家に眠っている健康グッズの再活用にむけて【フォームローラー編】

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健康グッズの販売が盛んな昨今、気になった健康グッズがあるとついつい買ってしまったということありますよね。何回か使ったはいいけどだんだん使わなくなり物置の中へ。

また、気になるグッズを買っては試してみてなんとなくやらなくなる。。

家の物置には使わなくなってしまった健康グッズが並べて置いてあるなんてことも聞いたことがあります。確かに健康グッズはあると便利ですけど、あるという安心感からか徐々にやらなくなってしまいます。


例えばフォームローラー。LPN社が発売しているストレッチポールという名称の方がわかりやすいですね。長さもあり寝転がって行うので、使用する際には広めの場所が必要になります。

また、最近ではTRIGGERPOINTさんから発売されているGRIDフォームローラーが筋膜リリース用の商品として広く知られるようになっています。ストレッチポールと比較すると、筒状になっていて長さも短いため持ち運びが便利ということで話題です。

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他にもバランスボールやツイスターなど数え始めたらキリがありません。

今回はフォームローラーの使い方をおさらいするので、物置から引っ張り出して再度有効活用していただければと思います。

フォームローラーの目的

フォームローラーは円柱状のポールの上で寝転がることで、背骨周辺の筋肉を緩めて体の歪みを整える効果が期待できます。終わった後の地面に包み込まれるような感覚がたまりません。


特に意識するポイントは肋骨を大きく広げること。デスクワークが増えたり、元々猫背だと背骨が丸まり胸が窮屈になります。これが肩こりや首こりの原因になることはお分かりだと思います。これをストレッチだけで改善しようというのも意外と難しいですよね。

猫背から派生して反り腰になってしまったり腰周りが丸くなると腰痛の原因にもなります。

また、肋骨にも本来動きがあるのですが、猫背になり肋骨の動きが制限されると体幹部が硬くなり呼吸が浅くなります。これも腰痛を引き起こす原因とも言われ、実際に腰痛の方の呼吸を見ていると深く吸い込めていない人が多いことがわかります。


フォームローラーの上で寝転がるとポールの上に背骨がくるので、自然に肋骨が開き肩甲骨が落ちてきます。このまま大きな呼吸を繰り返したり肩甲骨を動かす練習をすることで、背中の筋肉が緩みやすくなります。

普段は負担になっている重力を、逆に利用してストレッチを行っているような感じです。

肋骨が広がるので体幹部も自然にストレッチされて動きが柔らかくなり、股関節を動かして骨盤周辺も柔らかくなっていきます。今まで腰の裏側が床につかなかった方も、腰と床の隙間がなくなりフラットになっていることを感じると思います。

フォームローラーの使い方

単純に寝っ転がっているだけでも胸が伸びるのでとても気持ちいいのですが、せっかく使うのですから基本的な動きは覚えておきたいですね。今回はめんてなで行っている基本的な動きを幾つか紹介します。


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まずはポールの上に寝っ転がって大きく深呼吸をします。ポールの上に寝っ転がるには、まずできるだけ端っこに座りましょう。そこから地面に手を置いてバランスを崩さないようにしながら徐々に仰向けになります。

深呼吸をしながら肩や背中がリラックスできているか、胸からお腹にかけてが大きく動いているか、ポールと背中のあたり方が均等かどうかを確認しておきます。


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次にその姿勢のまま左右にゆらゆらと揺れます。左右に揺れながら背骨の横にある筋肉がポールに当たっていることを確認します。腕に力が入って体を制御しなければいけないほど大きく動かす必要はありません。あくまでリラックスできる範囲で動かしていきましょう。


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手の円運動を行います。手のひらを下に向けて、手で地面をさするようにして円を描いていきます。最初は小さく、徐々に大きく動かしていきましょう。慣れてきたら反対回しも行います。


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肩甲骨の引き上げ運動。腕を天井に向けて伸ばしたら、肩甲骨を引き出すようにして腕を天井に向けてさらに伸ばします。ここから腕は曲がらないようにして、ストンと肩甲骨を落とします。肩甲骨の動きを実感しやすくなります。


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腕を横に大きく開いて胸をストレッチします。肩の前側に痛みがある方はさらに痛みが強くなる可能性があるので、無理をしないようにしてください。


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足のワイパー運動。足を伸ばし、つま先を内側にねじりこむようにして股関節を動かします。足先だけにならず、股関節が動かすように意識します。ここで3秒ほど静止したら、だらっと力を抜いて元の位置に戻りましょう。股関節が緩んでくる感覚がわかります。


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最後は対角線に伸ばしていきます。右手と左足を伸ばして、さらに両方から引っ張られるような感じで伸ばしていきます。伸ばすと言うよりも、引っ張られるという感じの方が伸び感が強いように感じます。力まないように注意です。


いかがでしたでしょうか。ご自宅で眠っているだけのストレッチポールも再活用すれば、これだけのことができます。おそらく買った直後はみなさんやっていたものの、調子が良くなると徐々にやらなくなってきますよね。

で、情報番組でいろんな知識を蓄えてまた新たなことに取り組む。

それも大事ですが、今あるものを見直してもう一度取り組んでみるのもいいですよ。ストレッチポールは体のコンディションを整えるのに非常に優れた道具です。私たちもご自宅でのホームエクササイズの一つとして、ストレッチポールを勧めることが多いです。

ぜひご活用ください!

フォローよろしくお願いします!

投稿者プロフィール

倉持江弥
東京都府中市のコンディショニングサロンめんてな代表の倉持です。体のゆがみを整えて、楽に動ける体作りをサポートします。

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