梅雨のだるさ・むくみ・めまいを解消!快適に過ごすためのセルフケア完全ガイド

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梅雨の季節は湿度が高く、気圧も不安定な日が続きます。このような環境は、私たちの体にさまざまな不調を引き起こしがちです。特に多いのが、「体が重だるい」「めまいがする」「足がむくむ」「頭がボーッとする」「よくわからないけどイライラする」など、原因がよくわからないけど起こる不調。

この時期、来店されるお客さまからも「なんとなく調子が悪い」「だるさや眠気が抜けない」という相談を受けることが多いです。

こうした梅雨特有の不調を「気のせい」で終わらせず、正しくケアして快適に過ごす方法をストレッチや生活習慣の工夫とあわせてご紹介します。

なぜ梅雨に不調が起きるの?

梅雨時の体調不良の原因は主に以下の3つです。

  1. 気圧の低下による自律神経の乱れ
  2. 湿度による体内の水分代謝の低下
  3. 日照時間の減少による気分の落ち込み

一つ一つ解説をしていきます。

気圧の低下による自律神経の乱れ

梅雨の時期は梅雨前線の影響により、気圧が下がりやすくなります。気圧が下がると交感神経が優位になって、体が緊張状態になりがち。血管が収縮して血流が悪くなってしまうので、頭痛やだるさ、めまいを感じやすくなります。

頭痛やだるさだけではなく、古傷の関節の痛みや腰痛なども感じやすくなります。私自身もこの時期は、過去のケガがうずいてしまって辛い。。。実はこれも低気圧の影響なんです。

外気の気圧が低下すると、相対的に体内(関節など)の圧力は高くなり膨張したようになります。そのため関節や神経を圧迫して痛みを引き起こしやすいと言われています。

湿度による水分代謝の低下

体は半分以上が水分(約60%)でできています。一般的に40〜60%くらいの湿度であれば、程よく体内からも水分が排出されて快適に過ごせると言われています。

梅雨の時期は湿度が80%を超える日が多いため、うまく体内の水分を蒸発することができずに余分な水分が体内に溜まりやすくなってしまいます。これがむくみや冷え、重だるさの原因です。

日照時間の減少による気分の落ち込み

梅雨の時期はドンヨリとした日が続き、なかなか晴れ間を見ることがありません。太陽の光を浴びることでセロトニンは精神を安定させる働きがあり、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。

日照時間が減少するとセロトニンの分泌も少なくなるため、精神的にもストレスを感じやすくなるようです。

冬は夏に比べると日照時間は短いです。その影響により冬の時期はうつのような症状を訴える人が増える傾向にあり、気分の落ち込みや過眠、過食、意欲の低下などが起きやすいので注意しましょう。

快適に過ごすための5つの対策

体調を崩しやすく、気分が落ち込みやすい梅雨の時期にできる5つの対策を紹介します。

部屋の湿度・温度を調整する

熱中症対策としてクーラーを使うことが推奨されていますが、それと同じように梅雨の時期もうまくクーラーを使えると体調を崩しにくくなります。

大事なのは湿度のコントロール。

湿度が70%を超えると体内の水分を排出しにくくなるだけでなく、部屋にもカビが発生しやすくなります。アレルギー体質の方や気管支にトラブルを抱えている方は、健康に悪影響が出やすくなるので快適な湿度を保つようにしてください。

湿度は50〜60%を目安にして、エアコンや除湿機を活用するようにしましょう。空気清浄機を使ってカビやウイルス対策をすることもお勧めです。

※最近の除湿機はコンパクトになったにもかかわらず、とてもパワフルに動いてくれます。こちらの除湿機は1日に1.2ℓの除湿を可能にして、さらに空気清浄機も付いている優れものです。

食事で「余分な水分」を出す

体内にたまりやすい湿気は、食事でコントロールすることも可能です。むくみ対策には以下の食材がおすすめ。

  • 小豆・黒豆(利尿作用)
  • キュウリ・冬瓜(体を冷やして水分排出)
  • 生姜・ネギ(巡りを良くする)
  • 発酵食品(腸内環境を整える)

冷たい飲み物や甘いジュースは控えて、常温の水や白湯をこまめに飲むことで代謝も安定します。

※体内の水分バランスを整えるにはミネラルやビタミンを補給するサプリメントを活用することもアリです。特にマグネシウムは体内の水分バランスを調整する上で重要になってくるのでしっかり補給しておきましょう。

睡眠の質を高める

低気圧によって自律神経が乱れやすくなる時期は、生活のリズムを整えることを意識するだけでも気分が楽になります。しっかりと睡眠をとることはいいリズムを生み出すために不可欠。

  • ぬるめのお風呂の浸かってリラックスする
  • 寝る1時間前はスマホやテレビを見ない
  • アロマなどリラックスできる香りを活用する
  • 枕を自分の頭の高さに合ったものにする

といったことを気を付けるだけで、寝つきが良くなり翌朝の目覚めが変わります。

※リラックスしてお風呂に浸かるために、欠かせないのが入浴剤。おすすめはこちらの中性重炭酸入浴剤。炭酸ガスがお湯に溶け込むことで発生する重炭酸イオンの性質により、温浴効果が高まります。肌触りのいい柔らかいお湯になってお肌もしっとり!

体をほぐすストレッチ

梅雨は外出が億劫になり、運動不足になりがち。体を動かさないと、血流やリンパの流れが滞って、さらに不調が悪化します。ストレッチや軽いヨガ、ウォーキングなど、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけましょう。

特にふくらはぎや太ももの裏の筋肉を動かすことで、むくみや冷えの改善が期待できます。また、普段の生活ではあまり体をひねったりする動作も行わないので、しっかりと腰をひねっておきましょう。

※一人ではなかなかふくらはぎを伸ばしている感覚が出づらい、という方はストレッチボードを使ってみてはいかがでしょうか。角度をつけることで、自然にストレッチができます。ながら運動に最適。

まとめ

  • 梅雨の不調は「湿度」「気圧」「日照」の影響が大きい
  • 室内環境、食事、睡眠、ストレッチが対策の基本
  • 特に「ふくらはぎ」や「骨盤まわり」のケアが効果的
  • 自分のペースで「心地よい習慣」を増やすことが、快適な梅雨の鍵

じめじめした日が続いても、体と心のセルフケアで健やかに乗り切っていきましょう!

投稿者プロフィール

倉持江弥
東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。

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