頭を上に向けるときに首のつけ根につまりを感じる時の対処法
こんにちは、めんてなの倉持です。
昨日はヨガをされている方を対象に、後屈のバイオメカニクスという講義を行いました。
後屈。
身体を後ろに反らせるポーズのことで、一言に後屈といってもさまざまなポーズが存在しますよね。
ブリッジ(上向きの弓のポーズ)、ラクダのポーズ、弓のポーズ、コブラのポーズ、バッタのポーズ、上向の犬のポーズなどなど。
後屈のポーズでよくあるトラブルというと、
- 首のつけ根がつまる
- 腕にしびれのような感じが出てくる
- 胸椎が伸展しない
- 腰が入ってしまい痛い
といったところが考えられます。
この中でも首に関していうと、動き方を少し意識して変えるだけで痛みが抜けることもよくあります。
では、試してみましょう。その場で頭を上に向けてみてください。体幹部はできるだけまっすぐのまま、首だけ動かして上を向いてくださいね。
この動きをするときにどこから動き出しましたか??
無意識で動いていると思うので、もう一度自分の動き方を確認しながら上を向いてみましょう。さて、いかがでしょうか?
動き方は人によってさまざまですが、大きく分けると、首の上側から動き出す人と首の下側から動き出す人に分かれます。
ここで気をつけていただきたいことは、首の上側から動き出し始めると首の前側に力が入って緊張しやすくなったり、首の後ろがつまりやすくなることです。
原理としては、首の上側から動き始めると身体の構造的に、首の前側に力が入りやすくなってしまいます。
また、骨に近い位置にあるインナーマッスルよりも、大きな力や動きを発揮するアウターマッスルが働きやすくなるので、首に余計な力が入ってしまうのです。
今回、無意識で首の上側から動き出していた方は、首の下側からゆっくりと反らせて上を向くようにしてみてください。
首の動きやつまりはいかがですか?
結構動き方は変わってきたんじゃないでしょうか。最初は不安があるかもしれません。
ですが、慣れてくると根本から動かす感覚がわかってきますので、どこから動き出すかを意識して動くようにしてみましょう。
投稿者プロフィール
- 東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。
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ただストレッチやマッサージ、筋トレをしているだけでは身体を変えることはできません。
その前提としての呼吸の最適化であったり、体幹の動きの最適化をしていくことで、トレーニングの効果もさらに高まってきます。
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