足首がぐらつくからとハイカットシューズを選ぶこともあると思いますが、ハイカットシューズに慣れてしまうと逆にバランスを取るための機能が衰えてしまうことも考えられます。


ハイカットシューズとローカットシューズの違いについてはこちらの記事にまとめてあります。

ウォーキングシューズを選ぶならハイカット?ローカット?選び方のポイントを解説

この記事はプロモーションが含まれています先日、母親の靴にインソールを合わせるために、足の形状や靴、歩き方などをチェックしてきました。 普段どんな靴を履いているの…


素材と通気性

靴の素材も快適性に影響を与えます。

足は汗をたくさんかく部位であるため、通気性の高い素材を選ぶことで、靴内の蒸れを防ぐことができます。靴の中が蒸れることで足がずれやすくなったり、靴の形が変形しやすくなってしまいます。

例えば、天然皮革など柔軟性のある素材は、履き込むほどに足に馴染んでいくので足への負担を軽減するという作用も働きます。


※軽くて通気性が心地よいメッシュウォーキングシューズ。柔らかさによってためた接地時のエネルギーをロスを少なく反発させるミズノ独自の新素材です!



いい靴を選ぶために

実際にどんな手順で靴を選べばいいでしょうか。

今は便利になってきたので簡単にネットでポチッと買うことができますが、足で悩んでいる方はできるだけ店舗に行って試し履きをするようにしましょう。

足のサイズを測る

靴を買う際、まず自分の足のサイズを正確に把握することが大切です。

特に成人でも年齢とともに足の形状が変化することがあるため、定期的に足の長さと幅を測る習慣を持つと良いでしょう。

最近では、靴店で足のサイズを無料で測定してくれるところも多いので、積極的に利用するのもおすすめです。

実際に履いて確認する

靴の試し履きは必ず行いましょう。履く際には、靴紐をしっかり締め、実際に歩く動作を繰り返してフィット感を確認します。

この時に両足で行うようにしてください。人間の足は少なからず両足でサイズが変わってきます。もし、左右でフィット感が変わる時には大きい方に合わせておくとストレスを感じにくくなります。

できれば靴下も普段履いている靴下を履くように。靴下の厚みが少し変わるだけでも履き心地は変わってきます。

インソールの活用も検討する

インソールは、靴のフィット感を向上させ、足のアーチをサポートするために役立ちます。

市販のインソールでも効果はありますが、自分の足に合ったカスタムインソールを用いると、足の機能をより効果的に引き出すことができます。

特にアーチの高さに個人差があるため、専門家によるインソールの調整が理想的です。


インソール選びに迷ったらこちらの記事を参考にしてください!

ジュニア期のインソールはどうやって選べばいい?ジュニア期の足をサポートするためのポイントを紹介します

この記事はプロモーションが含まれています我が子が真剣にスポーツに取り組んでいる姿を見たら、ケガなく最高のパフォーマンスをしてほしい。誰でもそう思いますよね。 子…


まとめ

靴選びは、足の健康や体全体のコンディションに大きく影響します。

自分の足に合ったサイズや靴型を選び、クッション性や安定性、通気性などの要素を考慮することで、日常生活やスポーツがより快適でパフォーマンスも向上するでしょう。


また、定期的に自分の足のサイズを確認し、必要に応じてインソールを活用することで、足の健康をしっかりと守ることができます。

それでも足の不調がどうにも変わらないというときには、一度めんてなまでご相談ください。土台となる足を整えて快適な毎日を送れるようにサポートします。

投稿者プロフィール

倉持江弥
東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。

フォローよろしくお願いします!

初の著書|太鼓打ちのための身体の整え方 〜呼吸・体幹編〜

初めての著書

打ち込む力を引き出す!太鼓打ちのための身体の整え方
〜呼吸・体幹編〜

を電子書籍にて上梓しました。

”太鼓打ちのための”という表現になっていますが、野球やテニスといったオーバーヘッド種目、音楽をされている方など身体を使うすべての方に参考になる内容になっています。

これまで様々なチームで指導をしてきましたが、いいパフォーマンスを発揮するためには呼吸や体幹の動きを整えていくことが最優先なのではないか、という結論にたどり着きました。

いかに呼吸を整えることが大切か、体幹の動きを適切なものにするためにはどんなことが必要か、それらを一冊にまとめたものが本書籍になります。

ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。

その前提としての呼吸の最適化であったり、体幹の動きの最適化をしていくことで、トレーニングの効果もさらに高まってきます。

「腰を痛めることなく動き続けたい」
「呼吸が浅いのをなんとかしたい」
「もっといいパフォーマンスをしたい」

という方におすすめの一冊です。