スポーツをしている・していないに関わらず股関節のつまりやひっかかる痛みに悩まされている方はとても多いです。例えば、現在は膝や腰に痛みが出ていても元々は股関節の調子が悪かったという話しもよく聞きます。

この痛みや違和感をそのまま放置しておくと、のちのち変形性股関節症になりかねませんので正しい対処法を知っておきましょう。

なぜ股関節がつまるのか?

股関節

股関節は球関節と言ってとても可動域の大きい関節です。写真のように骨盤のソケット部分に、大腿骨(太ももの骨)の突出した先端部分がはまるようにしておさまっています。

このはまっている部分がいくつかの強力な靭帯によって骨盤とつながれているのですが日常のクセ怪我の影響などにより少しずつねじれてくることが原因として考えられます。


また、大腿骨の突出部の角度が浅かったり、内側に傾いているような生まれつきの変形があるということも稀ではありません。

その結果、ソケット部と大腿骨の先端部分がはまっている部分で、筋肉などの組織を挟み込んでしまって痛みを生じてしまうのです。


9a7bbd276716438d50ff22336055d828_s他にも、お尻や腸腰筋が硬くなることで骨盤周りの筋バランスが崩れて大腿骨の前方にずれやすくなってしまうことも原因としては考えられます。

特に野球やテニスなどのように低い姿勢で動く競技や、サッカーやラグビーのように、素早い左右の切り返し動作が多い競技で頻繁に起こります。

股関節のつまりを改善するには

特に骨盤周りの筋バランスを正常に戻していくことが重要になります。痛みがあるからと無理やりストレッチを繰り返していくと、逆に痛みが強くなっていくこともありますので要注意です。

重要な筋肉はお尻の横にある中殿筋と股関節の前面にある腸腰筋の活性化。

筋肉を強くするというよりは股関節で挟み込みが起きないように、関節の中でうまく滑り込んでいくように誘導してくれるのがこの二つの筋肉です。


逆に使いすぎないようにしなければいけないのが、太ももの外側にある大腿筋膜張筋という細く長い筋肉。運動をしていて、太ももの外側が張りやすいといった場合には要注意です。

大腿筋膜張筋(太ももの外側)の使いすぎが腸腰筋や中臀筋の機能を阻害していることがほとんどなので、大腿筋膜張筋の抑制と中臀筋・腸腰筋の活性化が課題です。

めんてなでできること

一言に股関節の付け根が痛いと言っても、前方部なのか、腰骨の先端部なのか、お尻の方なのか、痛みの場所によって原因は様々です。

痛みのあるところが原因ではないことが多いため、痛みの評価は丁寧に行う必要があります。似たような痛みでも、前方に癒着が起きているのか、後方に癒着が起きているのかによってアプローチが異なります。

癒着が起きている部位を丁寧にはがしてから、正しい関節運動へ誘導します。

無理にストレッチをしていくのではなく、関節の中で骨が動いていることを確認しながら行うので安心してください。


動きを感じ始めたら正しい筋肉の使い方を習得するトレーニングへ。

中殿筋や腸腰筋を使うときには他の筋肉の代償動作が起きやすいのでしっかりと目的の筋肉が使えるように、その都度動きを確認をしながら正しい関節運動を習得していきましょう。

股関節の痛みの改善に関するお問い合わせは

「体を動かしていきたいけど一人でやっていくのは不安」
「何をしていいかわからない」

という時はお気軽にご相談ください。専門のトレーナーがあなたの体にあった施術とトレーニングをマンツーマンで行います。

ご自宅でできる簡単なストレッチや食事の指導なども行いますので安心して取り組むことができます。

お問い合わせ・ご予約はこちら

お問い合わせや施術のご予約はこちらのフォームより承ります。

ご予約を希望される方は、ご希望の日時や連絡先を下記フォームに記入して送信をお願い致します。後ほどスタッフから折り返しのメールをお送りししますので、日時の確認を終えた段階でご予約が成立となります。

メールフィルターをお使いの方は、事前に下記ドメインを受信可能にして下さい。
@mentena.com

当日の施術をご希望の方は、
042-306-6147 までお願いします。

「ホームページを見て…」とお気軽にお電話ください。

    お問い合わせご予約取材・イベント依頼その他のご連絡

    オンラインセッションをご希望の方はこちら

    めんてなではオンラインでのセッションも承っております。

    *府中まで行くことができない
    *仕事が忙しくて休みが取れない
    *海外にいる
    *一人だとなかなか続かない

    といった方、まずはお気軽にオンラインから始めてみてください。