歩きすぎると足が痛くなる。これって歩き方が悪いから?!

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こんにちは、めんてなの倉持です。

3月も半分を過ぎて、だいぶ暖かくなってきましたね。花粉さえなければ外に出てゆっくりお散歩でもしたくなってきます。花粉さえなければ。。。

さて、先日こんな質問をいただきました。

この前、気持ちがいいからたくさん歩いたら足が痛くなってしまった。これって歩き方が悪いからなの?

確かに、歩いていたらだんだん足の指や足の裏が痛くなってくるというお話しはよくありますし、その場では平気でも翌日になって急に足が痛くなったということもあります。

もちろん歩き方の問題もありますし、そうでないことが原因であることも考えられます。




歩き方が原因で足が痛くなると考えられるとき

足が痛くなるということは体に何かしらの負担がかかっているということで、まずは歩き方の問題を考えていきます。

大きく分けて、

①踵から地面につけているか
②ガニ股や内股になっていないか
③指先が使えているか

といったポイントが挙げられます。



踵から地面につけているか

歩くときの基本は、踵から地面について足の裏を通ってつま先で地面を蹴って進みます。おそらくこれを読んでいるほとんどの方は「当たり前じゃん」と思っているかもしれません。

ですが、

意外と踵からちゃんと地面につけないで歩いている方は多いんです。


例えば、腰痛や膝痛があると踵から地面につけなくなり、おそるおそる歩くクセがつきやすいです。ちょっとすり足気味になってしまうというか。

他にも、内股で歩いていると踵が地面につかずに足の裏全体で地面に着地するという特徴もあります。

一度、その場で内股歩きを真似してみてください。踵から地面につくの難しくないですか?


踵を地面につけるという動きは、地面からの衝撃を吸収して動きをコントロールする役割があります。効率的に前に進むためにも、まずは効率的に動きを止めることが必要になってきます。

何らかの理由で踵を地面につけなくなると、動きをコントロールすることが難しくなるため体に余計な力が入って、足首やふくらはぎ、股関節に負担がかかって痛みが出てくるかもしれません。

内股やガニ股になっていないか

進行方向に向かってつま先と膝がまっすぐ動いていることが、関節の動きのベースとなっていて効率的に歩きやすくなります。


内股歩きの場合ですと、足全体を内向きに回しながら歩いて、足裏の小指側の部分が最後に地面から離れます。

ふくらはぎでグッと地面を蹴って歩けないのでどうやって進んでいくかというと、股関節や骨盤を大きく回して歩くようになります。

その結果として、膝や腰に負担がかかってくるパターンが多いです。


逆にガニ股歩きの場合は踵の外側で地面に着地して、そのまま土踏まずで地面を蹴って歩くようなイメージです。

膝にねじれのストレスがかかりやすく膝に痛みが生じることが多いように感じます。

指先が使えているか

ここでいう指先が使えているか、というのはちゃんと最後まで指先が地面についているか、ということです。

指先がぎゅっと閉じて固まってしまったり、指が反ったままになったり、丸まったまま動かなかったり。指先が自由に動かないことで、足裏がかたくなって地面からの衝撃を吸収できなくなります。

ちゃんと指を使った歩き方ができているか、ということもポイントですが結局はちゃんと足指が動きますか?ということになりますよね。


歩き方に関してはこちらの記事も参考になるので、気になる方はこちらをお読みください。

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歩き方以外の問題点

ここまで歩き方についてまとめてみましたが、結局は歩き方以前の体の問題にいきつくことがほとんどです。

①股関節はちゃんと動いているか
②足首はちゃんと曲がるか
③足指はグーチョキパーがちゃんとできるか
④体幹まわりは動いているか

このあたりをすっ飛ばして歩き方を頑張っても、なかなか理想としている歩き方には近づきません。


いい歩き方をするためには、可動域や筋力を整えて、その上で歩き方の練習をしていくことをオススメしています。

これは歩き方にかぎったことではなく、走り方、ボールの投げ方、ゴルフやテニスのスイングなど全てのことに通じることでしょう。


股関節の動きがかたければ、膝や腰に負担がかかってしまいますし、足首がかたければ足指や膝に負担がかかりやすいです。

体はできないところを使わずに、他の部分で代償しながら生きていきます。

その代償の結果、他の部分にストレスを感じてしまうので、まずは余計な代償を生まないような可動域や筋力を獲得していくようにしていきましょう。

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投稿者プロフィール

倉持江弥
東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。

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