腰痛でイスに座るのがキツくてもタオルがあれば大丈夫【正しい姿勢】

この記事はプロモーションが含まれています

こんにちは、東京都府中市のスポーツ整体院めんてなの倉持です。

このところ腰の痛みやだるさを訴える方が増えてきました。

寒暖差があると体が変化に順応できずに腰痛になりやすいですし、掃除をしていて重い物を運んだり中腰姿勢が長くなると腰を痛めやすいですよね。せっかくの休みだからと、急に運動して腰を痛める方もいらっしゃいます。

腰の痛みがある時は座っているのもシンドくなってしまいます。

それでもどうしても座って作業をしないといけない時もありますので、そんな時のために正しい座り方を再確認しておきましょう。

タオル一枚あると非常に便利。今回はそんなお話しです。

正しいイスの座り方

何気なくイスに座っていると、背中も丸まり、背もたれによっかかるような姿勢になってしまいがちです。

まずは正しい座り方を覚えておくだけでも、腰にかかる負担を減らすことができます。

骨盤を立てる

まず大切なポイントは骨盤をしっかり立てて座ること。

骨盤を立てて座ることで、背骨の弯曲を正しい位置に保つことができるので腰や背中にかかる負担を最小限に抑えることができます。

[st-cmemo fontawesome=”fa-file-text-o” iconcolor=”#919191″ bgcolor=”#fafafa” color=”#000000″ iconsize=”100″]背骨には横から見た時にS字の生理的な弯曲があって、この弯曲のおかげで体にかかる重力の負荷を分散しています。これが真っ直ぐになってしまったり、過度になってしまうと体へのストレスが大きくなってしまいます。[/st-cmemo]

骨盤を立てて座るためには、体の中でも以下のことを意識しておく必要があります。

  • 丹田と呼ばれる下腹部を引き込む
  • アゴを引く
  • 机に寄りかからない

腰周りが固かったりするとどうしても骨盤を立てにくくなり、逆に無理に骨盤を立てようとすることで腰が痛くなることもあるので定期的にストレッチをするということは覚えておきましょう。

自分の体にあったイスを選ぶ

次におさえておくべきポイントは、イスを自分用に調整しておくこと。

背もたれがないイスを使う場合であれば、膝の角度が90°かそれ以上の高さになるように調整して、浅めに座ることで骨盤が立ちやすくなります。イメージはこんな感じですよね。

股関節が深く曲がりすぎないようにすることで、自然と骨盤が立ちやすくなります。

背もたれがあるイスを使う場合には、お尻を深くすべりこませて背もたれにしっかりと背中をつけた姿勢が望ましいです。そのためには、座面が小さめでお尻部分が少し沈んでいるものの方が腰にかかる負担を減らすことができます。

車のシートに近い感じですが、ベンツやBMWのようなドイツ製の車は人間工学に基づいてシートが作られているそうで、腰にかかる負担はかなり少ないと言われています。

タオル一枚で自然に正しい姿勢に

ここからが本題なのですが、正しい姿勢がわかったところで実際に正しい姿勢で座っていられるかどうかというのは、また別問題でもあります。

単純に体が固くて腰を伸ばすことができなかったり、イスの高さが調節できなかったり、どうしても前かがみになってしまったり。

そんな時に準備してほしいのが一枚のタオル

これがあるだけで自然と骨盤を立てることができるようになり、とても座りやすくなることを実感できます。

やり方は簡単で、まずフェイスタオルを縦に四つ折りにして、さらに横に四つ折りにします。

これをイスの上に置いて、座るだけ。

お尻の坐骨部分をタオルの上に乗せると自然と骨盤が立つ感覚がつかめるのではないでしょうか。

左の写真がタオルあり、右の写真がタオルなし。

なんとなく左側の方が骨盤が立って、背筋の伸びている感じがしますよね。タオル一つでここまで変わります。

[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ iconsize=”100″]もちろん、いくら正しい姿勢で座っていても長時間の座り姿勢は体が固まって腰痛や肩こりの原因になってしまうので、合間に休憩を入れて歩いたりストレッチをするように心がけてください。[/st-cmemo]

腰が重いから正しく座ろうと思っても辛いなー、と思っている時でもこの座り方でしたら楽ができると思います。

終わりに

どうしてもまとまった休みができると、大掃除で重い荷物などを運んだりしますよね。

知らず知らずのうちに腰にストレスが溜まってくると、普段何気なく座っている姿勢も辛さを感じてしまいます。

タオルなどを有効活用できれば、楽に座る姿勢を身に付けることができ、読書やパソコン作業でも集中することができるようになりますよ。

また、もともと姿勢が悪くてイスに座っていると背中が丸まってしまう方にもタオルを使うのはオススメです。

腰の痛みに関するお問い合わせは

このような方はお気軽にご相談ください

  • 慢性的な腰の痛みで寝るのが辛い
  • 重いものを運んだらグキッとなってしまった
  • いつ腰に痛みが出るか不安がある

専門のトレーナーがマンツーマンで指導しますので、上記のようなお悩みがある方はお気軽にご相談ください。ご自宅でできる簡単なストレッチやトレーニングの指導なども行いますので安心して取り組むことができます。

お問い合わせ・ご予約はこちら

お問い合わせや施術のご予約はこちらのフォームより承ります。

ご予約を希望される方は、ご希望の日時や連絡先を下記フォームに記入して送信をお願い致します。後ほどスタッフから折り返しのメールをお送りししますので、日時の確認を終えた段階でご予約が成立となります。

メールフィルターをお使いの方は、事前に下記ドメインを受信可能にして下さい。@mentena.com

当日の施術をご希望の方は、042-306-6147 までお願いします。「ホームページを見て…」とお気軽にお電話ください。

    お問い合わせご予約取材・イベント依頼その他のご連絡

    フォローよろしくお願いします!

    投稿者プロフィール

    倉持江弥
    東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。

    初の著書|太鼓打ちのための身体の整え方 〜呼吸・体幹編〜

    初めての著書

    打ち込む力を引き出す!太鼓打ちのための身体の整え方
    〜呼吸・体幹編〜

    を電子書籍にて上梓しました。

    ”太鼓打ちのための”という表現になっていますが、野球やテニスといったオーバーヘッド種目、音楽をされている方など身体を使うすべての方に参考になる内容になっています。

    これまで様々なチームで指導をしてきましたが、いいパフォーマンスを発揮するためには呼吸や体幹の動きを整えていくことが最優先なのではないか、という結論にたどり着きました。

    いかに呼吸を整えることが大切か、体幹の動きを適切なものにするためにはどんなことが必要か、それらを一冊にまとめたものが本書籍になります。

    ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。

    その前提としての呼吸の最適化であったり、体幹の動きの最適化をしていくことで、トレーニングの効果もさらに高まってきます。

    「腰を痛めることなく動き続けたい」
    「呼吸が浅いのをなんとかしたい」
    「もっといいパフォーマンスをしたい」

    という方におすすめの一冊です。